B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)



2013年9月1〜8日

2013/9/8(Sun)
PORSCHE New PANAMERA<2>

今回はエンジンの比較から。

ベースグレードとなる”素”のPnameraのエンジンはV6 3.6L自然吸気で310ps、400Nmという性能で、コレ自体は決して非力でもなんでもないが、PORSCHEという事になると、ちょいと寂しい。

高性能版のGTSはV8 4.8L自然吸気で440ps、520NmというGTSの名にふさわしいエンジンが搭載されている。

そしてLWBの4S executiveにはV6 3Lとはいえツインターボで加給されることで420ps、520NmというV8のGTS並のパワー&トルクを発生している。しかし、ショーファードリブンの4S executiveがハイチューンの3Lターボで、スポーツグレードのGTSがV8自然吸気というのは、何やら逆のような気がするが。

なお、発売は一足遅れとなるようだが、既に最高性能版のPanamera Turbo(2,172万円)のスペックも発表されていて、GTSと同じV8 4.8Lにツインターボで過給することで520ps、700Nmという凄まじいパワーとトルクを発生し、最高速度305q/h、0〜100q/h加速が4.1秒という高性能ぶりだ。このPanamera TurboにはLWBのTurbo executive(2,415万円)も用意されているが、速度無制限のアウトバーンならVIPを乗せて300q/h走行というのもあるかもしれないが、ここ日本では殆ど無意味となる。それでも、一番いいやつを持ってこいとか、副社長のメルセデスよりも社長のパナメーラがより高性能なエンジンを積んでないと、ワンマン社長の怒りに触れるんでは、という腰巾着の余計な気配りでご制約、というのあるかもしれない。

それで、エンジン別の排気管の違いはポルシェの伝統に従って、ベースグレードが楕円の1本x2(両側)、GTSが丸2本出しx2、そして4S executiveは同じく丸2本出しx2ではあるが、内径がGTSより少し細くなっている。

次にテールゲードを開けるにはゲートのウィンドウガラス中央下端にある小さな黒いスイッチらしきものを押すと、ゲートは自動でスーと開く。

そして現れたラッゲージは、写真の場合はLHBのために流石に奥行きが広い‥‥となれば話が早いのだが、実際には前期型の標準WBと比べても違いは無さそうだ。

 

ゲートを閉める時も当然押しボタンスイッチを使用する。なお、リアウィンドウ上のオープンスイッチによる方法が、全てのパナメーラで共通かは現時点では定かではない。

次にブレーキを比べてみると

ベースグレードは他に比べてキャリパーがワンサイズ小さく、色も黒のアルマイト仕上げとなり、これが”S”ともなるとサイズも大きく色もシルバーとなり、更にGTRSでは色が赤となるがキャリパーサイズはSと変わらないようで、赤いのは言ってみればハッタリ!と言う訳だ。

次回はいよいよインテリア編に進むが、パナメーラー初のLWBの広大な室内と豪華さは果たして‥‥。

つづく。




2013/9/6(Fri)
PORSCHE New PANAMERA

ポルシェ パナメーラがビッグマイナーチェンジにより後期型となったので早速紹介する。

今回の写真はベースグレードのPanamera、高性能モデルのPanamera GTS、そしてロングボディのPanamera 4S executiveの3種類で、特に4S executiveは今回新たにラインナップされたグレードで、ドライバーズカーのボルシェも遂にショーファードリブン車を発売したというところに時代を感じてしまう。

先ずはベースグレードのPanameraを見てみると、一見しただけで大きな変更点が見当たらない。

とはいえ、前記型の写真(下)と比べれば定番のフロントバンパーやリアのテールランプ形状変更がある。

それでは、スペックはどうかということで、下の一覧表を作ってみた。

ロングボディーの4S executiveはホイールベース(W/B)が150o延長されいるが、それ以外のモデルではW/Bもトレッドも全く変わらないからシャーシーに手を入れてはいないようだ。

↑高性能版のGTSはフロントバンパーのエアインテイクにフィンが付くなど、それらしい雰囲気を持たさている。

W/Bが150o長い4S executiveを標準ボティと比べてみると、成程リアのドアがデカいのに気が付く。勿論居住スペースやインテリアの装備も大きく異なるが、それについてインテリ編で紹介する。

つづく。




2013/9/4(Wed)
Kia Niro Concept (2013)

フランクフルトショーでキアが発表したNiro コンセプトというクルマ、全く何が目的なのがさっぱり判らない?

はい、本日は久々の嫌韓ネタです。前回の嫌韓ネタも結構なアクセス数で、このサイトの読者が健全な日本人であることが判り、実に喜ばしいことです。

勿論ここから先は嫌韓読者専用の特別編です。

方針を理解して特別編に進む

さて、特別編に進まない読者向けの情報は、当然ながらありませぬ!




