B_Otaku のクルマ日記


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2019/4/20 (Sat)  2018年度 輸入車登録台数

2018年度の輸入車登録台数が発表された。

これを見ると BMW が昨年の2位から一つ落とし、代わりに VW が返り咲いた。まあ以前は長い事 VW が輸入車トップだったのだから2位に戻ってもマダマダというところだろうか。それ以下ではアウディがまた少し落ちているがその分ボルボは伸びていて、これは近いうち逆転が有るかもしれない。

トランプ大統領が問題にしている米国車は成る程惨たんたる結果で、クライスラーのジープのみが頑張っている状況だ。

それにしても以前はメルセデス‐ベンツと良い勝負をしていた BMW だが、気が付いてみたらば結構な差を付けられている。

この差は一体何なのだろうか?

という事で、次回はモデル別の販売台数、取り分けCクラスと3シリーズ、Eクラスと5シリーズの販売状況を調べてみる。






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2019/4/19 (Fri)  BMW New Z4 (G29) <5>

コンソール上の機器類は何やら見た覚えが‥‥。

と思って新3シリーズ (G20) と比べて見たらば‥‥全く同じだった。唯一の違いはオープンである G29 にはパーキングブレーキスイッチの右隣りにルーフの開閉スイッチがある事だ。

そしてダッシュボード右端のライトスイッチは‥‥これまたスイッチのパネルまで含めて全く同じ。要するに G29 (Z4) は G20 (3シリーズセダン) の派生モデルだった。

シート背面の隔壁には2ウェイらしき立派なオーディオ用スピーカーが組み込まれているが、耳の直ぐ後ろ、というか背中から音が出るのはどんなものか?

ルーフ中央のコンソールはオープンモデルという特殊性から、流石に3シリーズセダンとは全く異なるモノが付いている。

ステアリングホイールは何を隠そう、これまた3シリーズと全く同じモノが付いている。

フル液晶ディスプレイによる CG 表示となったメーターも3シリーズセダンと同じだった。

そしてペダルについても M Sprot 同士では3シリーズセダンと同じスポーツペダルが標準となった。

と言う事でインテリアの機器類は極力3シリーズセダンと共有化されていた。

さてそれでは肝心の走りはといえば、当然既に試乗は済ませてある。どうせ 320i と変わらないんだろう、と思って臨んだ試乗結果はアッと驚く‥‥。

乞うご期待!

 




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2019/4/18 (Thu)  BMW New Z4 (G29) <4>

シートは "如何にも" という形状のハイバックシートが付いている。ソフトトップの畳み方や格納はボクスターやマツダ ロードスターなどと同じように中央の隔壁の直後に畳んで収納される。

M Sport の標準シートはヴォーネスカ・レザー/アルカンターラ・コンビだが、写真のクルマはオプションのヴォーネスカ・レザー (コニャック) が装着されていた。

パワーシートの調整スイッチは‥‥写真では見えないが試乗した時は一般的なシート形状をしたスイッチだった。サイドスカットルはドアの形状に合せて湾曲しているのが珍しい。

ドアトリムの質感は可也良くデザインも凝っていて、3シリーズセダンの地味さとは大いに異なる。

樹脂部分の質感も高いし、大きな範囲にステッチの入ったレザーを使っている。またシートポジションのメモリースイッチはドアノブ隣りとなった。

ダッシュボードのデザインは新型3シリーズ (G20) 等と共通の雰囲気がある。

センタークラスター上のエアコン&オーディオ関連パネルは G20 と共通となっている。

ここまでのところでは写真のクルマがオプションのコニャックカラーのレザーシートを装着していた事もあってインテリアはモダーンで派手な雰囲気があるが、M Sport でも標準ではもっと地味になる。

  ⇒ BMW New Z4 (G29) <5>







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2019/4/17 (Wed)  BMW New Z4 (G29) <3>

最新の BMW 車は何故かボンネットフードを開けると、その内側には防音と保温を兼ねたインシュレーターが無いのだが、この Z4 にはシッカリとそれらしきモノが貼ってある。

Z4 sDrive20i のエンジンは B48B20B 直4 2.0L ターボ 197/4,500 320N-m/1,450-4,200rpm を発生する。これは同じく最新の G20 320i の184/5,000 300N-m/1,350-4,000rpm より数値的には 13ps および 13N-m 勝っていて、まあ大した差ではないが実際に走ってみると‥‥おっと、今は言えねぇ。

なおストラットタワーをフロントのフレームをバーで繋いで補強しているのは3シリーズとの大きな相違点だ。

エンジンのトップカバー G20 320i と全く同じ。

ストラットタワーも新型3シリーズと同じアルミダイキャスト製と思われるモノが使用されている。

M Sport のタイヤサイズはフロント:225/45ZR18 リア:255/40ZR18 で、これは 320i ではオプションで設定されているサイズだが、Z4ではタイヤのスピードレンジ (速度記号) が ZR となっている。因みに ZR は 240㎞/h で R は 170㎞/h だから、R レートでリミッター外して喜んでいるアンちゃんは命を捨てている事になる。

まあ高速とはいえ日本の公道で 180㎞/h 以上出す何て言うのは、法律とかタイヤとか言う前に他車の挙動や道路のインフラを考えれば危険極まりないのだが。

ブレーキは例によって片押しのシングルキャリパーだが、よくみればシリンダーハウジング (ボディ) がその色具合からアルミ製のようだ。

そしてドアヒンジは、G20 320i と共通のスチールの引き抜き材を使用している。

次回はインテリア編へと進む予定だ。

  ⇒ BMW New Z4 (G29) <4>







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2019/4/16 (Tue)  BMW New Z4 (G29) <2>

何時ものようにエクステリアから始める。

全幅 1,865 x 全高 1,305mm というサイズは、先代より 75㎜ も幅が広くなっている。また吊り目のライトは幅が狭いのでその分グリルがかなり幅広となり広く低くというスポーツカー的なフォルムを強調している。そしてアンダーグリルは目一杯にエアインテイクが開いていて、迫力は充分だが、ハテ、バンパーの役目はしていないだろうから、チョイとぶつけると粉々になりそうだ。

リアビューも高さが低く幅が広く、フロント以上にスポーツカールックを強調している。

サイトビューは全長4,335mm ホイールバース 2,470mm で先代よも其々+ 80mmおよび-25mmで、要するに全長が伸びたがホイールベースは逆に短くなったとういう事だ。

ソフトトップを上げてみると、ルーフ後端はなだらかに下降してクーペルックを形成している。これは可也良い雰囲気で、やっぱりロードスターはソフトトップに限る。

フロントフェンダー後端には巨大なエアブリーザーが配置されている。ドアのサイドパネルをえぐってエアの流れを強調するのはボクスターを意識しているのだろうか。

トランクリッドは高さが低く、幅もサスペンションの張り出しが多く実用性は低いが、まあこの手のクルマではこんなモノだろう。

下の写真を見ると取り分け高さ方向が狭いのが判る。とはいえ先代までのリトラクタブルハードトップに比べれば、モノが置けるスペースがあるだけで十分な進化だではあるが。

ヘッドライトは最近のクルマらしく複雑な形の補助ランプが見える。キドニーグリルはブラックアウトされた中にシルバーの小さなボチボチがついて独特の効果を持たせている。

リアエンブレムは左に "Z4” 、右は "S Drive 20i" となっている。この場所に "S Drive" の表示があるのは珍しい。

次回はエンジン、ホイール&ブレーキに進む。

  ⇒ BMW New Z4 (G29) <3>





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