B_Otaku のクルマ日記

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2012年6月15〜30日
   
2012/6/30(Sat)  BMW 640i Gran Coupe <3>


今回は引き続き室内を見てみる。



インパネは6シリーズクーペと共通のようだ。写真上のノーマルと下のM Sportの違いもインテリアトリムくらいなもののようだ。






ドアインナートリムも写真上のノーマルと下のM Sportの差はウィンドウスイッチバネルの材質くらいだが、本来のM Sportは内装にアルカンターラを使用しているので、雰囲気は変わる筈だ。そういえば5シリーズセダンの時も、初期の展示車は今回のようにオプションのレザーインテリアだったために、本来の良さがわからなかったが、その後に見たアルカンターラを内装に使ったM Sportは独特の雰囲気で実に良かった。



2ドアのクーペと違うのは、4ドア車としては当然ながらリアウィンドウのスイッチがあることだ。



オーバーヘッドコンソールは随分閑散としているが、各種のオプションをコレデモか、とばかりに付けると、色々なスイッチが並ぶのだろう。



オーティオとエアコンのコントロールパネルは6シリーズと全く同じだし、ユニット自体は5シリーズとも同じだ。



この写真だけ見たのでは6シリーズクーぺ(2ドア)との識別は出来ないくらいに同じだ。



5シリーズとも共通のメーター類。フルスケール260km/hは523iでも同じだったから、5シリーズと6シリーズで徹底した共通化を図っているようだ。結構な値段なのに、随分とセコく原価低減を図っているようだが、それだけ世界の市場は厳しいのだろう。尤も日本のように、いくら6シリーズとは言え 、ベースモデルでも1千万円也で売れるという有り難い市場もあるが・・・・・。



輸入元によれば、6シリーズ グランクーペは車格としては7シリーズと同じだそうで、7シリーズがフォーマルな4ドアセダンであるのに対して、グランクーペは少しお洒落でカジュアル好みのユーザー向けだそうだ。
因みに640i グランクーペの米国価格は76,000ドルであり、まあ、日本価格が高いか妥当かは難しいところだ。

次回は十数年ぶりに完全に新設計となった新型ボクスターを紹介する。


 


   
2012/6/28(Thu)  BMW 640i Gran Coupe <2>


今日はエンジンフードを開けたところから見てみよう。



640iのエンジンは直6 3Lターボで 320ps、45.9kg・mという4.5L並の性能を持ち、同じ直6 3L 535iの306ps、40.8kg・mより もハイチューンとなっている。なお、640iも535iもエンジン型式は同じN55B30Aであり、性能の違いは制御(主に過給圧)の違いという、最近のBMWで御馴染みの方法だが、個人的には何となく釈然としないのは読者も同じではないか。



トランクルームは思ったよりは広かったが、この大きさの4ドアサルーンとしては狭い。



標準は245/45R18タイヤのところを、写真のクルマは(フロント)245/35R20、(リヤ) 275/30R20が装着されていた。このために、下のM Sportよりもホイールサイズが大きくなってしまった。
M Sportの場合は(フロント)245/40R19、(リヤ) 275/35R19が標準となっている。
なお、両車のブレーキキャリパーは同じ物のようだが、標準モデルはメッキでM Sportは黒い塗装が施されている。まあ、黒く塗ったところでブレーキの効きが良くなる訳ではないが。



サッシレスドアのために、ドアを開けるとサイドウィンドウが下がり、閉めると上がることでボディーにガラスを喰い込ませて、サッシの代わりに剛性をアップさせる、御馴染みの機構が付いている。



リアのドアを開けるとGran Coupeのエンブレムとチェッカー模様が隠されている。






上がベースモデル、下がM Sportの室内。流石にベースモデルとは言え、限りなく1千万円に近い価格だから、フル電動のレザーシートが標準装備されている。



M Sportはシート表皮にレザー/アルカンターラを使ったスポーツシートが標準となる筈だが、写真のクルマはフルレザーのコンフォートシートらしきものが付いていた。



ということで、この続きは次回にて。 次回は十数年ぶりに完全に新設計となった新型ボクスターを紹介する。


 


