B_Otaku のクルマ日記

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2015/11/5(Thu)
TOKYO MOTOR SHOW 2015 <7>

G SUBARU

東京モーターショー 2015 、7回目は国産車編の最後として先ずはスバルから。

スバルには独特のファン層がいることもありブースは適度に混んでいて、まあ前回の日記の三菱サイトに比べれば充分に盛況だ。

元々企業としての規模も他車より小さめであり、車種も少ないスバルだがコンセプトカーは2種類を出展していて、その中でも写真の IMPREZA 5-DOOR CONSEPT は可成り現実性の高いモデルで、言ってみれば次期インプレッサということだ。

 

H SUZUKI

これまた好調のスズキはコンセプトカーを3種類出展していた。その一つがエアトライサーというコンパクトミニバンの新しい楽しさを云々‥‥といっているが、要するに発売予定は全く無いショーモデルだ。

二つ目のコンセプトカーはマイティーデッキという軽自動車で、これは多少の現実味を帯びてはいる。

3つ目のコンセプトカーはイグニストレイルコンセプトというクロスオーバーだが、まあ特にどうということはない。

そのイグニスはコンパクトクロスオーバーとして量産前提らしきモデルも展示されていたが、これは世界初公開ということだ。

そしてフランクフルトショーで初公開されたバレーノも日本初公開として展示されていた。

国産車ブースは以前のような派手なショーやコンパニオンがウジャウジャいるようなお祭り騒ぎは卒業したようで、どこも比較的堅実な展示をしていた。また少し前までは主流だった電気自動車なども今は廃っていた。

今回は国産車を最初にレポートしたために、このサイトの読者の多数を占める輸入車ファンはさぞかしご立腹の事と思うが、まあこれもナショナリズムに目覚めて集団的自衛権を行使したまで‥‥って、なんのこっちゃ?

というわけで、次回からはお待ちかねの輸入車ブースをレポートする。

つづく。




2015/11/4(Wed)
TOKYO MOTOR SHOW 2015 <6>

E MAZDA

東京モーターショー 2015 、6回目は最近乗りに乗っている上り調子の MAZDA ブースをレポートする。先ずはブースに近づいてみると何やら凄い混雑状態で人垣の奥に何があるのか判らないくらいだ。実は丁度この時にマツダの執行役員3人によるトークショーが行われていたところだった。

そのトークショーが終わって、やっとの事でその後ろにあったクルマの側に寄れる事になったが、何の事はないトークショーに集まっていた多くの観衆のうちの結構な人数はこのクルマが目当てで、ショーが終わるのをひたすら待っていたのだった。

このクルマは既に10月28日の日記でも概要を紹介している RX-Vision Concept で、要するに一時期途絶えていたロータリースポーツの再来という嬉しいものだ。

実際に実車を見ると写真以上に低く、広く、如何にも性能が良さそうだ。ただし、その大きさからしても可成り上級クラスであり、価格も相当なものになるだろう。

そしてこちらは新たなクロスオーバーへの挑戦というコンセプトモデル KOERU (超える) で、如何にも最近のマツダらしい名前の付け方だ。

サイドから見れば成程 SUV とステーションワゴンの中間であり、要するにクロスオーバーということになる。



F MITSUBISHI

他社が華々しい展示と多くの見学者を集めているのに対して、ひとり三菱ブースだけは規模も小さく閑散としていて、言い換えれば見学しやすいのなんのって‥‥。

何処かの掲示板で、三菱グループは兵器を作ったり戦争に加担しているから三菱のクルマも不買運動をするべきだ、なんていう意見を見たが、元々全く売れていない三菱のクルマを不買運動って、それ成り立たないだろう、と突っ込みたくなる。

その中で一応ショーモデルらしきものといえば、この MITSUBISHI eX Concept というコンパクトSUV が唯一で、これは次世代バッテリーとツインモーターによる 4WD & S-AWC により云々‥‥というヤツだ。

次回は残る国産車としてスバルとスズキのブースをレポートする。

つづく。




2015/11/3(Tue)
TOKYO MOTOR SHOW 2015 <5>

D HONDA

東京モーターショー 2015 特集の5回目は HONDA ブースから。

HONDA も今や立派な大メーカーであり、ブースもそれに相応しく立派なものだ。そして人集りも多く、ハッキリ言って僅か20年程で MITSUBISHI との圧倒的な差が付いてしまった訳だ。

先ずはHONDA ブースの一番人気といえばやっぱり、これ。

V6 ツインターボエンジンと3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD」を搭載したスーパースポーツであるNSX。

室内は新時代に相応しい未来的なモノを想像していると、意外にもオーソドックスだった。

ブレーキキャリパーは当然のようにオポーズドタイプだが、写真のようにリアにはパーキング専用ディスクキャリパーを別に持っている。

そして HONDA といえばモータースポーツであり、それも F1 というとで McLaren-Honda MP-30 が展示されていた。

シビック タイプRも展示されていた。

太い4本出しのマフラーがマニア心をくすぐる。

やはり HONDA といえばスポーツカーでありレーシングカー、というのが本来の姿という感じの展示車達だったのは、このところ安物ミニバン屋のようになってしまった事への反省かな??

