B_Otaku のクルマ日記

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2009年1月

2009/1/28(Wed) フィアットとクライスラーの提携


もう既にご存知と思うが、フィアットとクライスラーが提携してフィアットはクライスラーの株式の35%を取得し、さらに春には55%までアップするとか。

米ビッグ3の中でも最も経営難と噂されているクライスラーをイタリアでは最大手とはいっても世界的にはそれ程メジャーではないフィアットが提携・支援する意味は 何なのだろうか。確かにフィアットはコンパクトカーが主体で、ミドルサルーンでさえ傘下のアルファロメオにラインナップされているくらいだから、ビッグサルーンやボンネットトラックに強いクライスラーとの提携でお互いの手薄な分野を補完するということだろうか。

まあ、フィアットもクライスラーも日本では殆ど売れていない。フィアットジャパンが日本で輸入販売しているのは、パンダとその派生車の500とグランデプントだけ。以前はバルケッタやムルティプラなども売られていたが、今は輸入が途絶えている。確かに日本でフィアットを買うユーザーは余程の物好だから絶対的に数が出ないし、売れないからディーラー網もお粗末で、しかも営業マンだって優秀な人材が集まらないという、負のスパイラルに陥っても当然だ。


フィアット パンダ
 



2009/1/25(Sun) 不況といっても、在るところには在る


フェラーリが16度目のF1コンストラクターズチャンピオンの獲得を記念した限定車、スクーデリアスパイダー16Mは生産台数が499台。日本向けは60台で、これがアッという間に完売してしまった。価格はイタリアで25.9万ユーロだから、ユーロ安の最近でさえ3000万円を軽く超える 。日本では一体いくらになるのやら。
ちなみにスクーデリアスパイダーはベースとなったF430スパイダー(2671.2万円)よりも重量で80kg軽く、最高出力は490→510ps、最大トルクは465→470Nmと、何れもアップしている。



本当の金持ちは、不況くらいではビクともしない。一番痛手を受けるのは、極端な業績不振に陥るであろう中小企業の経営者が経費で買っているメルセデスやBMWの中上級車。そして、ボーナスが激減するであろう大企業のホワイトカラーがユーザーの主力であるBMW1〜3シリーズやメルセデスCクラスなど、ということかもしれない。
 



2009/1/22(Thu) 不況の今こそチャンスあり


世界的な不況は益々最悪の状況となってきたが、実はこういう時こそ思わぬチャンスも眠っていたりする。一体何が言いたいかといえば、この不況でBMWに代表される高級輸入車の売れ行きが下がる事は当然ながら、これらの中古車の売れ行きも最悪の状態になっているということだ。となるとリセールはボロボロだが、逆に考えれば買う側にとってみればバカ安で程度の良い高級輸入車が手に入るかもしれないということだ。
例えば、BMW335i Mスポーツの新車価格は706万円。そこで335iの中古車価格を調べてみれば2年物で走行1万キロ以下なんていう物件が450万円程度で結構ある。これが3月の決算前と もなれば総額でも450万円以下は確実だから、何と320iの新車を買うのと変わらない予算で3ℓツインターボが買えるのだ。
勿論中古車というのはある程度の目利きでないと手を出す のは危険でもあるが、上手い物件を探せば、正に新車に近いコンディションのクルマも有りそうだ。長期計画でクルマ貯金をして500万円を貯めて、いよいよ念願の320iを新車で買おう、なんて考えているユーザーだったら、ここはひとつ高年式の中古車も考えてみたらどうだろうか?


 



2009/1/18(Sun) レプリカ


歴史的に有名なクルマの雰囲気を現代版として発売するというのが最近流行っているが、最近のこの傾向に対する本家というと、どうもダイハツ ミラジーノあたりのような気がする。



こうして比べて見ると結構ヤバイというか、英国からクレームはつかないのか、なんて心配になるほどに似ている。勿論、良く見ればソックリという訳ではないけれど、ここまでやって良いのだろうか、と思うほどのレベルだ。
実はジーノが発売された当時は、どう見てもマニアとは縁遠いオバちゃんがミニを運転している姿が不思議だったが、よ〜く見てみればナンバーが黄色かったということが度々あったのを覚えている。ミニにはBMW製のMINIがあるが、大きさからいってもジーノの方が遥かにオリジナルに近い。



