B_Otaku のクルマ日記

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2012年7月16〜31日
  
2012/7/31(Tue)  New Boxster 981 vs Carrera 991 <2>


今回はホイールの隙間から見えるブレーキから比較してみる。

 

カレラとボクスターSは同じキャリパーとディスクローターを使用しているようだが、カレラはベースモデルなので黒いキャリパーであり、ボクスターSは”S”だからキャリパーは赤く塗装されている。なお、写真のクルマはカレラが標準の235/40ZR19であるのに対して、ボクスターSはオプションの235/35ZR20を装着していたので、ホイールの隙間はボクスターの方が大きく、一見するとブレーキローターが小さく見えるが、よくよく見れば同じものだ。ところで、ホイールの隙間から見えるタイヤハウスのブレスラインを見れば、この2車は全く同じであり、先代同様にAピラーより前方は殆ど同一なのだろう。

これが991でもカレラSとなると、フロントキャリパーは6ピストンと大型化されていて、カレラとは全く異なるのは先代と同様だが、先代はカレラSでも4ピストンだったことから、その違いが目立たなかったが、今回は一目で違いが判るくらいに形状が異なっている 。

フロントにエンジンを持たない911もボクスターも、フロントには結構深さのあるトランクスペースを持っている。そして先代と同様に両車のフロントトランクは同一となっている(写真右下)。
更に、ミッドシップエンジンのボクスターは、リアにもトランクが備え付けられている(写真左下)が、新型(981)は先代(987)よりも奥行が狭くなっている。理由を考えてみると、幌の後端部がより後方へと移動したためであろう、と推定する。ただし、深さは先代よりも少し増したような気もするが、まあ、”気がする”程度だ。



ドライバーズシートの形状は両車とも事実上同じであり、違いはシート表皮のみで、サイドは両車とも人口皮革(レザレット)で同じだが、センターは911が本革で、ボクスターがアルカンターラとなるの も先代と同じだ。ただし、写真の981はオプションのレザーシートを装着していたから、益々見分けが付かない。



シートの調整はボクスターからカレラSまで、全てが座面上下とバックレストの角度に電動を使用するが、前後調整は手動となるタイプが標準となる(写真 左下)。ただし、写真のボクスターはオプションのメモリー付電動シート(写真右下)を装着していたので、カレラよりシートが高級になってしまうという逆転現象が発生している。



先代のドアインナートリムはボクスターと911では明らかに異なっていたが、新型では全く同じ形状となっている。



形状は同じでも拡大すると、ボクスターが弾性樹脂のままなのに対して、911はレザー貼りでステッチが入っていて、勿論押せば軟らかいパッドになっているのが判る。ただし、写真の911はフル装備なので、標準車、とくにカレラの場合はボクスターに近くなるだろう。



次回も引き続きインテリアを、特に操作系について紹介する。

つづく。




  
2012/7/29(Sun)  New Boxster 981 vs Carrera 991


ボクスターの試乗車も既ディーラーに用意されているようで、ようやくポルシェの看板モデルである911(カレラ)とボクスターの新型の全容が見えるようになった。これらは単体で既 に紹介しているし、911についてはカレラSの試乗記を既アップしているが、これら両車の比較は未だだった。先々代の986/996以来、ボクスター(ケイマンも含めて)と911は多くの(50%以上の)部品を共有する兄弟車であり、今回もこのポリシーに変わりは無いようだ。

え〜っ、またポルシェぇ〜?なんて思う読者もいるだろうが、基本的にこのサイトではBMWのサルーンを中心にスポーツカーはポルシェ、そしてBMWのライバルとして状況によりメルセデスを主としている、ということを最近の読者はご存じ無いかもしれないが、決して平均して多くのクルマを扱うサイトではないのです。ただし国産車、といってもトヨタと日産は極力幅広く扱うようにしてい る。なぜなら、何だかんだ悪口を言ってはいるけれど、そこは日本人として国産車が発展することは嬉しいことであり、レクサスだってドイツ御三家(日本では二家?)に 早く追いついてもらいたい気持ちは、ちゃあんと持っているのですよ。

