B_Otaku のクルマ日記


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2019/12/4 (Wed)  Hyundai Nexo (2019)

韓国は水素自動車 (FCV) を未だに次世代自動車の本命と信じで開発している。
 ⇒韓国メディア「水素自動車販売で日本を抑えトップ」と報道して笑いモノ

その FCV の本命モデルとして政府も全面的にバックアップしているというのがネクソ (Nexo) で、下の写真から見ても判るように SUV だ。

そのエクステリアは韓国お馴染みの無国籍スタイルで、まあ世界の一流品をパクった如何にもパチモノ的デザインだ。

ダッシュボード付近は次世代を担う FCV らしく電子化を多用した最先端のデザインとなっている。

ボンネットを開けると、そこにはエンジンの代わりに水素関連の機器が入っている、といってもカバーの "HYDROGEN" という青いロゴを見て、それと判る程度だが。

本来 FCV として一番進んでいたトヨタがこれ以上開発を進める気も無さそうで、結局世界中で FCV に未来をかけて開発に熱中しているのは世界で韓国だけというのが実情だ。

なお何時ものように詳細は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/hyundai/2019-nexo/

 






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2019/12/3 (Tue)  BMW New 1Series (F40)> <4>

今回は最終回として残る走行関係の操作機器を取り上げる。コンソール上の機器は G20 (3シリーズ、写真右下) や G29 (Z4) と完全に共通となっていて、下の写真では車種の区別が付かないくらいだ。

勿論各スイッチ類の配置も全く同じだ。

ルーフ先端のオーバーヘッドコンソールは最近のクルマとしては結構良く出来ていて、Cセグハッチとしては充分だが、悲しいかなこの部分はドライバーが見る事は殆ど無い。

後席用のエアアウトレットはお馴染みのフロントコンソール後端にあるが、上位セグメントに比べればシンプル、言い換えれば安っぽい。

M135i には立派なパドルスイッチが付いているが、118i では M Sport でもパドルは無かった。ステアリングホイールのスポークに配置された各種スイッチ類は最近のクルマでは一般的なものだ。

フル液晶ディスプレイによる CG 表示のメーターも、3シリーズなど最新の BMW 車に共通なモノで、回転計が左周りとなるのも共通だから、最新のBMW 車のオーナーには違和感は無いだろうが、門外漢からすると違和感が感じられる。

ペダルについても M Sprot ではスポーツペダルとなるのも最近の BMW の傾向だ。

と言う事で新1シリーズの内装はCセグメントとしては中々高級感が有る。FWD 化により走りではハンディーを背負ってしまったが、内装の良さを考えると今や BMW 車はマニアックな少し特殊なクルマでは無く、特にこの1シリーズはチョイと余裕のある小金持ち相手の高級ブランドであり、憧れの1流ブランドバックは実はビニール製だというのと同じ事だろう。

そして肝心の走りはといえば‥‥勿論既に 118i の試乗を済ませてあるので、近日中に公開を予定している。

乞うご期待!

 




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2019/12/1 (Sun)  BMW New 1 Series (F40) <3>

親1シリーズのタイヤは 118i のスタンダードでは 205/55R16 、 M Sport は 225/40R18 となる。そして高性能版の M135i は 225/40R18、あれっ、実は 118i も M Sport の場合は M135i 同一サイズとなるのだった。しかもホイールも同じ 8J x 18 だから、見ただけでは 140ps の 118i M Sport と 306ps の M135i の違いが判らない!

なお BMW の M Sport ではリアタイヤがフロントよりも太いのが定番だったが、このモデルでは前後同一サイズとなっている。その理由は‥‥まあ FWD だからリアタイヤが大トルクを伝える事を必要としないから‥‥だろう。

というと、 M135i は 4WD だぞ、とか言う輩もいそうだが、それでも RWD のように全てのトルクをリアタイヤで伝える事は無く、また 4WD といってもベースは FWD だから、リアの負荷は小さいのだった。

次にブレーキについては、M Sport の場合はタイヤと同様で 118iと M135i は共通化されている。そしてフロントは従来の BMW からすれば 118i としては前代未聞のオポーズド (対向ピストン) キャリパーを標準装備している。ところがこのフロントキャリパーにはピストン位置に丸い蓋が見える。実際に指で触ったが、ここは段差が付いていて加工後に蓋をかぶせたに違いない。

この詳細については試乗記で詳しく解説する予定だ。

インテリアは一見したところ何時もの BMW で、写真のクルマが M Sport という事もありシートはお馴染みのアルカンターラとファブリックのコンビだが、従来モデルに比べるとアルカンターラの面積が多く、ファブリックは極一部しか使用されていない。

シート調整とポジションメモリーは BMW でお馴染みのもので、恐らくスイッチユニット自体もキャリーオーバーだろう。なおスカッフプレートには ”M135i” のロゴがあるが、これが 118i M sport では "M” ロゴのみとなる。

ドアのインナートリムはCセグメント車としては結構素材も良く、高級感もそれなりにある。特に M Sport ではステッチも入っていて、BMW の上級セグメントと大きく変わらない雰囲気だ。

ドアノブは、これも最新の BMW らしく角型のリング状のものが付いている。またアームレスト先端にオーディオスピーカーを配しているのは BMW としては初めて見るものだ。

ダッシュボードのレイアウトも3シリーズ (G20) などと共通点の多い、最新の BMW としては標準的なものだ。

センタークラスター上のエアコン&オーディオ関連パネルが 3シリーズ (G20) や Z4 (G29) と共通となっているのも最新モデルの定番だ。

という事で、次回はインテリアの残る部分を取り上げる。

  ⇒ BMW New 1 Series (F40) <4>


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