B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)


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2015/6/19(Fri)
PORSCHE CAYENNE HYBRID <2>

今回、先ずは正面から見ると‥‥いや、まあ、結構な迫力だ。

リアビューはこの巨大なボディの下から覗く太い2本出しマフラーが左右から、合計4本もあるのが目に入るが、これは一体どんなエンジンを積んでいるのやら、と後続車のドライバーをビビらせるには充分な迫力だ。

全長 4,855o 、全高 1,710o というサイドビューも実車を見るとその馬鹿でかさと迫力に驚く。何故かスペック以上に大きく感じるのは何故だろうか?

Cayenne S-E Hybrid のヘッドライトはバイキセノンタイプが標準で、オプションでLED タイプが選択出来る。写真のクルマは形状からしてバイキセノンヘッドライトを思われる。

テールライトは当然ながら LED 方式を採用している。

 

リアクウォーターパネルにあるフタを開けると車両左側 (写真左下) がプラグインハイブリッドの充電用、右側はガソリン給油口となっている。

 

リアのエンブレムは Cayenne S であり、ハイブリッドと判るものはフロントフェンダー後方にある "e-hybrid" というエンブレムのみだ。なお写真では解りづらいがこの e-hybrid の文字はクロームメッキに淡い黄緑の縁取りがあり、この色がポルシェのハイブリッドのシンボルカラーとなっている。世間ではハイブリッド=ブルーというのが多いが、サスガにポルシェともなると下々のハイブリッドとはシンボルカラーまで違うようだ。

 

Cayenne S-E Hybrid は前後とも 8J×18 ホールと 235/55R18 タイヤ が標準となる。

ブレーキはフロントに6ポットの巨大なアルミオポーズド (対向ピストン) キャリパー、リアは同じく4ポットが採用されている。このキャリパーの色もポルシェ ハイブリッドのシンボルカラーに塗装されているが、一見黄色く見えるのでまさかのセラミックブレーキ?何て思うが、よく見れば多少グリーン掛かっている。

つづく。




2015/6/18(ThU)
Porsche 919 Hybrid

今年のルマンは17年ぶりにポルシェが総合優勝を獲得したが、この17年ぶりというのはその間総合優勝を狙うことをせずに911系でクラス優勝を狙っていたからだ。その空きを突いてAUDI 辺りが総合優勝していたが、その割には少なくとも日本では AUDI 売上に寄与はしていなかったようだ。

スタイル自体は如何にもルマンカーという雰囲気で、特に目新しいものでもない。実はこの919は昨年もルマンにエントリーしたがあと少しというところでリタイアしてしまった。



エンジンはV4気筒 2.0L ターボで500ps!、これにフロントを電気モーターで駆動するハイブリッドAWDシステムという時代の最新鋭システムで、これは近い将来のストリートモデル (911やボクスター/ケイマン) が同様のシステムになるという予告みたいなものだ。

更なる詳細は下記にて。
http://www.netcarshow.com/porsche/2014-919_hybrid/

実は919については既に昨年7月11日の日記の日記で展示用のモックアップを取り上げているので、こちらも合わせてご覧願おう。





2015/6/16(Tue)
PORSCHE CAYENNE HYBRID

PORSCHE が SUV である CAYENNE を発売したのが2002年だから、既に13年も経過していることなる。当時は PORSCHE がSUV なんて信じられなかったが、その後 PORSCHE は高級セダンの PANAMERA を追加し、さらに最近は CAYENNE より少し下のクラスの SUV として MACAN まで発売し、メーカーとしての規模を拡大中だ。

その CAYENNE 現行モデルは 2010年に発売された三代目 (開発コード 958) で翌年には PORSCHE 初のハイブリッド車である CAYENNE S-E HYBRID も追加された。そこで今更と言われそうだが、この PORSCHE 初のハイブリッド車についてスポットを当ててみる。

例によって主要諸元を確認するが、比較の相手としては高級 SUV の本家本元である RENGE ROVER のラインナップから多少スポーティーというかカジュアルで価格も多少安いモデルである RENGE ROVER SPORT の中から価格的に一番近い (と言っても200万円も安いが) HSE というモデルを、そしてBMW の高級 SUV であるX5 からはこれまた価格的に CAYENNE S-E に近い 50i を選び、更に国産からはハイブリッドでもある LEXUS RX450h を選んでみた。

サイズ的には LEXUS RX がホイールベース 2,740o と一番短く、他の3車は 2,900o 前後とほぼ同等となっている。価格的にも RX は国産車という条件を考慮しても安めの設定となっていて、因みに米国での価格 (MSRP) は Cayenne S-E:76,400ドル、Renge Rover Sport HSE:68,295ドル、 X5 50i:70,100ドル、RX450h:47,620ドルであり、やはり RX は他車よりも買い得な価格設定であり、高級 SUV としては最も売れているのも理解できる。

それで本題の Cayenne S-E だが、全幅1,940o というサイズは日本の道路事情では少し大きすぎる事も事実だが、それ以上に外から見た姿の馬鹿でかさは相当なものだ。

初代カイエンのスタイルはイマイチ間が抜けているカエル顔だったが、現行車は当然カエル顔ではあるが迫力がまるで違い、911等と相通ずるポルシェらしい迫力がある。実際に狭い裏道では対向車が手前の比較的広い場所で左に寄って退避している事が何度もあって、このクルマの迫力が伺い知れる。まあ、正しい社会人の乗るクルマでは無いから、うっかり擦ったりしてトラブったらいくらふっ掛けられるかわからないと思われるようだ。

今回は充分な試乗時間があったので、夜間のインテリアやヘッドランプの視界なども紹介する予定だ

つづく。




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