B_Otaku のクルマ日記



4月26~30日←  [2017年4月21~25日]  →4月16~20日
2017/4/23(Sun) Lexus NX (2018)

レクサスの中型クロスオーバー SUV である NX が発売されたのは 2014年7月だったから、あれから約3年が経過したことでモデルライフ折り返し点の MC が行われる頃だと思っていたらば、この度 MC した2018モデルが上海モーターショーで発表された。NX は発売以来好調な販売実績を残しているようで、それも米国のみならず中国でも人気のようで、更には今までレクサス販売に苦戦していた欧州でも売れているという。考えてみればこの後期型 NX のワールドプレミアを中国 (上海) のショーで行うという事は如何に中国がお得意さんであるかを物語っている訳で、こんなお得意さんに喧嘩売ろうなんて思っている奴らは何を考えているんだぁ。網タイツにピンヒールで戦争の指揮が出来るか、ボケめっ! んっ、関係無かったかな?

まあ考えてみればレクサスブランドの得意技の一つが SUV であり、レクサス RX は高級SUV の本家みたいなもので、以前からレクサスの米国での好調な販売台数の多くがその RX と米国では売れ筋の 中型FF セダンであり、米国乗用車の売れ行きナンバーワンであるカムリのレクサス版 (高級版) である ES が支えていた訳で、その点では NX の成功は十分に想定されていた事でもある。

因みに NX は BMW X3 やポルシェ マカンなどと競合する売れ筋商品でもある。なお NX については下記の試乗記を参照されたい。
  ⇒ Lexus NX 200t & 300h 試乗記 (2014/10)

さて今回の MC はレクサスによれば、フロントフェイシア全体がリフレッシュされ、より精悍さを増したそうだが‥‥

写真左下と見比べると‥‥何処が違うの? っちゅう感じだが‥‥

リアについても特に変わりは無いように見えるが、メーカーでは下部リアバンパーカバーにスピンドルモチーフの要素が含まれているとか、更にテールライトが細長く修正されているというが、う~ん成る程言われてみれば多少細長くなったような気もする。しかしその程度の為にボティー側、すなわち金属パネルのプレス型修正が必要な変更なんて妙に金を掛けている‥‥と思ったが、これまた良くよく見れたバックゲートのみの改造で済むから実はそれ程大変ではないのかもしれない。

次はインテリアの変更点を探してみると‥‥

まあ普通 MC でインテリアを大幅変更するなんて事は無いし、左下の写真と見比べても違いは判らないが、これまたメーカーによるとセンターのディスプレイが7インチから10.3 インチが拡大したそうで、成る程よく見ればそうかもしれない。

室内のレザーについては匠の技により細部まで拘った縫い目は自動化のみで無く、手仕事の追加で実現しているというが、それじゃあ前記モデルは匠の技じゃなかったのかぁ? 本当はどっちも下請けのパートのオバちゃんがやってるんじゃねえのかぁ?

と、まあ色々突っ込んで見たくもなるが、エントリーモデルの 200t の価格は428万円と一応ライバルと目される BMW X3 の中でも同等の出力を持つ X3 xDrive 28i の690万円よりも 260万円も安い!

ところで同等性能のモデルを BMW では 28i と呼ぶのに NX では 200t というのは妙に良心的というか不利に思えるが、実は何と 2018 モデルからは NX300 と呼ばれるらしい。BMW 流なら 280 というべき処だが、ここで一気に今までの元を取る、という訳でも無いだろうが。

こうなるとナショナリズム全開で同等性能の X3 、いやケチなことを言わずに X4 xDrive 28i (726万円) との内外装比較をやってみたくなってきた。勿論話の筋道はその価格差 (約300万円) に対して全く遜色ない事を照明、もとい証明して外車オタクをコテンパンにやっつけて格差社会の鬱憤を晴らしてやろう、という企画をこの日記でやろうと思う。

乞うご期待!

なお詳細を知りたい場合には、例によって下記にて↓
⇒ https://www.netcarshow.com/lexus/2018-nx/





2017/4/21(Fri)
タンクはソリオのパクリか?

最近一部で指摘されているトヨタ タンクはスズキ ソリオのパクリだという話について考えてみる。先ずはその両車のエクステリアを比較すると‥‥

なるほど、似てはいる。

しかし上記のように現行型の発売時期の差は9ヶ月だから、現行ソリオを見てタンクの開発などしていたらば間に合う訳は無い。それではソリオの先代はというと‥‥いや、その前に現行車同士のスペックを比較しておく。

サイズ的にはほぼ同じだが全幅はタンクが 45㎜ も広い。こういう小さいクルマで全幅 45㎜ はかなりの差だと思って良い。車両重量は NA 同士で比べてもタンクが140kg も重いが、これまた1トンクラスの軽量車としてはとてつもない差、というかタンクは異常に重い‥‥のか、それともソリオが軽過ぎるのか?

そんなに重いにも関わらずタンクのエンジン (NAの場合) はソリオより排気量も、小さいくパワーでは 25% 少ないから、P/Wレシオも大いなる差がある。そして価格は完全に同等となっているから、ソリオの買い得感が光っているが、実際の販売台数は流石にトヨタ軍団には敵わないようだ (4ブランとある) 。

ところで上表でトヨタ bB を載せてあるのは、タンクはこの bB の後継車としての役割があるためだが、サイズ的には bB はタンクより一回り大きいのが判る。

さて前述のようにタンクがソリオをパクったとしても時期的に現行型ということは考えられないので今度は先代ソリオを見てみよう。写真右上のように 2011年発売だからタンクの発売まで6年あった事になり、これならパクることは可能だ。しかしソリオはそのまた前、要するに先々代では多少コンセプトが違っていた。というのはソリオの前身はワゴンR ワイドだが、そのオリジナルのワゴンR は以前なら軽自動車として向かうところ敵無し状態だったが、ダイハツ タントの発売とともに下降を辿り、今では軽自動車のナンバーワンはタントとなっている。

ややこしい事にタンクがパクったと言われているスズキ ソリオのスタイルやコンセプトはどう見ても同社のスペーシアの普通車版だが、そのスペーシアはダイハツ タントのパクリとも言える訳で‥‥いやもうこれは卵が先か鶏が先かみたいな事になって、何がなんだか判らない状態だ。

結局クルマの世界は多かれ少なかれお互いにパクりパクられ、という事で成り立っている訳で、これを素人が安易に結論付けるのは危険ということだ。

なんて偉そうな事を言ったが、実はもう一つ重要な事を敢えて言わなかった。それは何かといえば、タンクを批判している連中はどうも巨大企業のトヨタが中堅のスズキのクルマをパクるなんて許せない‥‥みたいな事を言っているようだが、タンクはトヨタ系とはいえスズキ以上に立場の弱いダイハツが開発したトールをトヨタがOEM 供給を受けて販売している、という大前提が判っていないようだ。例え天下のトヨタとは言え OEM 品の場合は詳細な図面などは持っていなくて、細かい技術的な事は全てダイハツしか判らない筈だ。

おっと、ここは特別編では無かった。今日はこのくらいにしておこう。


4月26~30日←  [2017年4月21~25日]  →4月16~20日