B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)



2014年8月1〜8日


2014/8/8(Fri)
Mercedes C Class vs BMW 3 Series

新型Cクラスがついに発売され、試乗記についてはC180を速報版として公開したが、Cクラスといえば対決相手はBMW 3シリーズとなるのは言うまでもない。ということで、この比較も取り急ぎ先ずは日記で行うことにするが、Cクラスの場合、主力となるC180は詳細な写真を撮影していなことと、ライバルの3シリーズにはC180に相当する、例えば318iという車種が無いこともあり、今回はC200 vs 320iということにした。なお基本諸元の一覧表では、これに残る御三家のひとつであるアウディ A4も義理で追加し、更にはレクサスISのベースモデルであるIS250も追加したが、ISについては”250”ではなくてIS200でもあればいいのだが、そいいうモデルは無いことからIS250で比較した。

それでC200と320iについては、既に日記や速報試乗記で似たような一覧表を使っているから敢えてコメントすることもないので、今回は久々登場のアウディ A4に目を移せば、どうも他車に比べるとひと時代前のスペックに感じる。それもその筈で、現行A4(B8)が日本で発売されたのは2008年3月だから既に6年が経過していることになり世間でいうところの末期モデルだが、次期A4の噂は聞こえてこない。いや、こちらが知らないだけかとも思って調べてみたらば、なんと‥‥ 来年、2015年夏に新型(B9)がリリースされるということだ。

A4 について付け加えると、今回一覧表にあげたのは2WDモデルであり、アウディといえば4WDのクワトロこそ価値があるわけで、そうなると価格もC200と同等になってしまう。それでは表にあげた2WDはといえば、何とFF+CVTという国産の安物顔負けのスペックで‥‥いや、ここは特別編ではないので止めておこう。そしてレクサスISだが、既にレクサスディーラーでもISとCクラスや3シリーズは競合相手ではないと明言しているくらいで、結局ガチンコ対決となるのはC vs 3ということだ。

ということで、早速2車を写真で比較してみる。先ずはエクステリアから。


アイデンティティという意味では最も確率している両メーカーだから、この2車の区別がつかないということはないだろうし、クルマに殆ど縁のないオバちゃんだってベンツとビーエムの区別は付くだろう。

ということで、次回から両車を比較してゆくことにする。

えっ? もう終わりかぁ。何て声も聞こえるが、こんな美味しいネタはジックリと引き伸ばして、時間稼ぎをしないと‥‥。言ってみれば患者の少ない、マルで流行っていない歯医者が1回に5分位治療して「ハイまた来週」っていう、あのテクニックだな。

つづく。




2014/8/7(Thu) LEXUS IS-F 生産終了

レクサスの高性能セダンIS-Fが7月末で生産終了した。IS-Fは要するにレクサス(トヨタ)版のBMW M3であり、当時のISのボディにV8 5.0Lエンジンを詰め込んだ高性能車だが、元々生産台数が少なのはそんなに売れるものではないことをトヨタ自身が知っていたからだろう。

それで、この手のクルマはもうやらないのかと思ったら、次期モデルはRC-Fが受け持つことになったようだ。レクサスRCはISベースの2ドアクーペで秋頃には発売されるようだ。

スタイルはオーソドックスな2ドアクーペで、ISと共通点があるのはRC=IS Coupeだから当然だ。

インパネはISと共通のようで、要するにインリアはウエストラインより下を極力流用して2ドア化したという感じで、これはBMWなども同様となっている。

そして以下の写真はRCをベースとしたRC-Fだが、斜め前の写真ではRCとの違いは解り辛い。

しかし、下の写真では大きく張り出したブリスターフェンダーや、フロントフェンダー後方のエアアウトレットなど、高性能バージョンの典型的なスタイルとなっている。

と、書いてはみたものの、ベースのRCだって結構派手はブリスターを付けているのに気がついた。

インテリアはベースのRCと大きく違わないように見える。

BMW M4よりは多少安いだろうが、恐らく1千万円級と思われるRC-Fを一体誰が買うのか、という疑問は旧IS-Fと同じ階層であり、M4 と比較して選ぶと言うことは無いだろう。

