NISSAN NOTE e-POWER (2017/2) 前編 その2 |
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ノート e-POWER の内外装について、ここでは前期型ガソリンモデルとの比較を中心とし、何時ものように e-POWER についてはよりサイズの大きい写真を紹介している日記も参照願いたい。 写真11を見ても判るとおりに前期と後期の違いは勿論のこと、ガソリンと e-POWER についても当然ながら大きな違いは見当たらない。サイドビューを比べても 、まあ違いと言えばフロントドア前部にある小さな "e-POWER" のエンブレムくらいだろうか (写真13) 。 おいおい、ちょっと待てよ! 写真を見れば e-POWER のバンパー下端にはフロントもリアも光り物のラインがあるじゃないか、って。あっ、これはですねぇ、オプションの e-STYLING PACKAGE というのを装着しているからで、標準には無いので念のため。 |
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そして前後を真正面から比べると、フロントではラジエターグリルを変えているからこの位置では違いは一目瞭然だが、よくよく見れば何時ものようにパンバーとグリルという樹脂部品の変更であり、プレス型の変更が必要な板金部品については以前のままだし、ライトのユニットの形状も変更は無い。このフロントグリルの変更で、如何にも最近の日産車 (Vモーショングリルというらしい) という雰囲気になってはいる。なお e-POWER およびガソリン共に MEDALIST のみ標準で LED ヘッドライトとなり、他はハロゲンヘッドランプが標準で LED はオプションとなる。 リアラッゲージルームはハイブリッドってえ事は「もしかしたらガソリン車よりも大幅に狭いんじゃねぇか?」と思うかもしれないが、前述のようにバッテリーは一般的なハイブリッド車よりも小さく、しかもフロントシートの下に配置されているからリアには全く影響がない。 |
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ドアを開けた瞬間に前期モデルとの違いとして感じるのはシート両端の白いアクセントラインで、これは後期型ではガソリンのベースモデルである "S" を除いて全車に使用されている (写真17) 。シート表皮は MEDALIST ではサイドが人工皮革 (写真19) でセンターがファブリックという点では前期と同じだが、デザインや色は全く異なっている。それ以外のグレードはファブリック (写真18) だが、これも前期モデルとは色や織り方が変更されている。 ドアトリムについてはこれも事実上は同じだが、パッドの表皮がシートに準じて変更されていたり、パワーウィンドウのスイッチパネルの色が多少変わったりという違いはある。 なお前期型ノートについては下記の試乗記も参考にされたい。 |
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次にダッシュボードはと言えば、これについてはマイナーチェンジで大物の樹脂成形用金型を変更するような事は無いのが常識だから、ノートも当然ながら前期型を同じだ。そしてセンタークラスターのエアコン用パネルについても変わらないが、写真22右 で示したマニュアルエアコンはガソリンの下位モデルでは後期型でも使用されている。 | |
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結局インテリアについてはシート表皮の色と質 (織り方) に変更があった程度で、実質的に違いはなかった。 さて一番の興味である走行については後編にて。 |