B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)


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2014/8/20(Thu)
VW Passat vs Subaru Levorg<4>

インパネを比較すると Passat は上部のエアアウトレットが車両全幅に渡って水平に伸びているようなデザインが特徴的だ。 Levorg はセンタークラスターで左右が分断されているからインパネデザインについては両車は大きく異なっている。


とはいえセンタークラスター同士を比較すると、少し低い位置にナビのディスプレイがあるとか、その下はエアコンのコントロールパネルを配するなど共通点も多い。ディスプレイは Passat の方が大きいが Levorg は最上部に小さなディスプレイをインフォメーション用に用意しているなど、其々に異なるアプローチをしている。

 

センタークラスター付近を拡大してみると、どちらも決して高級ではないがそんなに悪い質感でもなく、実用車としては充分だろう。

ただし両車の価格差は’100万円もある訳で、それが同クラスの内装というもチョイと問題だが。

 

コンソール上のAT セレクターはどちらも直線式のパターンでレバー根本にはレザーブーツが掛かっているし、その回りのパネル類もつや消しシルバーという、これまた同クラスだ。更にはパーキングブレーキも電気式で同じ形式を使用している。

 

メーターの配置も2つの大径メーターやその中に水温と燃料の各メーターを組み込むなど同じようなレイアウトとなっている。メーター内の色などは国産車らしく Levorg はカラフルだが、どちらが良いかは個人の好き好きというところだ。

こうして見ると、インテリアについてもいい勝負というところで、やはり100万円もの差はあるようには見えない。そして次の興味は走りだが、これについては試乗記特別編を予定している。

えっ、100万円の差はどうなの? って、まあそれは試乗記をお楽しみにというところだが、一言でいえば‥‥いや、もう、国産車ファン、とりわけスバリストには嬉しい結果になるような‥‥予感が。

乞うご期待!




2014/8/18(Tue)
VW Passat vs Subaru Levorg<3>

インテリアは例によってドアを開けたところから。

Passat も Levorg も最近のクルマらしくチョイと見た目には雰囲気が似ている。結局両車とも欧米を主とた世界戦略のクルマだから同じような感覚になるのは当然でもある。

ドアを開けた時に、ついでにドアのヒンジ部分を見てみると、Passat はドイツ車だけあってスチールブロック製のヒンジを使っているが、BMW などに比べると何やら小さくでチャチい気がする。対する Levorg は日本車の定番である鉄板のプレスだが結構大きくて板厚も厚そうで、この辺はスバルらしく他の国産車のようなペラペラではない。なお下の写真はどちらもリアドアの場合で、フロントでは多少結果が変わるだろうとは思う。

まあスチールブロックなら良いというものでもなく、この両車だったらこの部分では‥‥う〜ん、互角とするか。

シート調整は Passat は Comfortline のためにバックレストのみ電動でその他は手動となる。

Levorg は下の写真では電動式となっているが、これはオプションを装着しているためで、1.6 のベースモデルの標準は手動式となる。

シート表皮については Passat では如何にも欧州車という感じのファブリックで、まあ悪く言えば欧州の安物的だが、それでも白いステッチがアクセントとなり決して悪くはない。

Levorg のシート表皮も Passat と同じような質感であり、スバルも海外で ”修行” をした成果だろうか、これを買っても満足感に問題は無さそうだ。

ドアーのインナートリムは Passat ではグレードの関係からハッキリ言って安っぽい。これも Highline になればアームレストはステッチ入りのパッドとなり、シルバーの水平トリムもウッドに変わるなど、高級感では大分上回る。

Levorg は写真が 2.0GT のために 1.6GT よりは多少手が掛かっているが、それでもブルーのステッチ入りの肘当て部分などが異なるくらいで大きな違いはないから、これは大いにお買い得だ。

Passat の場合は一つ上級の Highline を選べばシート表皮や内装材はより高級なものとなるが、その場合は車両価格が更に50万円のアップとなり、Levorg との価格差は 150 万円にも達してしまう。

つづく。




2014/8/17(Mon)
デザイン盗作

今話題の東京五輪のエンブレム盗作疑惑の渦中のアートディレクターがトートバッグの盗作疑惑に次いで今度はまたまた他の疑惑が湧いてきた。ということは内容からしても特別編でしょう。

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む




2015/8/16/(Sun)
Lexus GS 200t (2016)

最近のトレンドは間違いなくダウンサイジングエンジンとなりつつあり、欧州車は当然ながら米国車さえも小排気量ターボの流れは避けられず、大排気量 V8 エンジンが当然という雰囲気の FRORD Mustang ですら新型の主流は4気筒 2.3L という時代となった。

これに対して日本勢はといえば、トヨタの場合は20年前から来る時代はハイブリッドと読んで邁進してきたが、やはり時代の波には抗し切れずに昨年末には SUV の NX に200t という2リッターターボエンジン搭載モデルを発売した。

その後は今年7月に NX 200tと同様に 2.0L ターボエンジンを搭載した IS200t が発売されたが、今回は GS にも同様にダウンサイジング化を実施して GS 200t が追加された。

エクステリアには大きな変更は無いようだが、マイナーチェンジの定番でもあるフロントバンパーのエアインテイク形状の変更はあるようだ。

インパネ周辺も変わりは無いように見える。

GS 200t のエンジンは2.0L 241hp (243ps) 、258lb-ft (350N-m) というから IS 200t と同一エンジンであろう。

ハイブリッド車の世界を牽引してきたトヨタでさえ、遂にダウンサイジングエンジン化で欧米と歩調を合わせた訳だが、まあレクサスは海外が主体のクルマ作りだから対応も早かったが、さて国内向けの3.5L クラス、すなわちクラウンなどの対応はどうするのだろうか? 演歌オヤジに4気筒 2.0L になりましたなんて言ったら怒って買ってくれなくなるし‥‥。

なお、例によってオリジナルデーターを参照する場合は
http://www.netcarshow.com/lexus/2016-gs_200t/





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