因みに聞いた話では地元の中小企業の専務だか副社長、要するに町工場の息子が買ったというし、近所の歯科医のカーポートにも一台置いてある。

いつものように詳細を知りたいという方は
LEXUS RC ↓
http://www.netcarshow.com/lexus/2015-rc/

LEXUS RC-F↓
http://www.netcarshow.com/mazda/2015-2/





2014/8/5(Tue)
快傑黒頭巾

今から約半世紀も前になるが、当時のテレビドラマで快傑黒頭巾というのがあった。内容は幕末の混乱期に活躍する倒幕派の話だが、今思い出してみると驚くべきことが多い。

ということで、偶にはクルマ以外の話題シリーズとして言いたいことをというのも面白そうだ。勿論例によって特別編とする。

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む




2014/8/4(Mon)
Mazda New DEMIO<3>

今回はインテリアを紹介するが、前述のようにこのクルマはプロトタイプであり、全くこのまま市販されるかどうかは判らないから、まあ参考程度としていただきたい。

そして写真を見れば解るように、このクルマの内装はデミオとしては高級過ぎる、という気もする。多分最上級モデルとか、更にそれにオプションを付けて、一体誰がそんな高価はデミオを買うんだい? という事になるのだろうが、まあ輸入車なんかはディーラー試乗車でも実際には有り得ないような高価なオプションが付いていたりして、逆にそういうオプションが付いているクルマを所有していると「あっ、お前、試乗車上がりの中古買ったな」なんてバレてしまうが、実はこの手はオプション内容さえ気に入れば充分な買い得車となる。

その一見高級そうな内装も、例えば写真下のようにシート表皮を拡大してみると、サイドの部分は如何にも人工皮革丸出しだとか、まあ所詮はBセグメントというのがわかるし、こんな高級そうな仕様でもポジションメモリーは勿論パワーシートでもない。

ドアのインナートリムはあまり普段は目に入らない事もあり、デミオに限らず他社でも結構コストをケチっているが、勿論デミオもよく見ればプラスチッキーだが、同クラスとしては良いほうだろう。

インパネは最近流行りの天板の上にディスプレイを載せたような配置で、これはアクセラから実施されているから、言い換えればCX-5とアテンザには未だ採用されていなかった。

3つのダイヤルで操作するオートエアコンはアクセラとは全く異なる。ただし、デミオということもあり、発売時には低グレードを中心としてマニュアルエアコンも有りそうだが、もしかすると大してコストアップにもならないからオートエアコンで統一してしまう、という事もあるかもしれない。

フロアーコンソールにはATセレクターやその手前のダイヤル式コマンドスイッチなど、最近の欧州車のトレンドに従っている。またスターターボタンなども最近の定番どおりとなっている。

メータークラスターのユニットは見た限りではアクセラと殆ど変わらない。こういうものは下手に上級車種と差別化するよりも、共通化したほうが安く付くのだろう。これを見て、冗談じゃあない!デミオなんかと同じメーターなんて許せない、と叫んでいるアクセラオーナーがいるかもしれない。

新型デミオの発売は秋というだけで具体的な発売日程は発表されていないようだが、今回はディーゼルエンジンも発売されるようで、Bセグメントのディーゼルというのは国内販売の日本車では例がないだろう。何て書くと、その昔ダイハツにあったのを教えてやる、何ていうメールが来るかもしれないが‥‥。




2014/8/3(Sun)
Mazda New DEMIO<2>

それでは真正面の写真から。

撮影条件の違いもあるが、ワンクラス上のアクセラとはデザインは共通であっても縦横比の違いからデミオのほうが安っぽく見える。因みに縦横比はデミオが全高1,500x全幅1,695oで1:13、アクセラは全高1,455x全幅1,795oで1:23となり、成程アクセラのほうが僅かではあるが広く低い。

ウエストラインは特にBピラー以降で急激にキックアップしているから、ちょいと好みが別れるかもしれない。前回のメルセデス・ベンツCクラスみたいは水平はウエストラインを求めるユーザーには、って、クラスがぜんぜん違うだろ!