   
2012/6/27(Wed)  BMW 640i Gran Coupe


6月15日の日記で概要を紹介したBMWの新型4ドアクーペの実車が、そろそろ各地で展示され始めたようだ。そこで、このブランニューモデルを写真で紹介しよう。前回のニッサン キャラバンではいくらなんでもチャチ過ぎると思っている諸兄には、喜んでいただけるかと。

なお、写真はどちらも6気筒の640iで、黒い車がノーマルグレード(986万円)、白い車はM Sport(+60万円)となっている。ただし、黒い車も展示車としては当然ながらオプションを満載している。なお、V8搭載の650iは1,257万円 という数年前のM5並の価格となっていて、キャラバンよりはちょっと高い。



クーペというだけあって、サイドに回ってドアの数を確認しないと2ドアクーペと見紛うばかりで、確かにカッコいいが、よく見ればデカイ!
全長5,010×全幅1,895×全高1,390mm、ホイールべース2,968mmという寸法は、7シリーズの全長5,070×全幅1,900×全高1,490mm、ホイールべース 3,070mmに対して、僅かに全長−60mm×全幅−5mmの違いであり、ほとんど7シリーズ迫る大きさだ

この角度から見ると、2ドアクーペよりも113mmも長いホイールベースなど、やっぱり4ドア車というのがハッキリ判る。

 




フロントは御馴染みのマスクとイカリングを組み込んだヘッドライトなど、誰が見てもBMWだ。



展示車は640iなので、太い排気管が左右各1本の2本出しとなっていた。



今度はホワイトのM Sportを見ると、ブラックとは違うスポーティーさを感じ、よりクーペらしい雰囲気がある。なお、M Sportの全高はノーマルと変わらないが、白いボディカラーやエアロパーツが全体を低く見せる効果があるのか、実際よりも車高が低く感じる。



長いボンネットと短いリアーオーバーハングというスポーツカー的フォルムを持つ。7シーズよりも100mmも低い全高から サイドのグラスエリアが狭いこともスポーツカー的に見える原因となっている。



オプションのサンルーフはグラスエリアが広い。ボティーカラーがホワイトのために、スモークのグラスエリアが強調されて、これまたスポーティーというかお洒落というか、雰囲気を高めている。



フトントフェンダーサイドにはM5を彷彿させるエアーアウトレットがある。誰だっ!BRZみたいだ、なんて言っているのは!



勿論、次回につづく。

 


   
2012/6/26(Tue)  NISAN NV350 CARAVAN <3>


高い位置にある運転席に座ると、乗用車に比べて寝ているステアリングや床から高い位置にあるシートによって膝を直角に 曲げて足を下ろすようなドライビングポジションなど、やっぱりトラック的だ。



ATセレクターはいわゆるインパネシフト(ニッサンではインストシフト)となっている。これがMTの場合はどうなるのかと思ってカタログやニッサンのサイトを見たが、MTの写真は見つからなかった。ただし、MTもインストシフトと表記されているから、ATと同じようにインパネから生えているのだろう。
エアコンは当然ながらマニュアル式だし、オーディオについては商用車らしく1DINサイズのFM/AMラジオが標準装備されて、下段は小物 入れとなっている。ナビを装着するにはこの部分の2DIN分を使う。



メーターは意外にも回転計が付いている。写真のクルマはキーによる始動だが、カタログではスマートキーとスタートボタンも出ていて、これは上級のGXグレードに装着されている。

 

キャブオーバー車の特徴として運転席のフロアー前端部中央にはステアリングシャフトが通っているために、左足でブレーキを踏む事はできない。ATの場合は登りの段差からの発信時に左でブレーキを踏んで飛び出しを防ぐことが出来ない。なお、3ペダルの場合は左端のプッシュ/プッシュタイプのパーキングペダルを付ける場所が無いために、昔懐かしいステッキ式となる。