ジーノは他社がパクッたわけだが、自分自身で過去の名車の雰囲気を再現して大成功したのが、御存知VWのニュービートル。ゴルフのコンポーネンツを使ってビートルっぽいボティを載せたので、オリジナルがリアエンジンだったのに対して、こちらはフロントエンジンだから、本来まるで別のクルマだし、こうしてみると随分形も違うが、ニュービートルだけ見ていると誰もがビートルと判るデザインは中々のモノだ。



そして、ニュービートルの成功を見て、それならウチだッて、と思ったかどうかは知らないが、フィアットパンダのコンポーネンツを使ってビートルと共に往年の名車であるフィアット500風のボディを被せたのが新型500で、こちらもオリジナルのリアエンジンとは違い、フロントエンジンのFFだが、まあこれは許すとしようか。この500も新旧を比較すれば決してソックリという程ではないが、手法としてはニュービートルと同様で、新型だけ見ていれば充分にフィアット500に見える。実は当時、オリジナルの500を元にチューンナップされたアバルト製のモデルがあったのだが、ニュー500アバルトが日本でも春頃に発売される。1.4ℓ 135psエンジンを搭載するようだが、さらに純正チューニングキットでSS仕様にすれば180psとなるとか。このSS仕様が日本で発売されるかは不明だが、クルマ好きのオジサンには堪らないかもしれない。
 



2009/1/15(Thu) ハイブリッド対決


去年の夏には想像すら出来なかった自動車を中心とした大恐慌の真ッ最中に、折りしもホンダとトヨタの新型ハイブリッド車が発表された。

ホンダインサイトは1.3ℓガソリンエンジンと13HP(9.7kw)のモーターにより システムでは98HP(73kW)の最高出力を発生するハイブリッド車でミッションはCVTを使用している。
ボディ寸法は全長4,376mm×全幅1,694mm×全高1,247mmの5ドアハッチバックで5人乗り。価格は200万円を切るということだ。国内発売は2月5日。

トヨタの新型プリウスはエンジンが現行の1.5ℓから1.8ℓへと拡大され、最高出力は98HPでモーターも50kWから100kWへとパワーアップされ、エンジン+モーターのシステム出力は110HPから134HPへとアップされた。
ボディ寸法は全長4,460mm×全幅1,745mm×全高1,490mmで、現行に比べて全長が+15mm、全幅が+20mmと一回り大きくなった。5月中旬発売 予定。

そして最後はレクサスHS250hで、レクサスブランドとしは初のハイブリッド専用車となる。エンジンは2.5ℓ 直4ガソリンエンジンで147HP、システムでは187HPを発生する。
ボディ寸法は全長4,695mm×全幅1,785mm×全高1,505mmで、エンジンもボディもプリウスより一ランク上となっている。トヨタブランドのプリウスの ガワを変えてプレミアムカーの一丁上がり・・・・というインチキはしなかったのは、トヨタがハイブリッドに賭ける本気度を表している。日本での発売予定は今年の夏ごろ。

さて、このハイブリッド車たち、果たして自動車大恐慌の救世主となるのだろうか?
 



2009/1/12(Mon)) 2008年の国内販売ベスト10


12月の販売台数が発表されたことで、08年の年間販売台数も明確になった。

08年を通年でみると1〜2位を軽自動車の双璧であるワゴンRとムーヴが占めているし、普通車のトップはフィットで今やカローラを抜いて堂々の一位を確保している。良くみれば9位にクラウンが入っているのも驚きだが、実は例年のことでもあるから、日本の高級車需要の多くをクラウンが独占してしまったようだ。 
 
20081〜12月販売台数    
順位 メーカー 車名 販売台数  
1 スズキ ワゴンR 205,354  
2 ダイハツ ムーヴ 190,364  
3 ホンダ フィット 174,910  
4 ダイハツ タント 159,322  
5 トヨタ カローラ 144,051  
6 トヨタ ヴィッツ 123,337  
7 ホンダ ライフ 97,126  
8 ダイハツ ミラ 85,281  
9 トヨタ クラウン 74,904  
10 トヨタ プリウス 73,110  

12月単月では100年に一度といわれる不景気を反映してクラウンは圏外に落ち、軽自動車の中でも低価格なアルトがランクインした。
これは何を意味するかといえば、年末の不景気により流石にクラウンも販売に陰りが出たということで、クラウンの主力ユーザーである中小企業の社長さんたちは、この不景気を乗り切るかどうかの瀬戸際だから、社用車を買い換えるどころでは無いようだ。キューブは新車効果だろう。
 
