B_Otaku のクルマ日記


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2019/8/5 (Mon)  Porsche 911 vs Mercedes AMG GT

ポルシェ911 が FMC されたのを機にそのライバルを考えてみると、価格や性能から考えてメルセデス AMG GT といったところだろうか。AMG GT は伝統的なメルセデスを今に再現したという点ではポルシェ 911 と同様だが、そのイメージの元となったのは 300SL だろう。しかしこの 300SL は 911 の初代モデルよりも 10年も早く、またクルマのランクとしたらば今でいうスーパーカー以上の存在で、さしずめフガッティー ヴェイロンというところだ。

では初代 911 時代のメルセデスのスポーツカーはといえば 230SL で、これは当時価格的にも 911 と同一クラスで、その意味ではライバルなのだが、現行 AMG GT とはコンセプトが違う。言いかえらば現行の SL が 230SL の流れを汲んでいる。

と、前置きはこのくらいにして、現行 911 と AMG GT のスペックを比較すると、エンジンの搭載位置はマルで違うが、それ以外では性能的にも価格的にもカレラSと AMG GT 、ターボと AMG GT C がそれぞれガチのライバルと言えそうだ。

ただし、動力性能こそ同等だが、ポルシェは少ない排気量 (カレラ) を軽量ボディと組み合わせているのに対して、AMG は重いボディーを排気量 (GT) や過給圧 (GT C) でカバーしている。

それでは両車のエクステリアから比較を始める。なお車両は 911 が新型の 992 カレラ4S で AMG GT は GT と GT C の中間グレードである GT S を使用している。

前段で述べたように其々初代 911 と 300SL がモチーフとなっている。どちらが好きかは好みの問題だが、AMG のレトロな雰囲気もまた良いモノだ。ロングノーズといえば最近 FMC が行われた BMW Z4 も同様なフォルムだが、AMG は流石に迫力が違う。

次に後方から見比べると、大きく異なるフロントが見えない分だけこちらは結構イメージが似ている。とはいえ 911 の場合は後方にエンジンを積んでいる訳で、水平対向という独特の方式だからこそ成立するものだし、実際に唯一現在行き残っているリアエンジン車 (大型バスは別) として最新の性能を発揮しているのも凄いものだ。

さて次回からは本確的に比較を行う。

つづく




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2019/8/2 (Fri)  Porsche 935 (2019)

ポルシェ 935 は 1975年にストリートカーの 911ターボを元に当時の FIA グループ5 (シルエットフォーミュラー) のレギュレーションに合せて開発されたレーシングカーで、当時はこのクラスでは無敵の存在だった。

その 935が現代にリメイクされ発表 (発売) された。

ベースは Porsche 911 GT2 RS Clubsport (2019) で、これをオリジナル 935 に近いエクステリアに仕上げている。よく見ればオリジナルと多少異なるが、全体の雰囲気はそっくりだ。

ただし、935 独特のボディと一体化された巨大なウィングは、最近の GT ウィングに変更されているのが最大の相違点となるが、これはチョイと残念!

インテリアは ケイマン GT4 Clubsport や 911 GT2 RS Clubsport 共通化されている。

価格は欧州で約70.2万ユーロ (8,300万円) で、まあ大金持ちのコレクターズアイテムというところだ。

なお何時ものように詳細は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/porsche/2019-935/

 




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2019/8/1 (Thu)  東京モーターショー 2019

2年毎に開催されている東京モーターショーだが、前回 2017は何とも白けたショウーだった。しかし今回は、それにも増して盛り上がらない事間違い無し‥‥という状況になってきた。

先ずは開催場所だが、従来の使われてたビッグサイトがオリンピックを控えて制限されるという厳しい状況で、苦肉の策として複数の会場を回遊するとしてビッグサイトのある有明エリアのみならず、1.5km西にある青海エリアも使用する。って、只でさえ会場が数百メートル離れて二つに分かれていて評判の悪かったビッグサイトでの開催だったのに、今度は1.5㎞ ってなんだぁそりゃ?

有明、青海の両エリア間は無料のシャトルバスがあるというが、有明エリアには西展示場に日産、ホンダ、三菱等が出展し、南展示場にはレクサス、マツダ、メルセデス ベンツ等が出展、そして青海エリアにはトヨタ、スバル、ダイハツと商用車が展示される。

はぁ~? トヨタを見た後に日産を見るには1.5km 離れた展示場まで移動する、って。駄目だこりゃ。

しかも今年は BMW とポルシェというカーマニアの憧れである人気輸入車が出展しない。加えてフォルクスワーゲン、アウディも未出展という事で、人気のドイツメーカーはメルセデス ベンツのみというお寒い状況だ。

まあモーターショーというのはマニアのみならず、来場者の多くは普通の市民だろうから、 BMW やポルシェ何て関係無いとも考えられるが、それにしても寒過ぎるショーが予想される。まあ近来の東京モーターショーは世界第2位のクルマ大国日本のショーとしては情けないものであり、とても国際ショーとは言えず、世界の有名メーカーが話題の新型車を初めて公開する、いわゆるワールドプレミアが殆ど無いという状況だったが、これで益々ローカルショーになり下がる事が決定したようなものだ。えっ、既に前回もローカルショーだった、って?

それにしてもデトロイトや北京、フランクフルとやパリなどのモーターショーの内容の濃さを見れば、何とも情けない話だ。

なお、今回リベンジを狙って出展すると明言していた韓国のヒュンダイは、流石にこのご時世で出展を取りやめたようだ。そりゃあ、そうだろう。

 


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