B_Otaku のクルマ日記


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2021/12/30 (Thu)  Nissan Note Aura

日産のBセグメントハッチバック車ノートは、落ち目の日産としては頑張っていて、一時期は売り上げトップだった事もあるが、流石に今年の上半期では7位と落ち込んでいる。とはいえ、トップ10を殆どトヨタ車に独占されている現状では、充分に頑張っていると言っても良さそうだ。

そのノートの上級モデルとしてノート オーラが8月に発売された。そこで従来のノートとオーラを比較してみる。

オーラのアウターサイズは全長 4,045 x 全幅 1,735 x 全高 1,520 ㎜ 、に対してノートは全長 4,045 x 全幅 1,695 x 全高 1,520 ㎜ であり、最大の違いは5ナンバーサイズの全幅が 40㎜ 広くなった事だ。

そうは言っても、リアからの比較では違いは殆ど判らない。

サイドから見ると数字的には全高が 5㎜ 高いオーラだが、これまた見た目では判らない程度だ。

最大の違いは 40㎜ 広い車幅だが、よく見ると確かにプロポーションが異なり、その違いはグリルとライトに表れている。

ダッシュボード付近はほぼ共通のようで、ここだけ比べてたら両車の区別はつかない。

コンソール上のセレクター等も全く同じで、パネルに木目があるか無いか、程度の差だ。

内装については、一見すると大きな違いは無いようにも見えるが、シート表皮などは高級化されているようだ。

パワーユニットはエンジンは発電のみで駆動は電気モーターというお馴染みのe-POWERのみで、エンジン自体は直列3気筒 1.2L とノートと変わらないが、制御の変更した事でモーターの性能が 136㎰、300Nm となり、これはノートの 116㎰、280Nm よりも多少パワーアップされている。

価格差は約40万円で、車幅が広い事と多少のパワーアップと内装材の違いでこの価格差は微妙だ。

オーラ (AURA) といえば、生体が発散するとされる的な放射体であり、さて日産オーラは車体全体から「オーラを感じる」かといえば、まあそれは無いし、よく見なければ違いが判らない。内装だって精々上級グレードと言う程度で、ノートのプレミアムモデル、何ていう程では無い。

とは言えオーラを追加したお陰でノートの販売は好調で、その後の順位を2ポイント程上げて5位前後となっている。しかし以前のように販売トップに躍り出るのは厳しいだろう。

 




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