B_Otaku のクルマ日記

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2015/12/15(Tue)
BMW M4 Coupe<2>

フロントフェイスから見てみれば何時ものようにベースとなるモデル、今回は420i M Sport と殆ど同じに見える。ところが、よ〜く見ればエアインテイクは全く違う形をしている。

 

リアでは4本出しのマフラーが只者ではない気配を感じさせる。えっ? マフラーなんて社外品の4本出し付ければ 420i だって迫力満点になるぞ、って? いやね、本来そのような設計になっていないクルマにその手のマフラーをつけると M4 のように上手く収まらずに不自然に下にぶら下がっていたりと見る人が見れば直ぐにバレてしまうから、世の中そんなに甘く無い。

因みに写真左下は 420i クーペで1本出しのマフラーが一目で判る相違点だから、ナンチャッテ M4 にする場合は上記でボロクソ言った社外品の4本出しは結局必須となる。

 

サイドビューも一見すると 420i M Sport と大きく変わらないが、何となく迫力が違うのは実はフェンダーなどは別部品となっているためだ。

リアーのラッゲージスペースは4シリーズクーペと共通だから充分に実用になるが、セダンと比べればやはり狭い。

バリアブル・ライト・コントロール機能を備えるアダプティブLED ヘッドライトやコーナリング・ライトを組み込んだヘッドライト。

フェンダーサイドには大きなエアアウトレットがあるのはM モデルのお約束。最も最近は420i でも小さいながら同じようなエアアウトレットを備えてはいる。

 

M4 のエンブレムは写真右上のフェンダー以外にはフロントグリルとリアトランクリッドにそれぞれM ロゴと ”4” のエンブレムがある。

 

前述のマフラーを拡大すると単なるハッタリのマフラーカッターではなく本物のエクゾーストパイプであるのは流石に本物!

次回はエンジン、ブレーキとインテリアをレポートする。

つづく




2015/12/14(Mon) BMW M4 Coupe

マニアの憧れのクルマといえばフェラーリ等の超高価格&高性能車が思い浮かぶが、一般人からすればいくら何でも現実離れしている。そこでもう少し現実的な価格と性能クラスでのマニアの憧れの一つにBMW M3があるが、これも年々大きく高価になっている。そんな M3だが、最近はBMWの商品名が以前とは変わり偶数をクーペモデルとする事を徹底してきたために、従来はM3クーペと呼ばれたモデルは M4 となり、その M4 の現行モデルは 2014年2月にデビューしている。と言う事は既に2年近くが経過しているが、このクルマを詳しいレポートは未だだったことを思い出し、遅ればせながら今回はM4 を取り上げることにした。それにしてもジュリエッタも同様だったが、マニアからすれば定番のような車種も見なおしてみると結構放置していたのに気が付いた。

それで、例によって先ずはライバルとの諸元比較を行うが、BMW の M に対してメルセデスの場合はAMG となるのは当然だが、今現在 AMG のCクラスクーペは発売されていない。では欧州ではどうかといえば、C63 AMG Coupe (2017) のオフィシャルフォットが既に発表されているから近いうちに販売が開始されるだろうが現在は空白となっているために、この比較では既に発売されているセダンの C63 AMG を取り上げてみた。次にBMWにメルセデスといえば残るはアウディという事になるが、最近のアウディはモデルチェンジサイクルが遅くてDセグメントで言えばベースとなるA4 なんて2007年の発表だから既に 8年が経過していて、現行3シリーズやCクラスに比べればひと世代前のクルマだが、まあ一応 RS5 を選んでみた。

そして最後に残るのは日本が誇るプレミアムブランドであるレクサスで M4 のライバルとなる高性能クーペ RC F を取り上げてみた。

それにしてもこのクラスは今や4百数十馬力が当たり前になり、車両重量も一番軽い M4 でも 1.6トンもあり、残る3車については概ね 1,800s という重量級となってしまい、車幅だって 1,850o 前後もあるという高級大型クーペの部類であり、以前の M3のような適度なサイズに高出力なエンジンを乗せたハンドリングマシンという性格とは全く異なってしまっている。

価格についても現行 M4 は1千万円の大台を軽く超えてしまった。十数年前とはいえ3世代前の E36 時代のM3は700万円くらいで、その次の E46 でも800万円だった訳で、これら6気筒の自然吸気モデルこそが本来のMらしいものだった、と昔を懐かしみたくなる思いだ。

ところで価格といえば昔から M3 というのはボッタクリの代表みたいに思っていたが、メルセデスの C63 AMG はセダンでも M4 と同等価格であり、アウティに至っては更に200万円も高いというのは一体これで誰が買うんだい? と言いたくなる価格設定だ。残るレクサスはドイツ御三家と同等スペックだが価格は ”産地直売” ということもあり100万円程安い設定となっている。

ここで米国価格を調べてみると、M4 は $65,400 でC63 AMG は $65,250 、アウディ RS5 は $70,900 だから日本価格の円ドルレートはそれぞれ 172円/$、183円/$、193/$ と言う具合で寧ろこれら3車の中ではM4 は多少割安(!) な設定であり、RS5 は米国でも妙に高いが日本ではそれ以上に割高で、目出度くも今回のボッタクリチャンピオンに決定!

おっと、レクサスを忘れていた。RC F の米国価格は$62,805 だから 151円/$ とドイツ車より割安だが、それでも日本国内価格よりも米国価格の方だ割安というのには驚いた。

それでは前置きはこのくらいにして実車を見る事にする。

エクステリアはBMWらしさという面ではキープコンセプトで、全幅は1,870o もあるが割りと締まって見えることもあり、それ程肥大しているとかデブになっちまった、という気はしない。

ということで、いつものように次回からは詳細を写真で紹介する。

つづく。




2015/12/12(Sun) ブレーキとアクセルの踏み間違い

前回の特別編で高齢者による交通事故について取り上げたが、その後も同じような事故は報道されていて、その原因が本人の供述ではブレーキとアクセルと踏み間違えたということらしいが、今回はこの件について考えてみる。

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓 (最近チョイとネタ切れだが) があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む




2015/12/11(Fri)
Lexus New RX <4>

ダッシュボードのデザインは最近のレクサスに共通する天板が2段になっているもおので中央のディスプレイも横幅がかなり広いワイド画面となっている。

センタークラスターは上部には中央にアナログ時計を配し左右にはエアアウトレット、その下にはオーディオおよびエアコンの操作パネルというオーソドックスなものだが、これらは極力上に配置されているために天板から飛び出したディスプレイとともに視線移動は少ない。

コンソール上にはレクサスに共通のAT セレクター、コマンドダイヤル、回転式の走行モードスイッチがあるが、例によって配置は各モデルによって異なっている。ダッシュボード右端には各種スイッチ類が並ぶが、ドイツ車のように回転式のライトスイッチがあるわけでもなくさっぱりとしている。

 

AT セレクターのパターンも他のレクサスと同様でオーソドックスなティプトロタイプだが直線ではなくジグザグとなっており、しかもセレクターレバーの根元にはレザーブーツが掛かっているので慣れないと操作しづらい。

 

写真のクルマはハイブリッドのRX 450h だが右側の速度計の反対側、すなわち左側は何時ものパワーメーターではなく回転計となっているが、これは恐らく切り替えでパワーメーターに変身するのだろう。

とうことで色々見てきたが version L ということもあって室内の高級感は十分だ。それで肝心の走りはといえば既に試乗は済ませてあるので近日中に試乗記としてアップする予定だ。

乞うご期待!



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