タイヤハウスの隙間から見える板バネ(黄色↑)は、リアサスがリーフリジットであることを表している。リアサスにトーションバーを使ったくらいでゴチャゴチャ言っている輩は、これを見てなんと思うのかが楽しみだ。

今回はキャラバンの4ナンバーバンという実用に徹したクルマを紹介したので、次回は趣を変えてBMW 650i グランクーペを紹介する。
 


   
2012/6/25(Mon)  NISAN NV350 CARAVAN <2>


今回はインテリアを紹介するために、先ずは運転席に乗り込むことにする。
ドアノブは樹脂の素材色で味も素っ気も無いが、これぞ商用車ということで、むしろそれらしい。



ドアを開けて、さてクルマに乗り込むには乗用車とはチョッと違う。先ずはAピラー上方にあるハンドブリップ(写真右下①)を右手でしっかりと握って、ステップ(同②)に右足を掛けたら右腕を引きながら ステップに立って、そこから乗り込む。この動作はキャブオーバー式トラックなら当然で、大型トラックなどは見上げるような運転席に乗り込む 、というかよじ登る訳で、まあ、ミニスカのお姉ちゃんでは運転席に登るのはチョイと無理かもしれない。

リアのパッセンジャールームは運転席と違って少しは文化的なステップが付いているから、概ね誰でも乗れるだろうが、それでも足腰の弱った人には厳しいかもしれない。この辺は同じく高いフロアーといってもエクストレイル等のミニバンは、これ程ではないから、やっぱりミニバンとキャブオーバーのワンボックス車とは、一見似てはいるがカテゴリーが違うと いうことが判る。
それにしても、リアシートのセコさには驚くが、これは本来折りたたんでおいて、緊急時に使用するものなのだろう。

 

フロントシートは法規上では3人掛けだが、センターは補助的で普段は折り畳んでテーブルとして使われる。
左右のシートは結構まともな形状で、下手な乗用車よりも良いくらいだ。

 

シート表皮は質素なファブリックだが、これが逆に欧州(の安物)調で返って好ましかったりする。



外側のドアノブと同様に、ドアのインナートリムやアームレスト、そして内側のドアノブなどは全て樹脂丸出しで、逆にそのシンプルさが決して悪くない雰囲気を出している。でもチャチだが。



フロントウィンドウは一丁前にパワー式だが、手動式の生産が殆ど無くなった現状では、むしろ安くつくのかもしれない。リアのドアの内張り (写真右下)は、フロント以上に質素で唖然とするが、ここは本来”荷台”だからこれで充分なのだ。

 

リアゲートを開けると、流石に広いラッゲージルームが見える。



運転席から室内後方を見ると、更に長く感じる。これだけの図体を持っていても、実は4ナンバーの小型貨物だから、 スペース効率の良さが判る。そういえば、昔の5ナンバーフルサイズであったセドリック/グロリアは、今の幅広いクルマよりも室内は広かった記憶があるが、最近の乗用車は全幅が1.8mもあるのに 室内は決して広く感じない。一体、どうしてしまったのだろう。



次回も引き続きインテリアを紹介する。
 


   
2012/6/24(Sun)  次期アテンザ


マヅダは次期アテンザの発売予定を前倒しして10月に国内発売をする、というニュースが発表されている。理由としては先に発売されたCX-5ディーゼルの販売が好調であり、クリーンディーゼル第二段のアテンザの人気も充分に期待できる、ということだろう。
以上のニュースは朝日新聞が6月22日に報じている。
オリジナル記事は  http://www.asahi.com/business/update/0620/TKY201206200541.html

とこりで、マツダの次期アテンザといえば、昨年東京モーターショーに出展されていたコンセプトカーである 雄(TAKERI)の市販型といわれとり、昨年のショーでは『新世代クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV−D」と独自の減速エネルギー回生システム「i−ELOOP」を採用するなど、雄はマツダのデザインと技術の粋を集めて描き出した結晶といえる』・・・・・ということだった。