リアもフロント同様にアクセラと共通のデザインだが、縦横比が違いがフロント以上に解りやすい。

ラゲージスペースはBセグメントハッチバック車の常で決して広くはない、というか狭い!

だだし、偶に荷物を積みたい時にはリアーシートのバックレストを倒すと長尺物も搭載できるが、リアバックレスト分が持ち合っているから床はフラットにはならない。

先行展示車のタイヤは185/65R15が装着されていたが、実際の発売時にはどうなるかはわからない。とはいえ、軽自動車でも14インチが当たり前の今日この頃、まあこの程度のタイヤは必要だろう。

ブレーキはフロントがオーソドックスな鋳物のシングルピストン片押しキャリパーだが、リアは見てのとおりでチンケなブレーキドラムドラムが見える。この小径でもブレーキ力が足りるということは相当なフロントヘビーだろう。

ということでエンジンルーム内を見ると、成程エンジンはフロントにオーバーハングされ、すなわちサスタワーより前に搭載されているからフロントの重量比は70%を超え、制動で荷重が前に移動すると90%近くがフロント荷重となりそうな気がする。従って、リヤはショボイ小径ドラムブレーキでも充分にその仕事を達成でき、リアブレーキライニングなんて一生交換しないでも良さそうだ。

次回はインテリアを紹介する。

つづく。




2014/8/1(Fri)
Mazda New DEMIO

既に欧州ではオフィシャルフォットも公開されて後は発売まで秒読み状態のマツダ 2、日本名ではデミオの新型の国内販売は秋からというが、それに先立ってプロトタイプの実車が公開されている。

フロントは最近のマツダ車に共通な5角刑のグリルが前に張り出したアグレッシブなスタイルで、日本車としてはチョッと癖があり過ぎでもあるが、このクルマはマツダ 2として欧州でも結構な販売数を見込めることもあり、これは欧州車の国内販売と思えばいい。

この新型デミオの主要スペックも既に発表されているので、欧州では同クラスとなるVW POLOと国内で同一カテゴリーとなるホンダのベストセラーカーであるFITとともに比べてみる。

アウターサイズについてはPOLOとほぼ同じでありFITとも近い。特にホイールベース(W/B)についてはPOLOがデミオより100oも短いのに比べてFITは50o短いが、要するにW/BはデミオがBセグメントとしては充分に長いということだ。

なお、その他の国産Bセグメントのアウターサイズは以下のように、ヴィッツは上記3車に近いが、マーチは少し小さく、スイフトはその中間というころだ。
 ヴィッツ:全長 3,885 x 全幅 1,695 x 全高 1,500o、W/B 2,510o
 マーチ:全長 3,825 x 全幅 1,665 x 全高 1,515o、W/B 2,450o
 スイフト:全長 3,850 x 全幅 1,695 x 全高 1,510o、W/B 2,430o

こうなると他の欧州車も知りたくる。そこで調べてみると‥‥
 プジョー 208:全長 3,960 x 全幅 1,740 x 全高 1,470o、W/B 2,540o
 シトロエン C3 :全長 3,955 x 全幅 1,730 x 全高 1,530o、W/B 2,465o
 フォード フィエスタ:全長 3,995 x 全幅 1,720 x 全高 1,475o、W/B 2,490o

結局、多少の違いはあるにしてもほぼ一定の寸法内に収まっている。このクラスは街乗りには丁度良くて、イザとなれば高速走行も一応できる。それに、国産車の場合は低グレードモデルならば下手な軽自動車よりも安いという事実も有り、実際に事故にあったときの安全性は大いに異なる、と思うが‥‥

次回につづく。



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