B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)



2014年1月16〜23日

2013/1/23(Thu)
FORD F-150 (2015)

米国の小型車販売台数のデーターを見れば、必ずダントツ一位となるのはFORD F-150という小型トラックで、こんなバカでかいトラックが年間に76万台も売れるアメリカという国は、どう考えても日本とは事情が違いすぎる。米国では日本で米国車が売れないのは、日本の自動車に関する制度などの非関税障壁が原因だ、といっているようだが、そもそもこんなクルマがベストセラーになるような環境で開発されているクルマが日本で売れるわけがない。

そのF-150だが、バカデカいの何のといっても、これをマジに調べてもいなったが、ちょうどニューモデルが発売されたのを良い機会に、今回は少し真面目に調査してみた。

先ずはエクステリアから。まあ例によってマッチョというか、その迫力は大したものだ。日本でこれを乗り回せば目立つ事請け合いだが、戦災に合わなかった都内の市街地なんかでは、物理的に入れない道や駐車場が続出しそうだ。

因みにアウターサイズはといえば、SuperCrew 4X4の場合で全長5,890 x 全幅2,012 x 全高1,948o、ホイールベース3,670oで、しかもこれは短い方のモデル(5.5-ft)の場合で、ラインナップには更に長いモデル(6.5-ft)もある。それで、重量はといえば総重量が 7,350 (3,334)〜 8,200lbs (3,720s)もある。

この大きさだから荷室も広くて、4ドアのSuperCrewでも写真上のようにオフロードバイク2台が余裕で積めるし、キャブが小さいタイプ(その分荷台が長い)では写真下のようにバギーが積めてしまう。なお、最大積載量は2,000lbs(907kg)くらいで意外と少ない。

室内は乗用車的で、トラック的なスパルタンさがないのは、個人ユーザーが多いからだろうか。なんたって用途はファミリーカーなのだから。

 

エンジンは4種類で3.5L V6がNA 302HP 38.4kgf-mおよびターボ 365HP 53.1kgf-m、5.0L V8 360HP 52.5kgf-m、そして6.2L V8 411HP 60.0kgf-mというもので、特にV8 6.2Lなんて如何にもアメ車的だが、3.5LのNAは最近では日本でも高級ミニバンなどは当たり前になりつつある。

それで、シャーシーフレームの写真(下)をみると、ALL-NEWなんて書いてある割にはラダーフレームにリアサスはリーフリジット、要するに板バネで何処がALL-NEWなんだよ、なんて突っ込みを入れたくなる。

判ってはいたけれど、実際に6mに迫る全長や2mを超える全幅というスペックを目のあたりにすれば、何度も言うが日本とは全く事情の違う国であり、こういうクルマを作って大量に販売できるという商売をやったらば、シビアな軽量モノコックや小さいサイズに最大限のスペースなどという、日本車や欧州車のような技術が育たないのは当たり前だろう。

なお、もっと多くの写真や解説を見たい場合はこちらにて。
http://www.netcarshow.com/ford/2015-f-150/





2014/1/22(Wed)
デトロイト モーターショー<3>

今回は3回目として、残るクルマを紹介する。

12. Volvo XC Coupe Concept
ボルボ社の新しい概念であるSPA(Scalable Product Architecture )によるコンセプトカー。高剛性のボロン鋼鈑を多用するなどで、より コンパクトでより安全なクルマを実現している、ということだ。

   http://www.netcarshow.com/volvo/2014-xc_coupe_concept/

13. Cadillac ATS Coupe
本来は米国の象徴的な高級車だったはずのキャデラックだが、米国自動車業界の衰退とともに過去の栄光はどこへやら。そんなキャデラックがBMW3シリーズの市場を奪還すべく投入したのがATSであり、そのクーペ版が今回発表された。これは言ってみれば米国製の4シリーズ キラーというところか。

  http://www.netcarshow.com/cadillac/2015-ats_coupe/

14. Chrysler 200
日本でもお馴染みのクライスラー300の弟分ともいうべきクルマで、300がBMW5シリーズなどと競合するEセグメントととすれば、こちらは3シリーズ相当のDセグメントというところか。

   http://www.netcarshow.com/chrysler/2015-200/

15. Chevrolet Corvette Z06 & C7.R
米国製リアルスポーツとして貴重な存在と伝統を誇るシボレー コルベット Z06の最新モデルは625hpにパワーアップされた。

またZ06と同時に開発されたのがレーシングモデルのC7.Rで、今年のルマンにも出場予定とか。

   http://www.netcarshow.com/chevrolet/2015-corvette_z06/
   http://www.netcarshow.com/chevrolet/2015-corvette_z06/

16. Kia GT4 Stinger Concept
そして最後は、韓国ヒュンダイ傘下のキア GT4 スティンガー コンセプト。 そのスタイルとともにキアのGTなんて突っ込みどころ満点過ぎて思わず笑いが止まらないが、これはあくまでもコンセプトカーで市販には程遠い、というか市販しても誰も買わないんじゃあないだろうか?

