B_Otaku のクルマ日記


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2021/2/10 (Wed)  Nissan Ariya (2021)

実際の環境負荷との関係は不明確なものの、世の中の流れは EV化に進んでいる。そして日本でも行き成り早い時期にハイブリッド車を含めて、ガソリンエンジン搭載車を含めて禁止する、などというアホな政策を取ろうとしている。

そういう意味では、ハイブリットは程々にしておいて EV に集中する事で、世界初の本格的量産 EV を販売した日産の戦略は、取り合えず結果的には成功だった。とはいえ、世界に先駆けて 2010年にリーフを発売したものの、その次が無かった。

そしてようやく今年中に量産される予定の EV 第二弾がアリア (Ariya) が発表された。

アリアは見ての通りで SUV であり、その意味では官公庁の幹部送迎車としては使えそうもないから、まあ個人用途だろう。そして外眼上で明らかに EV という雰囲気は全く無いが、フォルムは最近はやりのクーペタイプだ。

アウターサイズは全長 4,595x全幅 1,850x全高 1,655 ㎜ ホイールベース 2,775 ㎜というから、BMW で言えば X1 より大きく、X3 より小さいから、CセグメントとDセグメントの中間を狙っている。

インテリアは当然ながらディスプレイを中心として殆どスイッチ類の無く、結果的にセンタークラスターも無いという最近のスタイルだ。またメータークラスターもフルディスプレイタイプであろう。

コンソール上には前後切り替えなどのセレクターレバーらしきものがあるが、それ以外のスイッチ類は見当たらない。

アリアのパワートレインは2種類あり、ベースとなるのは最高出力 160 kW (2WD) / 250 kW (4WD)で、他には高出力モデルの 250 kW (2WD) / 290 kW (4WD) と、何れもガソリン車に比べて高出力だ。更にトルクに於いては、2WD では 300Nm、4WDでは 560および600Nm という凄まじさで、これは電気モーターのメリットだ。ただし、ガソリン車の場合はトランスミッションで減速されるので、単純にエンジントルクとの比較はできないが‥‥。

そうは言っても、大トルクは EV の利点としては大きく、寧ろ環境詐欺を無視してもこちらのメリットがある事で救われている。

なお詳細は何時ものように下記にて。
  ⇒ 
https://www.netcarshow.com/nissan/2021-ariya/

 




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2021/2/7 (Sun)  Toyota Mirai (2022)

TOYOTA の燃料電池車 ミライ (Mirai) が FMC される。

初代ミライは 2014年に世界初の高級セダン型燃料電池車 (FCV) として発売された。これについては
  ⇒ 
TOYOTA Mirai 簡易試乗記 2017年11月

そのミライの FMC 版が発表された。

エクステリアは基本的にキープコンセプトであり、フロントのグリルなどは殆ど同じイメージとなっている。

しかしよく見れば初代に比べて、より高級車的なスタイルとなった。先代では FCV という事で高価なクルマにも拘わらず、見た目はイマイチ安っぽく、車格としては何ランクも下、とう感じだったが、新型はこの点は可なり改善されている。

まあ環境対応ということで、官公庁のトップの送迎車としても使用されるだろうから、この程度の車格は最低限必要だ。

次にインテリアは‥‥

新型では全く新しい形状となっている。ディスプレイも大型化され、センタークラスターのスイッチ類も無くなっているから、殆どの操作をディスプレイのタッチで行うのだろう。まあミライなんていう名前のクルマにスイッチボックスなんてあったら興醒めではある。

レイアウトは当然ならがらより改良されて、効率の良い配置となっている。

この手のクルマにありがちな、特殊な補器類の為に室内が狭い、等という事は無い。水素タンクの配置も実に上手いが、これはタンク自体が搭載性に充分に考慮されている事も効いている。

また下の写真で見えるシャーシ―の構造は、流石にトヨタというか、こんな売れないクルマにこれ程迄の設計をしているのは流石だ。テスラSなんて汎用のアルミ角パイプを溶接するという、殆ど町工場的工法だったが、それに比べればトヨタの圧倒的な技術と経験が判る。

中共などは EV になれば自国にエンジンの製造技術が無いハンディがチャラにされるから、この時は中国の時代あるよ、何て言っているが、クルマというのはシャーシ―が命であり、この技術が未熟では EV にしたところで、大したものは出来無いのだが、中共どころか日本の無知な文化人なども勘違いしているようだ。

なお詳細は何時ものように下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/toyota/2022-mirai/

 


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