余計な事はこのくらいにして早速本題に移るとして、先ずはスペック比較から。



先代では911の短いホイールベースが特徴だったが、今回100mm延長されたことでボクスターとの差は僅かに25mmまで縮まった。しかし、こうして並べてみるとボクスターからカレラSまでの4車の性能は 、うまい具合に約50psくらいアップしていくし、最高速は15〜20km/hずつ向上していくようだ。それに対して価格はといえば、直線ではなく、どちらかといえば対数的に上昇していく。まあ、今に始まったことではないが。。

次にエクステリアを比べてみると



先代同様で、フロントビューはヘッドライトの形状がボクスターの台形に対して911は楕円となっている。しかし、全体の雰囲気は非常に良く似ていて、その点では先代以上かもしれない。



次にリアビューはといえば



エンジン位置は違うし、ボクスターはオープンだから、当然全く異なる。
それでも、幅が狭くて低いキャビンと低く幅広のウエストラインより下の独特な雰囲気は共通している。



そしてサイドビューは

 

911はキープコンセプトだが、ボクスターは先代に比べて幌の後端位置が後方に移動したことで、サイドのフォルムがクーペ的になって、幌を上げた時にどうもカッコが悪かったという 先代の欠点は大幅に改善された。。。
更にはボクスターのリアフェンダーにあるエアインテイクは、先代より大型化され、しかもドア側面を絞ってエアの流れをインテイクに導くラインは、まるでカレラGTのようで、911よりも速そうに見えたりする。これはちょっとヤバいんじゃないの。

という訳で、次回につづく。

つづく。




  
2012/7/28(Sat)  スカイラインの系譜 <3>


前回の3代目 C10につづき、今回は4代目C110から始めよう。C110型は通称ケンメリと呼ばれていたが、これはテレビCFでのケンとメリーのスカイラインというキャッチから来ている。先ずは懐かしいケンメリCFの動画から。



この曲自体も結構ヒットしていた覚えがある。
C110はC10と同様にGT‐R(KPGC110)が2ドアクーペにラインナップされていたが、KPGC10よりも100kgも重い車重のためにレースでは使い物にならず、街乗りでは排気ガス規制の強化に適合できずに僅か197台しか生産されなかった。しかし、当時の不人気とは打って代わって、その後の中古車市場では希少価値からか、恐ろしい高値を呼んでいる。
なお、GT‐Rはその後BNR32までの16年間、途絶えることになる。



なお、通常のモデル、特に直6 2LのGT、通称スカGはケンとメリーのCFの成功もあり、順調な売れ行きだった覚えがある。

5代目C210(1977年〜)のキャッチコピーは”SKYLINE JAPAN”という訳の判らない物だった。ラインナップは2L直6のGTシリーズと直4のTIシリーズの2系列だったが、TIといえば伝統的なBMWのグレード名だから、一部のマニアからは大顰蹙(ひんしゅく)ものだった。当時の日産は英国ディ ムラ―社の伝統的な高級車のグレード名であるゾブリンもパクるなど、もう何でもありのインチキ路線だった。



写真は2000GTの4ドアセダンだが、2ドアクーペもラインナップされていた。



6代目R30(1981年〜)はCFキャラクターにポールニューマンを起用したことから、通称”ニューマン スカイライン”と呼ばれた。そして後期型ではグリルレスのデザインとなり、通称”鉄仮面”と呼ばれたが、ラインナップに4気筒ターボ(190ps)の2000ターボRSというモデルが追加され、これは歴代スカイラインで最高のパワーだった。