   http://www.netcarshow.com/kia/2014-gt4_stinger_concept/

ということで、駆け足で見たきたが、こうしてみるとクライスラー200にはチョイと興味があるので、これは後日もう少し詳しく紹介しようと思っている。




2014/1/20(Mon)
デトロイト モーターショー<2>

前回に続き、デトロイトショーで発表された新型車について。

6. Porsche 911 Targa
ポルシェ911のバリエーションに、お馴染みのタルガトップモデルが追加された。

   http://www.netcarshow.com/porsche/2015-911_targa/

7. BMW M3 Sedan & M4 Coupe
既に写真等は発表されていたが、デトロイトショーでは実車が展示された。今回からはクーペが4シリーズとなったためにMモデルもM4ということになる。

   http://www.netcarshow.com/bmw/2015-m3_sedan/
   http://www.netcarshow.com/bmw/2015-m4_coupe/

8. BMW 2-Series Coupe
こちらは1シリーズのクーペ版で、4シリーズ同様に2シリーズと呼ばれる。

   http://www.netcarshow.com/bmw/2014-2-series_coupe/

9. Mercedes-Benz C-Class
そして、これまたメジャーな車種で今更説明の必要がないCクラスの最新モデルチェンジ版。

   http://www.netcarshow.com/mercedes-benz/2015-c-class//

10. Mercedes-Benz S600
高級車の代名詞でもあるSクラスの、そのまたSクラスを象徴するS600が追加された。やっぱり、これが無きゃSクラスとはいえない、というくらいで、この不必要な大パワーが高級車ファンの心理をくすぐる。

   http://www.netcarshow.com/mercedes-benz/2015-s600/

11. Audi Allroad Shooting Brake Concept
他車が続々と主力車種をFMCするなか、アウディはといえば‥‥。

   http://www.netcarshow.com/audi/2014-allroad_shooting_brake_concept/

つづく。




2014/1/19(Sun)
デトロイト モーターショー

1月13日より開催されているデトロイトモーターショーは、既に述べたように各社が挙ってワールドプレミアを実施していて、ピックアップトラックなどを除いても十数車種もの新型車が初公開された。

これを1車種づつ紹介したいたら今月中にはとても終わらない事態となってしまうので、1回に数車種を極々概要だけを紹介して、詳細は海外のオリジナルを参照してもらうことにする。

1. Lexus RC F
ISのクーペ版であるRCクーペをベースに高性能化した、言ってみればBMW M4の市場を狙ったもので、エンジンは450ps、ミッッションは8速パドルシフトを装備している。

   http://www.netcarshow.com/lexus/2015-rc_f/

2. Toyota FT-1 Concept
FTは"Future Toyota "の略称だそうで、生産型のプロトタイプというよりも、デザインスタディーの為のモデルといえる。

   http://www.netcarshow.com/toyota/2014-ft-1_concept/

3. Nissan Sport Sedan Concept
リアルスポーツカーの雰囲気を持った4ドアセダンという、次世代のニッサン スポーツセダンのコンセプトカーで、確かに一見スポーツクーペだがドアは4つ付いている。

   http://www.netcarshow.com/nissan/2014-sport_sedan_concept/

4. Subaru WRX STI
今更説明の必要はないだろう。スバルファンが待ち望んでいた現行モデルのWRX STI。

   http://www.netcarshow.com/subaru/2015-wrx_sti/

5. Acura TLX Concept
ホンダの北米向けプレミアムブランドAcuraの主力セダンであるTLXの次期モデルのコンセプトカー。 コンセプトとはいうものの、事実上は次期モデルのプロトタイプであり、生産型にかなり近いだろう。とはいっても北米専用車であり、我々日本人にとっては全く興味の無いクルアでもある。

   http://www.netcarshow.com/acura/2014-tlx_concept/

当然ながら、次回に続く。




2014/1/17(Fri)
QOROS 3?

1月13日より開催されているデトロイトモーターショーでは各社が挙ってワールドプレミアを実施していることから、新たに発表されるオフィシャルフォットも目白押しというところだが、その中にQOROS(クオロス)という聞きなれないクルマも発表されていた。

これは一体何かといえば、中国の上海に本拠を置クオロス オートモーティブという新興自動車メーカーの製品で、昨年末より中国内で販売されているという。実際のワールドプレミアは昨年3月のジュネーブモーターショーということだが、勿論当時は話題にもならなかっただろし、当然ながら読者も知らなかっただろう。

そのクオロスの第一作は「CUOROS 3」というハッチバックでエクステリアは‥‥

まあ、何と言おうか、流石に中国だけあって何かに似ているような似てないような。


車両カテゴリーはCセグメントということで、エンジンは自然吸気の1.6Lという。それにしても、今頃になって新規に自動車産業に打って出るというのも中国らしい。

なお、オリジナル記事を参照したい場合は以下のリンクを辿ってもらおう。ただし、写真は上の2枚だけで解説も少ないが。

   http://www.netcarshow.com/qoros/2015-3_hatch/



2014/1/16(Thu)
Hyundai Genesis (2015)

デトロイトショーでヒュンダイの上級セダンであるジェネシスの新型が発表された。当然ながら嫌韓ネタです。

そして、勿論ここから先は嫌韓読者専用の特別編です。

方針を理解して特別編に進む





2014年1月24~31    →2014年1月9~15日