B_Otaku のクルマ日記


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2025/11/28 (Fri)  Toyota Yaris & Yaris Cross

昨年度も今年度上半期も売り上げトップはヤリス(ヤリス クロス含む)だった。これらは、それぞれ2020年に発売されているから、既に5年が経過しているが、にも関わらずトップの座を占めている。

そこで改めてこの車をチョイと調べてみた。

プラットフォームはトヨタのBセグメントプラットフォーム(GA-B)を採用している。

セダンとSUVではフロントのデザインが異なるが、当然よく見れば共通点は多い。

共通のプラットフォームではあるがクロスはホイールベース(+10㎜)、トレッド(+35/40㎜)共に僅かに大きい。

その僅かな平面サイズと高さの違いで、クロスの方が大きく見えるのは上手い手法だ。

では、インテリアはどうだろうか?

これはどう見ても共通だ。その結果、量産効果により大いなるコストダウンとなっているだろう。

エンジンはどちらも 3気筒、1.5Lと共通で、ハイブリッドの仕様(モーターなど)も共通だ。

大きく異なるのはブレーキで、セダンはリアがドラムブレーキだが、クロスはディスクブレーキを装着している。

ところで、このサイトを見ているようなカーマニアからすれば、ヤリスなんてショボいクルマの特集なんていらねぇよ、と言いたいだろう。

実はヤリスには高性能版のGR Yarisがある。という事で、以下にその内容を紹介する。

全長 3,995 x 全幅 1,805 x 全高 1,455㎜ ホイールベース 2,560㎜ と幅が広いのはリアのブリスターフェンダーのためだ。トレッドは前1,535 / 後1,565㎜と標準のヤリスよりも80㎜も広い、タイヤはRZ ハイパフォーマンスが前後共225/40ZR18。ただしベースグレードでは205/45R17と、過激なブリスターファンダーにはちょいと似合わない。とはいえ、標準ヤリスの175/79R14に比べれば、圧倒的にデカい!

ダッシュボードは何故か標準のヤリスとは形状が異なっている。

メータークラスターは最近の車らしくLEDディスプレイ方式であり、表示もスイッチで選択できる。何れにしても回転計とギア位置表示がメインで、速度計は「オマケ」的に小さい。

シートは如何にもそれらしいスポーツシートで、サイドのサポートがメタポユーザーには厳しそうだ。

エンジンはG16E-GTS 1618cc 直列3気筒ICターボ、304ps/6500rpm 400N・m/3250~4600rpm という、標準のヤリスとは比べ物にならない高性能だ。

ブレーキはフロントに対向4ピストンという、これまたお約束と言うべき装備だ。なお、リアは一般的な片押しタイプを使用している。

GR Yarisの日本での販売価格は405.5~582.5万円で、これは標準のヤリスに対して2倍以上であり、もはや同じヤリスとは言えない状況だ。

なお、海外向けのオフィシャルフォットは
⇒ https://www.netcarshow.com/toyota/2020-yaris/






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