そして7代目R31(1985年〜)は通称”セブンス(7th)”で、4ドアセダンとは別にサッシレスの4ドアハードトップもラインナップされていた。



センターピラーの無い4ドアハードトップなんて、剛性を考えたらどうしようもない代物だが、そんな物を出す日産の体質も落ち目街道まっしぐら、だった。
 


  
2012/7/26(Thu)  次期 マツダ アテンザ


スカイラインの続きをお送りする予定だったが、アテンザに関する情報があるので速報としてお送りする。

マツダは新型アテンザを8月末から開催されるモスクワモーターショーでワールドプレミアするそうだ。
それに先立って、先行動画が発表されている。



アテンザは現在のマツダのラインナップでは最上級車、フラッグシップモデルということで、数々の話題を振り撒くだろう。
 


  
2012/7/25(Wed)  スカイラインの系譜 <2>


3代目スカイラインのC10型は1968年に発売され、通称ハコスカと呼ばれていモデルであり、先代とは打って変わって近代的なスタイルとなった。 このC10型は別名”愛のスカイライン”とも呼ばれる場合があるが、それは下記に紹介するテレビCFが原因だと思っている。



しかし、このCFで歌っている”スリーグレイセス”というのは、懐かしいというか何というか、当時女性3人のコーラスグループで、結構テレビで見かけたから、売れてたのだろう。



C10型のエンジンはプリンス系のG15 直4 OHC1.5Lで、サスはフロントがストラット、リアがリーフリジットだった。言ってみれば大人しい中級ファミリーカーというところだ。



C10型から2月遅れで発売されたのが、日産系の直6 2L OHCのL20型が搭載された2000GT(GC10型)であり、リアサスペンションはC10型のリーフリジットから、セミトレーリングアームの4輪独立懸架となった。その2年後の70年には2ドアクーペのKGC10型が発売され、当時は高級パーソナルカーとして若者の憧れだったが、何しろエンジンがシングルキャブのL20、 要するにセドリックのエンジンだった訳で、当時大企業の社長のお坊ちゃまだった友人が買ってもらったというので、試乗させてもらったが、見かけの割に出足のトロさにがっかりしたり、喜んだり(?)したものだった。。。

そのGC10系スカイラインにミッドシップエンジンの純レーシングカーであるR380のエンジンをデチューンしたDOHC 直6 2LのS20エンジンを搭載したのが初代GT‐Rであり、当初は4ドアのPGC10が発売された。

下の写真は1年遅れで発売された2ドアクーペのKPGC10型で、リアフェンダーには黒いFRP製のオーバーフェンダーが付いているのが特徴だった。



以前にも紹介したが、歴代の国産エンジンのなかでもピカ一の美しさを誇るS20エンジン。シルバーに輝く3連のソレックス製ダブルチョークキャブレターや、幅の広いカムカバーなど、当時の一般のエンジンとは全く異なる機能美は、眺めているだけでも飽きな かった。



という訳で、まだまだつづく。
 


  
2012/7/24(Tue)  スカイラインの系譜


戦後の国産車にとって創世記であった1960年代には多くの代表的国産車が出揃ったが、有名どころで言えばトヨタがクラウン、コロナ、カローラであり、ニッサンはセドリック、ブルーバード、サニー、そしてプリンスのグロリア、スカイラインというところだろうか。実は今挙げた中で、未だに残っている名前といえばクラウン、カローラ、スカイラインというところだろうか。コロナとブルーバードは殆どサブネームとして残っている程度だから、事実上はなくなったも同然だ。 おっと、カローラもアクシオとフィールダーになって実質はサブネームになっているから、結局は伝統的な名前はクラウンとスカイラインだけということだった。

その歴史あるスカイラインについて、その系譜を追ってみる。



初代は1957年より発売されたALSI型で、発売時点ではOHV1.5Lエンジンを搭載していた。1961年には1.9Lモデルが追加され、当時の価格はDXが120万円というから、結構な高級車だったことになる。1960年からは伝統の丸型4灯テールランプとなったが、写真のクルマはそれ以前のモデル のようだ。
1962年にはスカイラインのエンジン、シャーシーの上にイタリアのカロッツェリアのデザインによる美しクーペボディを架装したスカイラインスポーツ(5月24日の日記参照)が185万円という恐ろしい価格で発売された。
なお、この当時はALSI(スカイライン)とBLSI(グロリア)は兄弟車であり、グロリアはスカイラインのシートと内装を高級化したモデルだった。またメーカーは発売時点では、富士精密工業であり、その後プリンス自動車工業に名称変更された。