確かに、CX-5のディーゼルモデルに試乗してみて、その出来の良さには感心したものだが、やはり世間でも多くの人が認めたからこその売れ行き好調でもあるのだろう。ところが、人間の感覚というのは全く人それぞれで、この出来の良いディーゼルよりもエクストレイルディーゼルの方が良い という記述を何処かのサイトで見た覚えがある。まあ、世の中には色々な感性の人がいるものだ。

次回はキャラバンの紹介を続ける予定だ。
 


   
2012/6/23(Sat)  NISAN NV350 CARAVAN


今から約30年前に発売されたニッサンキャラバンは、トラックをバリエーションに持たないバン専用設計で、商用1ボックスバンとしては洒落たデザインであったこともあり、 瞬く間に商用バンの代名詞となった。しかも、乗用車仕様(ワゴン)のコーチは豪華な室内や回転対座シートなど、正に走るリビングルームであり、この手のマニアの憧れの的となっていた。それに対してトヨタはといえば、ライバルであるハイエースバンは、元々が1トン積みの小型キャブオーバードラックのバン仕様であったこともあり、街で見かけるハイエースといえばシングルキャブのトラックが殆どだった。

ところが、その後はトヨタも頑張ってハイエースを改良し、何時のまにやらキャラバンを追い越して、今では1ボックスバンの80%以上がハイエースという状況になってしまった。この手の1ボックスバン&ワゴンの使い道として、最近ではロングボディーのワゴン仕様が病院や介護施設で使われているのを見る機会が多い。10人乗りならば普通免許で運転できるというメリットがあり、最近流行のデイケア用として8ナンバーの車椅子仕様など、急速に伸びている新しい産業分野での需要増を考えれば、キャラバンだって指を 咥えて見ている訳にはいかないだろう。

そこで、ニッサンが本気でFMCしたNV350 キャラバンが新発売された。

 

エクステリアを見れば何やらライバルのハイエースと見紛うばかりのスタイルをしている。まあ、この手のクルマは決められたサイズに強引に四角いボディを押し込む訳で、結果的に同じような形になるのは判らないでもないが・・・・・・。





それにしても幅が狭く背が高いが、それでも写真は標準ルーフ仕様であり、ハイルーフともなれば更に全高は高くなる。



写真のクルマはライダーというオーテックバージョンであるが、右下には”最大積載量1200kg”というステッカー が貼ってあり、商用車登録、すなわち貨物自動車だ。



ここで、例によって基本緒元を一覧にしておく。比較相手は当然ながらトヨタ ハイエースだが、ハイエースの場合は流石にバリエーションが豊富、というか膨大 なために、下の表ではバンの代表的な車種のみとした。ハイエースのワゴンはコミューターと命名されて、介護用の特装車が半標準で用意されてたり、マイクロバスの範疇まで揃っている。
 
      NISSAN NV350 CARAVAN TOYOTA HiACE
      ロング
VAN(WAGON)
スーパーロング
VAN(WAGON)
ロング ワイド/
スーバーロング
 

車両型式

  V#2E C#4E H200系 H200系

寸法重量乗車定員

全長(m)

4.695 5.080 4.695 4.840/5.380

全幅(m)

1.695 1.840

全高(m)

1.990 2.285 1.870 1.880/2.240

ホイールベース(m)

2.555 2.940 2.570 2.570/3.110

駆動方式

FR/4WD FR FR/4WD

車両重量(kg)

  1,660-1,910 1,770-2,060 1,610-2,000 1,850-1,990

乗車定員(

  3/6/9/(10) 3/6

サスペンション・タイヤ

サスペンション方式

ダブルウィシュボーン ダブルウィシュボーン ストラット

リーフリジット

タイヤ寸法

  190/80R15*1 265/65R17LT 225/65R17LT

ブレーキ

Vディスク/ドラム

価格

車両価格(2WD)

  189-322
(244)万円
223-287
(321)万円
198-276万円 231-289万円
 

車両価格(4WD)

