B_Otaku のクルマ日記


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2020/1/15 (Wed)  鉄道博物館 <2>

随分と日にちが経ってしまったが、鉄道博物館の続編をお送りする。

前回は通勤・通学に使用した通勤電車を取り上げたが、今回はもう少し長距離を走る急行と特急車両を取り上げる。最初は急行の代名詞であった 455系電車から。

国鉄時代の 1958年に運用開始された 153系電車は、車体の前後に出入台 (デッキ) を設けて全席ボックスシートにするなど、電車としては大いなる居住性を得る事で利用者からの評判も良かった。この 153系を交流と直流の両方に適用できるように改良したのが 451・471系で、そのバリエーションとして電動機出力をアップしたのが今回の展示車である 455系だ。

この車両には1970年代に社会人となって中距離の出張をする場面で何回か乗った覚えがある。このローズピンクとクリーム色の塗装色は「当時交直両用急行色」と呼ばれ、首都圏では常磐線の急行として上野付近で度々見かけたし、実際に乗ったこともある。

通期電車と異なり車両両端にドアを持つ2ドア車で、客室が出入台で仕切られている。

シートは全てボックスシートだが、今考えてみると背もたれは垂直でクッションは硬いし、足元も狭いというもので、決して快適ではなかった。

余談だが、この展示車両は何故かドアに近い4列分がロングシートに改造されていた。恐らく地方の中距離用に転用されていたために、セミクロスシート車の代用としたのであろう。

急行に対してより遠方の出張などでは特急を使用したが、その代表車種がボンネットタイプの181系でそのルーツは1958年に登場した101系で東海道線で「こだま」として使用されていた。この「こだま」は新幹線の開通する前には高速列車の代名詞的存在だったが、小中学生では乗るチャンスは殆ど無かった。

急行用と同様に2ドアで客室とはデッキで仕切られていたが、ドア幅はむしろ狭く窓ははめ殺しだが大きな2重ガラスが特徴だった。これは全車両冷房化されていたために可能となったものだ。

シートは2人掛け回転クロスシートで、急行用と比べれば格段に座り心地が良かった。ただし写真の普通車用では背もたれが固定だった。グリーン車になるとリクライニングシートだったようだが、何しろ当時、いや今もグリーン車何て乗った事がないから、その座り心地の違いは判らない。

今の若い世代は国鉄時代の急行何て知らないだろう。尤も地方では割に最近まで急行は残っていたようだが、今現在では完全に絶滅してしまった。それどころか、新幹線の普及によって在来線の特急も大幅に減っている。

次回はブルートレインと呼ばれていた寝台特急を取り上げる。

つづく






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2020/1/11 (Sat)  2020年日産は新型車攻勢で業績回復?

このところ全く新型車が無く、増々じり貧状態の日産自動車だが、今年は新車攻勢で業績回復が期待されるとも言われている。

そこで今年の新車って何が予想されるのかを調べてみた。

新型ノート
 6~7月頃にFMC が予想される。プラットフォームを一新し得意の e-POWER はより進化するというから、確かにこれは期待できる。現行モデル (E12) は 2012年に FMC されたものであり、それでも e-POWER のお陰で日産車としては最も売れた車種となっている。

新型エクストレイル
 夏以降に発表されると予想されていて、三菱アウトランダーとプラットフォームを共有する兄弟車になるという。勿論 e-POWER 搭載モデルもあるというから、これも最初はかなり売れるだろう。

新型デイズルークス
 既に兄弟車のデイズが昨年 FMC されているので、ウルトラハイトワゴンのルークスもこれに追従する事になる。

以上!

何っ、3車種だけ?しかもノートはモデル末期の現行モデルでさえ昨年の国内売り上げでは普通車でプリウスに次ぐ第2位であり、元々これ程売れているのだから、新型となっても劇的に台数が増えるとも思えない。

それではエクストレイルはといえば、現行モデルは昨年第24位だから、新車効果で数量アップは望めるだろうが、SUV 自体がそれほど売れる車種ではなく、SUV としては昨年トップのトヨタ C-HR でも第15位とそれほど期待ができるかと言えば、まあそれは無いだろうが、海外では結構売れるかもれない。

それではデイズルークスはというと、実は軽自動車の販売データーではデイズの中に一纏めとなっているので、末期のルークスの台数が判らないが、新型になったからと言って劇的に増えるとも思えない。しかも軽自動車だから国内のみであり、現在の日産の主流である海外での販売増は望めない。

という事で、まあ多少は上向きとなるだろうが他社の新車攻勢はすさまじく、トヨタなんて FMC の予定が FJクルーザーの後継モデル、新型ミライ、クーペスタイルとなるハリアー、ランドクルーザー、ランドクルーザープラド、ヴィッツ後継のヤリス、エスティマ、レクサスCT、レクサスLX という事で、何と9車種!

今や日産はトヨタの敵ではないのは判っているが、それにしてもこれ程までに差が付いているとは‥‥。


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