B_Otaku のクルマ日記


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2021/4/29 (Thu)  Toyota Cpod

地球温暖化詐欺に乗って、自動車は早急に電気自動車(EV)にするという方針を各国が表明している中で、今や世界最大の自動車メーカーとなったトヨタは、ハイブリッド車(HV)ではダントツ世界一だが、EV については大きく遅れているとの見方をするマスコミなど売国グループは、中共の電気自動車をひたすらヨイショしている。中でも中共のテスラとも言われる NIO 以上に、マイクロ EV である、五菱宏光 MINI EV を褒めたたえている。
⇒ 
2021/3/17日記 五菱宏光 MINI EV と iMiVE

そんな現状でトヨタとしては満を持して近日中に量産 EV として SUV タイプで EV 専用プラットフォームを持つ bZ4X を 今年の中旬頃に世界一斉発売されるのでは、と言われている。
⇒ 2021/3/27日記 Toyota bZ4X Concept (2021)

そんな状況で、五菱宏光 MINI EV とコンセプトが近いマイクロ EV であるトヨタ Cpod が、実は既に一部に向けて販売されていた。先ずは Cpod のエクステリア写真を見ると‥‥。

五菱宏光 MINI EV は日本の軽自動車を少し短くしたようなスタイルで4人乗りだったが、Cpod は更に短い二人乗りとなっている。

Cpod のサイズは全長 2,490 x 全幅 1,280 x 全高 1,550㎜ 、ホイールベース 1,780㎜  で、これは MINI EV の全長 2,917 x 全幅 1,493 x 全高 1,621㎜ 、ホイールベース 1,940㎜ よりも一回り以上小さい。また、スズキ ツイン の 全長 2,735 x 全幅 1,475 x 全高 1,450㎜ 、ホイールベース 1,800㎜  に比べてもホイールベースは同等だが、全長・全幅ともに小さい。

ダッシュボードやメーター類は極めてシンプルだが、一応クルマらしい装備は有りそうだ。

短い全長から、2シーターにも拘わらずリアラゲッジスペースはミニマムとなっている。

Cpod のモーター出力は12.5㎰ で車両重量は690㎏ というから、P/W レシオとしては 55.2㎏/㎰ という、数値としてみると悲劇的な値となる。最高速度は 60㎞/h という事で、これでは本当に街中専用であり、2車線以上の国道バイパスでは危なくて走れないし、他車の迷惑となるだろう。

現在は限定販売で一般ディーラーでは販売していない。そして価格は、165~172万円であり、補助金の 22万円を差し引いてもとてもじゃ無いが売れないだろう。

現在の軽自動車が極めて売れ行き好調なのは、80㎞/h程度のクルージングなら余裕でこなす性能だからこそであり、これなら流れの速いバイパスでも十分に流れに乗ることが出来るし、価格も 100万円くらいから揃っている。

さてこの Cpod だが、妙にエコを追及したが、結局コスパ最悪で車の流れにも乗れないから、渋滞の原因を作るのが良いところだろう。まったく役人の喜びそうなものを作ると、こういう事になるという見本のようだ。

なお、Cpod の詳細については下記にて。
  ⇒https://toyota.jp/cpod/?padid=from_pm_bnr_cpod

 




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2021/4/27 (Tue)  Toyota bZ4X Concept (2021)

ハイブリッド車ではダントツのトヨタだが、純粋なバッテリー式 EV といえば、ハイブリッド車と共有のボディを持つ Lexus UX 300e のみだった。
 ⇒ 
2020.9.9 日記 Lexus UX 300e (2021)

尤も電気自動車という意味では水素自動車(FEV)もパワー元が違うだけで正しく EV であり、この分野ではトヨタにはミライがある。そして未来は専用プラットフォームを開発してある。
 2021.2.7 日記 Toyota Mirai (2020)

そんな状況で、いよいよトヨタとしては初の専用プラットフォームを持つ EV が近日公開されるといわれているが、それに先立って今回コンセプトカーが公開された。

見ての通りで、SUV タイプとなっている。最近の EV 専用車は世界的に SUV が多いが、これはバッテリー搭載などを考えるとスペース的に有利な事も大きな理由だろう。

スタイルは特に EV らしい、というモノでも無いが、逆にコンセプトカーとはいえ量産を前提にしているモノと思われる。

内装も量産を意識しているものだ。

とはいえ、航空機のようなステアリングホイールなど、このままで量産するとも思えない部分もある。

操作関係はテスラのように全て IT 化されている、というモノでは無く、ある程度従来のアナログ感を残している。

なお、この bZ4X はスバルとの共同開発で、量産モデルは 2021年中ごろに世界で一斉に販売されると言われている。

bZ4X の詳細については何時ものように下記にて。
  ⇒https://www.netcarshow.com/toyota/2021-bz4x_concept/

 


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