1963年には2代目のS5型が発売され、このモデルからはグロリアとは全く異なるモデルとなった。
このために高級車だった先代と変わって、OHV1.5Lを搭載する小型ファミリーセダンとなった。

そして、1964年には第2回日本グランプリのGTクラスに出場するために、ホイールベースを200mm延長しAピラーより前を伸ばして、標準の1.5Lに代えてグロリア用の6気筒OHC 2Lエンジンを搭載し、ホモロゲーション用に必要な100台を一般に販売したのがスカイラインGT の始まりだった。



1965年にはレース用と同じウェーバーのダブルチョークキャブを3連装して125ps、5速ミッションを搭載した2000GTがカタログモデルとして発売され、その後にシングルキャブ105psのモデルがGT‐A(写真上)として追加されたため、125psモデルはGT‐Bと命名された(写真下)。
スカイライン2000GTは、4気筒1.5L用のボンネットを延長して6気筒2Lエンジンを強引に押し込むという乱暴な方法だったが、その長いボンネットによるアンバランスなスタイルは、当時のクルマ好き のガキ、いや大人達からも憧れの目で見られていた。なお、フロントフェンダーのGTエンブレムはGT−Aが青、GT‐Bが赤であり、この仕来り (しきたり)はその後にGT‐Rにも引き継がれていった。



次回は3代目スカイライン、通称ハコスカのC10型を取り上げ見る。
 


  
2012/7/23(Mon)   NISSAN MARCH <2>


インテリアは試乗記で取り上げた前期型がアイボリーだったのに対して、今回はブラックを基調としてシートセンターがグレーという色だったこともあり意外にスポーティーに見える。



シート表皮も欧州の低価格車的な織り目の粗いファブリックで、個人的には国産コンパクトカーの中では一番マトモだと思っている。まあ、シート表皮なんていうのは個人の好みが大きく反映されるから、中にはこの手のシート表皮を見て 「こんな安物使いやがって、やっぱりトヨタには敵わないんだなぁ」と思う場合もあるだろう。



ドアのインナートリムを拡大してみると・・・・・流石にプラスチック丸出しで、チャチい。



インパネも前期型と変わらないが写真のクルマはナビではなく純正のCDラジオが付いていた。



エアコンはマニュアル式で、実にシンプルだし、コンソール上のCVTセレクターには当然ながマニュアルモードなどは無い。ただし、降坂用のLレンジがあるのは他社のCVT と同様だ。

 

メーターは速度計のみで、これまた実にシンプルだ。



軽自動車を別とすれば、現在の国産車では最も小さい部類となるのがマーチであり、実際に乗ってみれば、近所の足にはこれで十分という気もする。とはいえ、流石に遠出をするのはちょっとシンドい から、一家に一台のファーストカーには成りえないだろう。
 


  
2012/7/22(Sun)   NISSAN MARCH


日産のBセグメントコンパクトカーであるマーチがFMCされたのは2010年7月で、それから約2年経過した今年の4月に早くもマイナーチェンジ(MC)が実施された。 現行マーチはタイ生産の輸入品であり、初期には国内生産と比べての品質問題に対する懸念などがあったが、さて2年経って解決されたのだろうか?という訳で、今回はMCされたマーチについて写真で紹介する。

今回のクルマは中間グレードのXで、価格は120.1万円となる。グレードとしてはベースグレードの12S Vパッケージ(103.6万円)から上級の12G(147.1万円)と、更にXとGには4WDモデル(約17万円高い)も設定されている。



エクステリアは前期型に対しての変更点は判らないくらいだった。しかし、初期型を見たときは何となく出来の悪さを感じたのが、気のせいか今回は随分改善されているように感じる。



