B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)



2014年7月1〜8日

2014/7/8(Tue)
GAZOO Racing <2>

前回に引き続きGAZOO Racingのニュル24h参戦車両として、SP8クラスのLFAを取り上げてみる。写真のLFAはNo.83が2011年出場車で結果は総合41位 クラス3位、No.88は2012年出場車で総合15位 クラス優勝を成し遂げたクルマで、一見してたところでは大きな違いは無いようにも見える。

前回の86に比べれば圧倒的に広く低い。

 

エアロパーツなどは86に比べるとより派手で、最初はレーシング専用のボディかとも思ったが、LFAは元々市販のストリートバージョンでも結構どぎついエアロを纏っていたから、これも大幅なモディファイではない。

リアについても市販車と大きな違いは見当たらないが、排気管については特徴的だった3角形に配置された3本出しはオーソドックスな2本に変更されている。ということは、3本は単なるハッタリだったわけだ。

 

ホイールは86同様にBBS製だが、こちらは鍛造レーシング用で、やっぱり86とは格が違う。

そして86との格の違いを最も認識できるのがブレーキで、86がショップなどで販売されているEndressのアフターマーケット品を付けていたのに対して、こちらはF1のマクラーレンチームやポルシェワークスなどに供給されているのでお馴染みの、一般ユーザーには絶対に手に入らないakebon製のワンオフ レーシング用が付いていた。

なおキャリパーに小さなオレンジのシールが貼ってあるのは実は温度で色が変ることにより、大まかなキャリパー温度が目指できるものだ。

 

86のベース価格が200万円代だったのに比べると今回のLFAは何と3,750万円! これにレーシング用への改造費を考えれば‥‥。ということでアマチュアでも無理すれば入手できそうが86レーシング仕様とは違い、LFAは全く別世界のものだった。

ところで、トヨタのレーシング活動は年々レベルが上がってきて、このニュルでも最近はクラス優勝するまでのレベルとなり、ルマンにしても惜しくも優勝は逃がしたが運さえ良ければ、優勝の可能性は充分にあるところまでいっているから、来年は期待しよう。

それにしても、一昔前はクルマは5年持てば良い、とか言ってヨレヨレのクラウンを作っていた会社がトップが代わることでこれだけ変るということは、国でも企業でもトップ次第という見本みたいなものだ。それで、日本国のトップはといえば、トヨタで言えば5年で壊れるヨレヨレを作らせたトップの方がまだマシ、というくらいの状況だが、ハテ、何年か先には笑い話で済めば良いが‥‥。

追伸
今年もポルシェの内覧会の季節となって、例年どおりに全国の主要都市で、これまた例年どおりの木曜日に順次開催されるようだ。なぜ木曜日かといえば、開業医の休診日が統計的に最も多いのが木曜日だから、というのが定説となっている。では木曜が休診日でない場合は? 近いうち木曜日に臨時の休診とか、午前中のみで午後休診というクリニックがあったらば、可成りの確率で内覧会が怪しい。

それじゃ、勤務医の場合は、って? まあ、掲示板に「○月○日(木)○科 ○○先生 学会出席のため休診となります」

ってことで‥‥。




2014/7/7(Mon)
GAZOO Racing

GAZOO Racingはトヨタがクルマファンとともにクルマの"楽しさと夢"を広げる取り組みで、"持つ楽しさ"としてのコンプリートカー GRMN、"走る楽しさ”として身近に体験できる参加型モータースポーツの提案、そして”語り合う楽しさ”としてWebサイトやクルマのイベントなどを手がけているもので、レース活動としては国内のレースやラリーにチーム参加しているが、海外レースでは何と言ってもニュルブルクリンク24hへの参戦であり、既に終了した今年(2014年)のレースではレクサスLFAが総合13位 SP3クラス優勝を、86は総合54位 SP3クラス優勝を獲得した。

GAZOO Racingのニュル24h参戦は前述のようにSP3クラスの86とSP8クラスのLFAで参戦しているが、今回は先ず86について紹介する。車両は2012年の出場車で、結果は総合65位 SP3クラス6位となったクルマそのものだ。

外観上はオリジナルの86からそれ程逸脱していない程度の改造であり、このままストリートで乗っても顰蹙を買うことがない気もするが、よく見れば流石にサーキット仕様だけあってフロントエアインテイク下端の低さはストリリートではチョイと厳しいか?

リアから見ても最大の特徴はGTウィングくらいで、車両のカラーリングさえ無ければレーシング専用という雰囲気ではない。

後方から見た時のGTウィング以外の大きな違いはレーシング用だけあって流石に太い排気管が覗いている。まあ太さだけならば、これと同じくらいの社外マフラーを付けてボーボーと下品な排気音を轟かせているクルマもいるが、こちらは当然ながら本物だ。

 

ホイールも一見したところでは市販のスポーツホイールと変わらないように見える。

しかし、そのホイールの中を覗いてみると市販車とは全く違い対向ピストンキャリパーが見える。そして、このキャリパーにはEndressのロゴが付いている。Endressはスポーツパッドなどで有名なアフター専用メーカーで、言ってみれば走り屋御用達ブランドだ。そのEndressは以前から対向ピストンキャリパーを発売していて、本気でサーキット走行するようなアマチュアなどが買っていたようだ。ただし、これを付けると公道走行には正式な改造申請が必要となるが、それ以前の話で、そういう申請って通るのだろうか?