2013/9/3(Tue)
VW GOLF Trendline<3>

今回は引き続きインテリアを紹介する。

インパネは基本的には同じだが、センタークラスタや水平トリムがTrendlineはシルバー、Highlineはピアノブラックという違いがある。しかし、パネルを除けばオーディオユニット自体は同じに見える。

エアコンも一見同じのようだが、よくよく見ると同じ3つのダイヤルがTrendlineではマニュアル操作のようで、要するにHighLineのオートに対してTrendlilneはマニュアルエアコンということのようだ。 低グレードモデルがマニュアルエアコンというのは欧州車にはよくある事で、BMWなども3シリーズの低グレードモデルは本来マニュアルエアコンが標準なのだが、日本向けは全てオートエアコンを標準としている。それぁ、まあ、400万円も出してマニュアルエアコンだったら、普通の日本人だったら当然怒るのは目に見えているから、BMWは日本人の気質をよく理解しているということだ。

コンソール上のATセレクターやパキングブレーキスイッチなどは同一で、センタークラスター同様にパネルの材質が異なるだけだ。 それにしても、ゴルフが全車に電動式パーキングブレーキを採用しているのに、BMW3シリーズは未だにレバー式というのは、ちょいと時代遅れじゃねえかい?

HighLineに付いているマニュアルシフト用のパドルスイッチはTrendlineには無いし(ただし¥オプション制定有り)、ステアリングスポーク上のファンクションスイッチ類も無い。

エンジンの始動はどちらもオードドックスな金属キーを使用する。HighLineだけはインテリジェントキーにするような日本車みたいなことはやらない潔さ、という程でも無いが。

メーターについては基本的に同じユニットを使っているが、デジタル技術のお陰で、ソフトの違いで対応できる表示内容はグレードやオプション装備で異なるようだ。

という訳で、内外装を見る限り50万円安いTrendlineでも充分のような気がする。そうなると、関心事はHighLineの1.4Lよりもアンダーパワーの1.2Lエンジンでの動力性能だが、これについては近日公開の簡易試乗記にて。




2013/9/2(Tue)
Toyota Yaris Hybrid (2013)

トヨタ ヤリス(Yaris)は日本でいうところのヴィッツであり、欧州で販売されるトヨタ車としては最も売れている車種となるそうで、そのヤリスにハイブリッドモデルが追加された。

このヤリス ハイブリッドは欧州でのBセグメントとしては初のフルハイブリッドということで、欧州ではBセグメントが最も売れているクラスだから、その意味でも話題性は満点だ。


エクステリアは、特にハイブリッドだからどうした、という事はなさそうだ。


バッテリーは後席の座面の下に配置されているからトランクスペースを潰されることもなく、この辺は他社に比べればダントツのハイブリッド経験を持つトヨタらしく、完成度も高そうだ。


燃費は3.5L/100qというから、日本式に表すと28.6q/Lとなるが、計測条件が異なるからJC08モードと単純には比較できない。

例によってオリジナル記事の参照は下記にて。

   http://www.netcarshow.com/toyota/2013-yaris_hybrid/




2013/9/1(Sun)
VW GOLF Trendline<2>

今回はエンジンの比較から。

HighLineのエンジンが1.5Lターボ 140psであるのに対して、Trendlineは1.2Lターボ 105psという違いがあるが、実際にエンジンルーム内を見ると少なくとも目に入る補機類と配置は殆ど同じ。エンジン本体が見えないから何とも言えないが、可成り徹底した共通化を実施しているようだ。

タイヤはTrendlineが195/65R15、Highlineが225/45R17を標準とするが、下の写真のHighLineはオプションのDCCを装着しているために、ホイールも専用デザインとなっている。Trendlineはグレードとしてはボトムだが、それでも標準でアルミホイールを装着している。これが少し前までならば、ボトムグレードは鉄っちんホイールと決まったいたのだが、流石に最近はアルミになったようだ。

ブレーキキャリパーは外観を見る限りでは共通のようだし、Trendlineのように15インチホイールと組み合わせるとキャリパーはホイールギリギリなっていて、こらがHighLineの場合だとスカスカに隙間があるというのは、ローターを含めて両車とも共通のブレーキユニットを装着しているからだろうと想像する。



インテリアでの大きな違いはシート表皮で、Trendlineはファブリック、HighLineはサイドがファブリックでセンターがアルカンターラを使用している。このアルカンターラが室内の雰囲気向上と実際に座った際のサポート向上に寄与している。

ただし、Trendlineのファブリックだって決して悪くはないし、むしろこれで充分という気がする。

ドアトリムは一部光物の華飾がある程度という定番の差別化はあるが、これも慣れればTrendlineで充分OK。

つづく。




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