リアラッゲージルームを改め眺めてみると、このクラスとしては奥行の広い方だと感じるが、元々全幅が狭く、しかもタイヤハウスの張り出しも大きいから幅方向には決して広くない。



直列3気筒 1,198ccのHR12DEエンジンンは79ps、10.8kg・mと控えめだが、最近発表された次期ノートは、この1.2Lをスーパーチャージャー(SC)で過給しているようだから、近い将来jにはマーチにもSCモデルが出るかもしれない。



エンジンルーム内のプレートには”NISSAN MOTOR (THAILAND) CO.,LTD”の文字が見える。



次回はインテリアを紹介する。
 


  
2012/7/21(Sat)   991 Carerra <2>


前回の続きとして、Newカレラのインテリアを紹介する。



基本的にはカレラSと同じなのは997と同様で、カレラかカレラSかの違いよりも、オプションの選び方が内装の異なる原因となる。写真のシートは標準の”スポーツシート”と呼ばれるタイプで、表皮はパーシャルレザー (サイドが人口皮革でセンターが本革)を使用している。また、シート調整は上下とバックレスト(リクライニング)が電動だが前後は手動となり、当然ポジションをメモリーすることはできない。



メーターはセンターの回転計がカレラSのシルバーグレーに対して、カレラはブラックとなる。しかし、内容的には特に カレラとカレラSに変わりは無い。



 ATセレクターもカレラSと全く同じだし、センタークラスターのエアコンコントロールパネルも共通であり、更にはナビ一体型の標準オーディオも同じものを使っている。また、センターコンソール上のスイッチエリアも同じだが、ここはオプションの装着状況によりスイッチの数などが異な り、試乗記で使用したカレラSではSのみに標準のPASMとオプション装着されていたスポーツエクゾーストシステムに関するスイッチが付いていた。また、2列に並んだスイッチ群の中央には、オプションのサンルールを装着すると、その操作ボタンが並ぶが、写真のクルマは未装着なのでこのスペースはブランクになっている。



こうしてみると、多少の差別化はあるものの、内外装は基本的には同一となっているから、約340万円という恐ろしい価格差の多くは3.4L 350psと3.8L 400psのエンジンの違いという事になる。 それでもカレラの価格は1,192万円(PDK)もするが、超クルマ好きのサラリーマンが必死で努力して購入する限界とはいえ、非現実的とも言えない。それにMTならば1,117万円だから、これなら・・・・・いや、やっぱり前途は険しそうだ。それに、例によってベースモデルの装備は、あくまで好みの仕様を決めるためのオプションであり、最低でも50万円、一般的には100万円くらいはオプションを考えるようだが、超マニアならほとんどスッピン&ドノーマルというのも有りかもしれない。ただし、そんな仕様は在庫車には無いから、当然注文生産となるし、そんなクルマをキャンセルされたら売り手が見つからないから、ディーラーはビビるかもしれないが・・・・。
 


  
2012/7/19(Thu)   991 Carerra


新型911(991)については、 既にカレラSの試乗記をアップ済みだが、ベースグレードである”素のカレラ”については、写真も全く紹介していなかった。理由は簡単で、いままでカレラの写真を撮ろうにも、展示車などは全てカレラSだった為で、この度、やっとカレラの内外装を撮影したので、遅ればせながら紹介しよう。。

展示車は真っ赤なポルシェだったが、この言葉を聞いて何やら歌の歌詞を思い浮かべる貴方は十分に ジジババです!

 

ボディは基本的にカレラとカレラSでは共通となっていて、他社が差別化に使用するフロントバンパーのエアインテイクなども共通だ。





 後方から見ると、伝統的な識別点である排気管で識別できる。言うまでもなくカレラは楕円形で左右各1本の2本出しであり、カレラSは左右でそれぞれ丸型2本の合計4本出しとなっている。



もう一つの定番識別点は、ホイールから覗くブレーキキャリパーであり、カレラはブラックのアルマイト処理がされている。



カレラSのブレーキキャリパーは赤く塗装されている。違いは色のみではなく、今回からカレラSは6ピストンとなり、カレラの4ピストンと比べて大きさも大きくなっている。



次回は引き続き、カレラのインテリアを紹介する。
 


   
2012/7/18(Tue)   NISSAN New NOTE


日産から新型ノートが発表された。 

同時にプロモーションビデオも発表されているので、まずはそれをご覧いただこう。



このビデオを見てみると、結構強気の発言だが、売れ行きは如何に?
 