200812月販売台数    
順位

メーカー

車名

販売台数  
1 スズキ ワゴンR 14,518  
2 ダイハツ ムーヴ 13,420  
3 ホンダ ライフ 10,652  
4 ホンダ フィット 9,910  
5 ダイハツ タント 8,646  
6 トヨタ カローラ 6,617  
7 トヨタ プリウス 6,047  
8 トヨタ ヴィッツ 5,945  
9 スズキ アルト 5,081  
10 日産 キューブ 5,051  

今や販売台数の上位を軽自動車が独占するのは当たり前になってしまった。 なぜこれ程までに軽自動車が躍進したのかといえば、これはもう普通車に比べて極端に安い税金が理由である事に間違いない。年間売り上げ3位のフィットの自動車税が年間34,500円に対して軽ならば7,200円と、その差は何と27,300円。そして重量税は3年間でフィットの場合は56,700に対して軽ならば13,200円。したがって自動車税と重量税の合計は、最初の3年間でフィットが160,200円に対して軽は34,800円となり、その差は125,400円だから、一ヶ月の差は3,483円となる。これが多いか少ないかは難しい問題で、人によっては大変な節約だと思うだろうし、またある人は月にたったの3500円くらいで、力は無いし、狭いし、煩いし、事故れば死ぬし・・・・・こんなものに乗るドライバーの気が知れないと思っているかもしれない。以前の軽自動車は確かに安い税金と引き換えに、多大なる我慢を強いられたから、誰も意義を唱えなかったのだが、技術の進歩で結構マトモに走るようになってしまったし、度重なる規格の改定で十分な寸法にもなってしまったから、どうも矛盾が浮き彫りとなってしまったようだ。
 



2009/1/10(Sat) BMWの福袋


毎年恒例のBMW福袋が本日発売日だった。
そこで、午後1時頃に馴染みのディーラーに電話をしたら、何と売り切れ!

50個用意したが朝一番から行列が出来て、あっという間に完売してしまったそうだ。それにしても、この不景気なのに、やっぱりBMWの人気というのは大したものだ。そこで、少し田舎のディーラーで聞いたら、あったあった。棚の上には結構な数が並んでいた。価格は例年と同じ五千円也。
中身を開けてみたらば
① タオル
② トートバック
③ IDカードホルダー
④ ブルゾン
⑤ ミニカー
何れもBMWオリジナルで②と③にはBMWのプロペラマークが付いている。





ミニカーは例年1/43スケールが一台入っているが、どちらかというと売れ筋ではない、マイナー車種が入っている場合が多い。言ってみれば不良在庫の一掃も兼ねている。それで、今年は何が入っていたかというと



ガンメタのZ4というメジャーなのが入っていた。これは大正解。実はZ4は何故かコレクションから欠けていて、そのうち買わなければと思いながらも数年が経過していた。今年は結構縁起が良いかもしれない。年末ジャンボも今までで最高額が当たったし!!

えっ、何等かって?勿論6等3000円。
 



2009/1/8(Thu) 次回の企画は


100年に一度といわれる大恐慌に突入した今年2009年。そんな時にクルマどころじゃあないと言われそうだが、こんな時こそ憧れのドイツプレミアムブランド御三家を手に入れる計画を立ててみるなんていうのは如何なモンだろうか。

そこで次回はメルセデスAクラスと主として、これにBMW116iとアウディA3 FSIの比較といってみようか。
しかも、この不景気に合わせて何れもアプルーブドカー(認定中古車)で、割安にプレミアムブランドに入門するという企画を立てている。






















さて、ドンナ内容になるか?一応本体200万円前後の予算でドイツ御三家のオーナーになろう、というノリで行ってみようと計画中なので、ご期待を。
 



2009/1/2(Fri) 新年のご挨拶




明けましておめでとうございます。

今年は世界的な不況に突入する事は間違いなし。とりわけ、自動車業界は未経験の厳しい状況となるだろう。そんな時こそ、このHPではノー天気に夢を追って、せめて気持ちだけでも楽しくいこと思っている。

という訳で今年最初の写真は、どうせなら景気良くと思ってブガッティとしてみた。
幾らなんでも、非現実的にも程がある・・・・・・と、いわれるだろうから、もっと現実的にと思って今年の試乗記第一弾はBMW320iを取り上げてみた。そして特別付録として、450万円のクルマ選びを公開予定だが、これについてはただ今作成中。もう暫くお待ちを。
比較するクルマするのは以下のクルマです。


 

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