287-351万円 301-318万円 296-306万円 261-270万円
 

備考

*1:VANはLT *1:VANはLT 標準ルーフ5ドア
他にワゴン多数
他にワゴン多数

標準ボディーは両車とも4ナンバーを前提としている為に、全長4,695、全幅1,695mmと小型車枠一杯に出来ている。ハイエースはバリエーションが多いが、キャラバンも今後は拡大していくのか、それとも売れ筋だけで勝負していくのか。ハイエースがこのクラスを制覇したのも、バリエーションの多さゆえといえるが、逆に言えば売れているからバリエーションも揃えられる 、とも考えられる。
 
      NISSAN NV350 CARAVAN TOYOTA HiACE
      2.0 2.5 2.5 Diesel 2.0 2.7 3.0 Diesel

エンジン・トランスミッション

エンジン型式

  QR20DE AR25DE UD25DDTi 1TR-FE 2TR-FE 1DE-FTV
 

エンジン種類

  I4 DOHC I4 DOHC
DieselTurbo
I4 DOHC I4 DOHC
DieselTurbo

総排気量(cm3)

1,998 2,488 1,998 2,693 2,952
 

最高出力(ps/rpm)

130/5,600 147/5,600 129/3,200 133/5,600 151/4,800 144/3,400

最大トルク(kg・m/rpm)

18.1/4,400 21.7/4,400 36.3/1,400
-2,000
18.6/4000 24.6/3,800 30.6/1,200
-3,200

トランスミッション

5AT/5MT 5AT 5AT/5MT 4AT/5MT 4AT 4AT/5MT

エンジンンは両車ともボトムグレードに4気筒2Lガソリンを配し、これにガソリン2.5(2.7)とディーゼル2.5(3.0)と、どちらもトヨタの方が僅かに排気量が大きい。ATミッションについては、ハイエースが4ATであるのに対して、キャラバンの5ATは流石に開発時期が新しいだけのことはある。まあ、トヨタのことだから、近いうちに6AT化してくるだろう。

というところで、次回につづく。
 


   
2012/6/21(Thu)  メーター比較 <2>


前回はプレミアムブランドの比較をしたが、今回は大衆ブランドとハイブリッド車についても比較してみる。

6.VW パサート
最近のVWは高級化が進み、下手をするとBMWなどと変わらないのでは、なんて思うが、やはり車両自体の成り立ちや設計思想は大衆ブランドだろう。まあ、パサートのユーザーには悪いが・・・・。

先ず先代のパサートの写真(左下)はメータークラスターにウッドパネルを使用するという、メルセデスやBMWどころか、VWグループのプレミアムブランドであるアウディすら追い越してしまったくらいだが、現行モデル(写真右下)では極々普通の感覚に戻った。そして、現行形のイメージはアウディとの共通点を感じる。



7.ボルボ S60
フォードは自社の傘下からボルボ、ジャガー、アストンマーチン、ランドローバー(レンジローバー)で大衆向けではないプレミアムグループというのを作っていたが、元々はボルボが高級車なんていう認識は日本くらいな物だった のに、日本での成功に気を良くしてか、ボルボをプレミアムブランドにしてしまった。
と、まあ、ボルボについては難しい問題もあるが、確かにフォードグループから離れてからは徐々にマトモになってきた。そのボルボのDセグメントセダンであるS60のメーターはグレードによって大きく差別化されている。といっても、良く見れば外側のリング が違うくらいだが。



8.トヨタ マークX  & カムリ ハイブリッド
マークXについては、日本的高級車の定番的な自光式だが、クラウンなどに比べて予算が少ないのか、それ程には演歌調でないのが逆に救いとなっている。
カムリはハイブリッドのためにケバいブルー系だが、まあHVの場合は先進性ということで、このくらいの方が似合ってはいる。



