B_Otaku のクルマ日記



6月16~20日←  [2017年6月11~15日]  →6月6~10日

2017/6/14(Wed)  Lexus GS ってどうなった?

レクサス GS といえば、日本ではレクサスブランドの国内展開が開始された 2005年8月に、国内レクサス第1段として販売が開始された事を思い出す。実はこの国内初代 GS は米国向けレクサス GS としては3代目となり、初代~2代目は国内ではトヨタ アリストとして販売されていた。

アリストは言ってみれば米国向けクラウンで、型式もクラウンのバリエーションであることがハッキリと判るものだった。そのアリスト改め GS の国内販売当時は、日本の文化人もどきやその予備軍が「米国ではベンツや BMW 以上に評価されているのに日本人が買わないのは単なる無知だ」みたいな事を言っていたが、当時の米国でレクサスブランドの売れ筋は米国独特の 中型 FF セダンであるカムリを高級化した ES (日本ではウィンダム) と、SUV である RX (日本ではハリアー) であり、決して GS が Eクラスや5シリーズより売れている‥‥なんてことは無い! 

さてそれから10年以上の月日が経過した今、GS はどうなっているのだろうか? 少なくとも10年間の間に Eクラスや5シリーズのオーナーが GS に乗り換えた、何ていう話は聞いたことは無いし、今ではディーラーでもメルセデスや BMW と張り合えるなんていう事は妄想だった事を悟っているようだ。

それで現在の GS はといえば代表車種の 2.0L ターボの 200t と上級モデルの 350 、そして ”ライバル” の Eクラスや5シリーズからベースモデルのスペックを比較してみる。

GS 200t についてはスペックで見る限りは欧州の最新ダウンサイジングモデルと同等には見える。それどころかエンジンスペック何て同じ 2.0L ターボ同士では GS が一番高性能となっている。サッスガは世界のトヨタの技術!

しかーし、GS 200t には未だ試乗していないが、同じエンジンを搭載した IS200t と NX 200t は何れもよりスペックの劣る C200 や 320i よりもトルク感が無かったから、まあ言ってみれば ”トヨタ馬力” というところだ。
 ⇒ Lexus IS200t 試乗記 (2015/10)
 ⇒ Lexus NX 200t & 300h 試乗記 (2014/10)

それでは価格はといえば GS200t のベースグレードは 577万円で BMW 523i は 617万円だから、その差は何とたったの 40万円!しかもレクサスって確か値引き無しだったような覚えがある。という事はもしかして事実上同価格??

それでは10年前のレクサス国内展開開始当時の価格はどうだったんだろうか? という事で調べてみたらば
 2005年8月発売モデル GS 350 (V6 3.5L):520万円、GS 430 (V8 4.3L):630万円

対する欧州車は
 2005年8月発売モデル メルセデスベンツ E350 アバンギャルド:808.5万円
 2005年9月発売モデル BMW 530i:718万円

という事で当時は同等スペックなら GS が 200~300万円も安かった。な~る程、同等なクルマがそんなに安く買えるのだから、ベンツ・ビーエムのオーナーは次の買い替えにはレクサスに飛びつく、とトヨタやディーラーは目論んだ訳だ。それで前述の似非文化人達はレクサスに飛びついたのだろうか? そこん処が知りたいモノだ。

ところで今後はこういう事を書くと共謀罪で投獄されるのだろうか?

ようし、それじゃあ一丁頑張って、二十一世紀の小林多喜二となって文学史に名を刻むかぁ‥‥。





2017/6/13(Tue)  Lamborghini LM (1986)

最近の SUV ブームは高級車専門メーカーの進出も著しく、以前のオフロード車では考えられなかった超高性能モデルまで販売されている。例えばポルシェではカイエンの最上級グレードのターボSというモデルは、価格が 2,251万円でエンジンはV8 4.8L ターボ 570ps の出力と 800N-m!のトルクという凄まじさだ。

しかーし、そんなことで驚いてはいけない。未だ SUV なんて言葉さえ無かった30年以上前の 1986年に、何とあのスーパーカー専業メーカーのランボルギーニがオフロード車を販売していたのだった。

スタイルは今時の SUV とは異なり、殆どダブルキャブのピックアップトラックと言う感じで、これが本当にランボルギーニかぁ~?なんて言いたくなるだろう。

ピックアップトラックそのものの構成だから、リアには本当に荷台がある。

エンジンはランボルギーニ カウンタック用の V12 5.2L を砂漠での仕様を考慮した特別なエアクリーナーと質の悪いガゾリンの使用も考慮して改良したもので、450ps 500N-m という性能を発揮していた。まあパワー自体は最新のターボで過給したカイエン ターボの方が勝ってはいるが、なんたってあのカウンタックのV12 エンジンというステータス抜群のスペックだ。

生産は 1986~1993年という日本ではまさにバブル経済に突入して崩壊するまでとピッタリ一致していて、その間の生産台数は 301台だったという。

なお Lamborghini LM の詳細を知りたい場合には、例によって下記にて↓
⇒ https://www.netcarshow.com/lamborghini/1986-lm/




2017/6/12(Mon) クルマが飛んできた!

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む




2017/6/11(Sun) Volkswagen Arteon (2018)

Volkswagen Arteon (2018) という車名を見た時にはナンジャコリャあという状態だったが、調べてみたらばパサートよりも上級の5ドアサルーンで、勿論ブランニューモデルのようだった。

エクステリアはアウディ A5スポーツバックに似ていると言われているが実際に比べてみると‥‥確かにソックリだ。

そのソックリ具合はフロントのみならずリアも同様で、こりゃまるで兄弟車だ。

それではインテリアはというと、これはアウディのような高級感は感じられない。

シートの表皮や色使いを見るとフォルクスワーゲン ゴルフを思い浮かばせる、って、それりゃ当たり前だった。

この Arteon (日本語だとアルテオンと表記するのだろか) は BMW 4シリーズやメルセデス CLS クラスなどのカテゴリーの高級4ドアクーペをより求めやすい価格で提供するのが目的という。そりゃあまあ、同グループのアウディと競合しても無意味だから、言ってみれば廉価版のアウディ A5というところか。

エンジンは全て4気筒ターボで発売当初は3種類、2.0L 280ps TSI (ガソリン) と150ps および 240ps の2つの TDI (ディーゼル) エンジンが用意される。

このアルテオンの価格を調べてみたらば英国でのエントリーモデルが£30,000 というから、日本円にすると約 420万円で、これは同じく英国での BMW 5シリーズ グランクーペのエントリーモデルが£34,000 だから 12% 程安いが、思ったほど安くは無い。ただし、実売価格は判らないが?

なお詳細を知りたい場合には、例によって下記にて↓
⇒ https://www.netcarshow.com/volkswagen/2018-arteon/



6月16~20日←  [2017年6月11~15日]  →6月6~10日