このハチロクについては、それ程カリカリのレーシングチューンという雰囲気でもないので、この程度ならばアマチュアレーサーでも所有できそうだ、という気もするのは、レースの普及などの目的もあるのだろう。

次回は同じくニュル24h出場車のLFAを紹介する。




2014/7/6(Sun)
運休の特急で出張?

前今日はクルマではなく鉄道の話。

例の号泣県議が収支報告書に記載しているなかに、大雨により特急の多くが運休していた日に日帰り出張で1万数千円を請求していたことが判明したそうだ。

という訳で、この続きは特別編にて。
いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む




2014/7/4(Wed)
米国の自動車販売台数<2>

今回は引き続き米国の販売台数、今回は小型トラックについて紹介する。


この順位も基本的に去年と同じで、相変わらずフォードFシリーズの売れ行きは凄い。それでも、ホンダ CR-Vとダッジ ラムの順位が入れ替わったり、昨年9位だった GMC Sierraが10位に落ち、トヨタ Takomaが圏外に落ちてしまったなど多少の入れ替えはある。

その代りに突然と9位に登場したのがニッサン ローグで、このクルマは昨年FMCされた新型X‐トレイルの兄弟車で、X‐トレイルとはエンジンが異なっている。ニッサン ローグは米国テネシー州の日産スマーナ工場で生産されるが、今年からは韓国のルノーサムソンの経営悪化改善策として韓国の釜山工場でも生産されて米国にも輸出される。なお、韓国内でもサムソンブランドで販売されるから、例によってあのクルマは韓国が開発したものをニッサンが真似して作っている、な〜んて言うに違いない。

なお米国車としては小型乗用車以上に日本では馴染みの無い大型のピックアップトラックについても乗用車同様に昨年の同タイトルの日記で説明しているので、内容を知りたい場合は2013/7/10の日記を参照願いたい。

 ⇒ 2013年7月10日日記(米国の自動車販売台数)

  

  

次に乗用車を含めた小型車の販売トップ10は

まあ、これも当然ながら昨年と大きく変わらないがホンダ CR‐Vが新たに10位に入り、Ford Escapeが圏外となった。

なお米国小型車の上半期販売台数合計は2014年が8,168,888台で2013年の7,833,026台よりも4%のアップとなっている。




2014/7/3(Thu)
米国の自動車販売台数

今年(2014年)上半期の米国小型車販売台数が発表された。

そこで、昨年同様に先ずは上位10社を見てみる。なおデーターは例年どおりに米国のAutomobile Newsによる。

結果は基本的には昨年と変わらないが北米ニッサンが7位からひとつ順位を上げて6位となった。

そしてニッサンに蹴落とされて昨年の6位から7位に転落したヒュンダイ&キアだが、燃費の捏造はするし、不具合によるリコールは出まくりだから、本来ならもっと激減しても可怪しくはないが‥‥。

スバルは順位こそ昨年と同様の9位ではあるが、販売台数は昨年比で16%アップと検討している。

乗用車の結果は昨年と比べて順位に多少の変動があり、カローラとシビックが入れ替わったとか、フォードのフュージョンとフォーカスが何れも順位を下げているなどだ。そして、8位以下が昨年比で10%程台数が減少しているが、その分はアコードを除く上位6車が増えていることで、売れるクルマは増々売れる傾向にあるようだ。

ところで日本ではあまり馴染みのないFord Fusion、Ford Focus、Chevrolet Cruze、Hyunai Elantraについては、昨年の同タイトルの日記で説明しているので今回は写真のみとし、内容を知りたい場合は2013/7/8の日記を参照願いたい。

 ⇒ 2013年7月8日日記(米国の自動車販売台数)

  

  

次回は小型トラックについて紹介する予定だ。

つづく。




2014/7/2(Wed)
マークXって未だ売ってるのか?

新型スカイラインは今やベースグレードでも約400万円もする。確かにナビを含む情報システムが標準装備されていたり、最新のダウンサイジングエンジン、それもメルセデスベンツと共有する2Lターボエンジンにより高出力と経済性を両立しているなどを考えれば400万円という価格もしかたないかもしれない。

しかし、そんなDセグメントFR車とし元々買い得価格だったマークXはといえば、発売からもうすぐ5年が経過して、さて今どうなっているのかとの疑問が湧いてきた。まさか自然消滅、なんてこともないだろう。

そこで調べみたらばちゃあんと売っていましたです、はいっ。
価格はといえば主力の2.5Lの場合は
  250G Fパッケージ:251.0万円
  250G:277.7万円
  250G Sパッケージ:307.5万円
  250G Sパッケージ G's:369.3万円
他にも4WDや3.5Lなど、シッカリとラインナップされていたから、当分は自然消滅することもないだろう。

こうしてみると、マークX 250Gは装備差を考えてもスカイライン 200GT-tよりも100万円程安いことになる。となると、ここで野次馬根性が出てきて、スカイライン vs マークXの比較をやってみたくなった。

という訳で近日中に先ずは日記での写真比較をやって見ようと思っている。




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