9.トヨタ SAI & レクサス HS250h
トヨタSAIとレクサスHS250hはご存知のように兄弟車で、プリウスよりもワンランク上のDセグメントハイブリッド専用車だが、プリウスに比べてよりオーソドックスなセダンの外観を持っている。 そしてメーターについては全く異なっていて、ここまで差別化するのは、高級ブランドのレクサスと一般ブランドのトヨタとの差別化なのだろうか。
なお、ハイブリッド車の場合は電気系のエネルギーを表すメーターというガソリン車には無いものが必要となる。



10.スバル レガシィ
先代BPは日本車特有のギンギラ気味の自光式だったが、現行BRでは自光式とは言え大分オーソドックスになってきた。



11.ニッサン ティアナ
何やらやたらに細かい目盛と、光り輝く文字など、東南アジア向けにはこれが良いのだろうか。

12.マツダ アテンザ
赤く輝く目凝りと数字は他社とは一風違っているが、欧州主体のマツダだけあって日本丸出しということはない。



さて、この企画だが、気が向いたら他のセグメントもやってみるかもしれない。
 


   
2012/6/20(Wed)  メーター比較 


運転中にドライバーの視線を一番多く受けるインテリア部品といえば、やっぱりメーターということになる。その証拠にドライバーの真正面に付いている。今回は、各種モデルのメーターを比較してみるという企画を立ててみた。そこで、第一回目は多くの読者が一番関心があるであろうDセグメントサルーンを取り上げてみた。

1.BMW 3シリーズ
DセグメントといえばBMW3シリーズだから、先ずはこれから比較してみる。
先代のE90からは全グレードで丸いアナログメーターにシルバーのリングが付いた。それ以前のE46は一部のグレードを除いてリング は無かったし、このリングの無いメーターは国産車でも当然だった。しかし、E90の後に国産車もいつの間にかリングを持つものが主流となったような気がする。
そして最近新型となったF30は、新時代のBMWのメーターとしてE90の大径2つから、大径2つ+小径2つとなった。さらには、3つのデザインラインというバリエーションの導入により、これらに対してそれぞれメーターのパネル部分の色やアクセントを変えている。



2.メルセデス Cクラス
昨年のビッグマイナーチェンジ以来、高級Dセグメント車として3シリーズを追い越すくらいの出来の良さで、BMWがビビって急遽新型の発売スケジュールを前倒しにしたといわれるのがCクラスだ。
写真でも判るようにBMWとは全く思想が異なり、センターに大径の速度計を配しているし、回転計は小さくて参考程度だから、BMWのようにエンジン回転数を見ながら必死で走るというユーザーには物足りないものがあるだろう。
なお、前期と後期では大幅に変更されていて、この点でもビッグMCというよりも、日本車だったらFMCというくらいに大幅に改良されているようだ。



3.アウディ A4
回転計と速度計を同径で対照に配するのはBMWと同じだが、中央のインフォメーションディスプレイの幅を大きくとってあるため、メーター間の距離が大きい。なお、ディスプレイは最新である3シリーズやCクラスが高精細度のカラー液晶ディスプレイを使用しているために、リアルな画像を表示するのに対して、やはりA4は設計時点がちょいと古いのを感じる。ただし、メーターの高級な質感という面では前2車を上回っているかもしれない。



4.レクサス IS
日本車丸出し、いやトヨタ丸出しの御馴染み自光式メーター採用のレクサスISだが、それでもチョッと前のクラウン程にはケバくはないが、やはりドイツ御三家と比べれば違和感はある。まあ、これが日本車の特徴だし、個人的にこの手を好むユーザーもいるだろうから一概には否定できないが、それでもISの不振をみれば少し小さめのクルマに400万円以上も出すユーザーの多くは、この手を好まないだろう。
なお、後期型では速度計のフルスケール(FS)が180から260km/hとなった。どうせ180km/hでリミッターが掛かるとはいえ、やっぱり気分的にも後期型の方が良いと思う。
まあ、中には100km/h以上は法律違反だから、速度計の目盛も100km/h以上は不要だ、というヤツもいるらしいが・・・・・。