   
2012/7/17(Tue)   981 Boxstar


新型ボクスター(981)については、7月1〜5日の日記で速報版として紹介したが、この時はオープンの写真のみだったために、今回は追加版として幌を立てた (クローズド時の)写真を紹介する。



斜めから見た場合はよく判らないが・・・・



サイドから見ると、ルーフ後端の角度がなだらかになって、よりクーペらしくなった。


 
後方から見るとテールランプが小さいのに気が付く。



こちらはBoxstarのオープン時の写真?
ではなくて、カレラ カブリオレ。よく見ると違うのだが、一見Boxstarと見分けが付かない。



新型Boxstarは既にディラーへ試乗車が配備されたようなので、興味のある読者は是非とも試乗さfれると良いだろ。
 


   
2012/7/16(Mon)   CAROLLA AXIO Luxel


今年の5月にFMCされたカローラシリーズについては、ワゴンのフィールダーの簡易試乗記をアップ済みだが、セダンのアクシオは日記にてチラっと紹介したのみで、しかも低グレードモデルだった。 現在のカローラセダン、すなわちアクシオのユーザーの主流は60歳過ぎであり、それも多くは65歳以上という、もう爺婆専用車みたいなものだ。そうなると、質素なベースモデルが主流だろうとは思うが、せめて高級な内装に浸りたい、というユーザーだっているだろう。

そこで、今回紹介するのはアクシオ 1.5 ラグゼールという最上級モデルで価格は190万円。これはベースモデルの1.5X(144万円)よりも約50万円も高い。

先ずはドライバーズシートを中心にインパネやコンソール周りを見ると、ふんだんに使われているウッド(風のフェイク)が目を引く。言ってみれば、カローラというよりもミニクラウンというべきか。



エアコンは当然ながらフルオートが付いている。夜間の照明で文字はグリーンに浮かび上がるという、これまた高級感に満ち溢れている。なお、純正のナビはオプションでも設定が無いようで、これはディーラーオプションとなるようだ。まあ、190万円の車に30万円のラインオプションを設定しても、誰も買わないだろうが。それに、60歳以上のドライバーはナビなんか必要ないし、あっても使わない(使えない!) 可能性が大きい。



ミッションはCVTで、コンソール上のセレクターはジグザグゲートであり、そのベースプレートは勿論ウッド(調)。エアコン同様、夜間のグリーンの照明が美しい。



メーターには回転計まで付いているし、正面には大径の速度計というメルセデスを髣髴させるメータークラスターのレイアウトだ。



木目調パネルと共に、ダブルラッセルのシート表皮は、このタイプのユーザーからすれば当然であり、欧州調の 織り目の粗い表皮(トヨタではスポーツファブリックと呼んでいる)などを使ったら、なんでこんな安物を使うんだ!と、クレームになることは間違いない。



これから年金の財政は益々厳しくなり、老後をどのように生きていくかは、各個人にとって大変に重要なことだ。そんなこと言ったって、マダマダ先のことだという気持ちはよく判るが、年月は加速度的に進んでいって、年を取る程、同じ1年が短く感じるようになる。老後の足に、クルマを持つか持たないか。軽にするのかメルセデスにするのかなど、各人の経済状況や考え方により千差万別だが、アクシオ ラグゼールならば、適度な大きさと上級クラスも真っ青の豪華な内装など、これならマアマアの老後を送れるかもしれない。

これで走りの方が、Cクラスとは言わないまでも、ソコソコだったら、言う事無いのだが・・・・。
 


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