次回はこれまた注目の時期 RX を展示する MAZDA ブースをレポートする。




2015/11/2(Mon)
TOKYO MOTOR SHOW 2015 <4>

C NISSAN

東京モーターショー 2015 、トヨタの次といえばやっぱり NISSAN ということになる。最近は3位以下に追い上げられて、いや下手をすると既に3位転落か? なんていう状況だが、まあそこは腐っても鯛というところで‥‥。

最初に何やら少し高い位置に見学コースが出来ていたので言ってみれば、もう旬も完全に過ぎた GT-R が展示してあり、のっけから「駄目だコリャ」という雰囲気に少しメゲる。

ところが少し先へ行っみると何やら結構な人集りが‥‥。

そこには明らかに人目を引く赤いスーパーカールックのクルマが!

実はこのクルマは NISSAN CONCEPT 2020 VISION GRAN TURISMO という長い名称で、要するにあの有名なパソコンレースゲームの GRAN TURISMO に登場するコンセプトカーのひとつで、これを1/1 スケールで再現したものが展示されていたのだった。

インテリアは無いであろう文鎮モデルだが、ホイールを覗けばそこにはちゃあんとブレーキキャリパーやディスクローターが見える。

次は「コンパクトクロスオーバーの性能と実用性にスポーツカーのワクワク感とパフォーマンスを兼ね備えた NISSAN GRIPZ CONCEPT 」だそうだ。

パワートレインはガソリンエンジンで発電した電気で駆動するハイブリッドEVシステムの「Pure Drive-Power」を採用。
ドアは変形の観音開きというか、要するに左右にガバッと開くタイプだ。

そしてこちらはニッサンの自動運転コンセプトである NISSAN IDS Concept。

このクルマもドアは観音開きでガバっと開いて中が丸見えになる。コンセプトカーに観音開きが多いのは中を見せることが出来るからだろう。実際にこんなに大きな開口部を作ったら剛性確保が大変そうだ。

NISSAN はここ2年位事実上は新型車が途絶えているから、結局実現するのかすら判らない夢物語に走るしか無いようで、勿論将来ビジョンも大切だが外に何もないのもねぇ〜。

次回は HONDA ブースをレポートする。

つづく。




2015/11/1(Sun)
TOKYO MOTOR SHOW 2015 <3>

A LEXUS

東京モーターショー 2015 、今回は引き続きトヨタ系ということで先ずは Lexus ブースから。

言うまでもなく「日本初のグローバリーラグジュアリーブランド」 (と会場案内に書いてある) であるレクサスのブースは白とシルバーに統一されていて中々趣味が良い。

同じく会場案内の小冊子には「今回新たにレクサスブース2階には来場者が誰でも入場できるレクサスのブランディング活動体感スペースも用意され‥‥」と明記されている。確かに写真下に見える2階のスベースは海外のプレミアムブランドでは選ばれた勘違いエリート気分の一部のオーナー等のために特別のスペースを用意しているものと同じに見えるが、"来場者が誰でも入場できる" を強調することで成金向けのブランドとの違いを強調するという、もう殆ど喧嘩売ってるんか? という姿勢が嬉しいじゃないか。

そのレクサスブースの目玉は次世代フラッグシップ・コンセプトカー LF-FC で、パワートレインはレクサス初の燃料電池を採用しているという。

また最先端の安全技術は当然ながら、タッチパネルに触れること無くジェスチャー入力が可能な操作システムも装備されているようで、タッチパネルなんてもう古いという。あれっ、俺のクルマ、タッチパネルすら付いていないが (汗

リアドア下部には "FUELCELL" のエンブレムがある。これまた "HYBRID" なんてもう古いという事だ。

こちらは最近発売された新型 RX 。RX は日本でのレクサスチャンネル展開前にはハリアーと呼ばれていたもので、下の写真は RX450h 。


B DAIHATSU

今度は同じくトヨタ系として DAIHATSU ブースを覗いてみる。

最初は如何にもコンセプトカーという感じでこれが販売されることは先ず無いだろうというNORIORI。要するに "乗り降り" に引っ掛けたようだ。

こちらは可成り現実的な D-base Consept 。

ところで軽のクロスオーバー SUV であるキャストに今回新たにスポーツが追加された 。

キャスト? そんなの知らねぇよ、って、まあ確かに。何を隠そうこの私めも今回モーターショーで見るまではそんなクルマがあるのを知らなかったのだが、慌てて調べてみたらば今年の9月に新発売されていた。言ってみれば2012年に生産終了となったテリオスキッドの後継車というところか。

はぁ、テリオスキッドも知らないって?

次回は NISSAN ブースをレポートする。

つづく。


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