5.ニッサン スカイライン(インフィニティG)
スカイラインの場合、先代V35の妙なオレンジ色から、現行では白くなり、雰囲気はレクサスISと似ている。しかし、ISよりも違和感が無いような気がするのは、目盛が粗くて見易いからか?
それにしても、V35のメーターの何となく日本車臭いセンスをみると、ほんの10年ほど前の日本のクルマなんてベンツ・ビーエムから乗り換えたら、なんじゃこりゃ?という変態だったのを思い出した。



以上、今回はドイツ御三家と日本が誇る米国向けのプレミアムブランド2つを取り上げてみた。
次回は、Dセグメントでも一般的なブランドについての比較をやってみようと思っている。

つづく。
 


   
2012/6/18(Mon)  Nostalsic Car Show 2012 <10> (ローラT70MkⅢ)


初期の日本グランプリといえば、ニッサンのライバルとしてポルシェを駆って堂々の戦いをしていたプライベートのタキレーシングチームの活躍が思い出されるが、前回紹介したR381の出場が既に噂されていた第5回日本グランプリに タキレーシングチームから突如としてエントリーされたのがローラT70MkⅢだった。 当時トヨタ、ニッサン、タキの戦いを、マスコミがTNTなどと言っていたのを思い出した。



当時はグループ6 プロトタイプスポーツカーによる耐久レースシリーズが世界選手権として頂点だった時代で、むしろF1よりも人気があったくらいだった。そのグループ6マシンであるローラT70MkⅢは当時ローラT70の最新モデルであり、そのスタイルは今見ても古さを感じさせない。



特徴的なガルウィングドアは、当時のレーシングカーではそれ程珍しいものではなかった。



ミッドシップには
R381と同様にシボレー製5.5リッターV型8気筒エンジンをチューンナップして搭載している。



コックピットはやはりレーシングカーらしい無骨なものだが、シフトレバーが右にあるのが目を引く。当時のレーシングカー に右ハンドルが多かったのは、多くのサーキットが右周りだからと聞いたことがある。



さて、このローラT70MkⅢの第5回日本グランプリでの結果だが、予選でこそR381に継いて3〜4位を確保し、本戦でも緒戦は良い戦いをしていたものの、徐々に後退していき、結果は惨憺たるものだった。
 


   
2012/6/16(Sat)  Lexus ES350


「レクサスES、日本名ウィンダム」 というテレビCFが流れていたのは10年程前だっただろうか。その後、レクサスの日本国内展開でアルテッツア⇒IS、アリスト⇒GS、セルシオ⇒LS、ソアラ⇒SCというように、レクサスブランドとして再出発 (価格の大幅アップ)をしたが、ウィンダムについてはESとして国内販売されることは無かった。前出のCFがあって、同じクルマだと言ってしまった大失態を隠すため、という見方もあったが、最大の理由はウィンダムが日本では決して売れた車ではなかったことだろう。ウィンダム(ES)は ドイツ御三家を仮想敵としてきた他のレクサス車とは異なり、アメリカ向けベストセラーの中型セダンであるカムリの高級版で、車両自体もカムリと共通点が多いクルマだった。そして、国内レクサス発足時の試乗記でも述べたように、米国でレクサスが売れているというのは、メルセデスやBMWと張り合って、ISやGSが売れているのでなくて、米国向けFF中型車の豪華版であるES (とSUVのRX)が売れているのだった。

この米国レクサスのドル箱であるESがFMCされた。ラインナップはES350とES300hで、スタイルは最近のレクサスのアイデンティティであるスピンドル グリルを配しており、一見GSと見紛うくらいだ。



タイヤは215/55R17を標準とするが、オプションで18インチも用意される。



ES350は268ps/6,200rpm 34.2kg・m/4,700rpmを発生する3.5L V6エンジンを搭載する。 ドライブモードは、その名のとおりパワートレインとステアリングのレスポンスが向上するスポーツに切り替えが出来る。



室内はトヨタ得意の豪華絢爛たるもので、これこそが米国で人気のある所以だろう。
 



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