B_Otaku のクルマ日記 特別編

ご注意:この記事は特別編です。毒舌やら嫌韓やらで満ち溢れています。
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2015/10/6(Tue)
炭酸ガスと水から石油合成

京都大学の今中忠行名誉教授の研究グループが、炭酸ガスと水を使い効率的に石油を合成することに成功したというニュースがネット上で駆け巡っている。

一言で言えば水の中にナノバブルという極めて細かい泡状の酸素を送り、そこに紫外線を照射すると一酸化炭素と水素が発生して化学反応が起こりやすい状態となる。これに石油を加えると水と石油の間に白い層が発生するので、これに二酸化炭素を加えると白い層の一酸化炭素と水素が反応して炭化水素ができるというもので、この炭化水素とは要するに ”石油” のことだ。

今中名誉教授によると3円の電気代で100円分の石油が出来るということで、これが実用化されれば石油依存の世界経済は崩壊してしまうだろう。今のところマスコミは沈黙しているようだが、もしかするとこの話をどうやって潰すかをゴロツキ仲間で相談しているのだろうか? まあ割烹着の若い姐ちゃんならバッシングの嵐で潰せたが、今度は京大の名誉教授だからそう簡単にはいかないんじゃないかな。

ところでこのニュースは3日に発表され、そのオリジナルをリンクしようとしたが既に削除されているし、キャッシュも無くなっている。これはとりあえず黙殺というか、庶民には事実を知らせないで時間をかせぐということだろうか?

いや、その前にこの話自体がガセネタだったとか??

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話は変わってVW の不正排気ガス制御プログラムに関して、実はトヨタは数年前からVWの排ガス性能に疑問を持ち、欧州の規制当局に取り締まりを要請していたことが判明した。というのはVWと同じような燃費や走行性能を求めると排ガス性能が発揮できない事から、あれゃ怪しいぞ、と睨んでいたらしい。しかし欧州の当局は動かず、米国の環境NPO(非営利法人)ICCT (国際清浄交通委員会)が明らかにしたのだった。

その ICCT の白書によると実際の道路走行条件で32台の調査をしたところボルボ、ルノー、ヒュンダイの車両が多くの窒素酸化物を排出したとうことで、これらはシステムを改善しなければ近い将来 EU 市場から追放されるだろう、ということらしい。

現在のEURO6排出ガス測定方式は実験室条件で実施されているが、2017年9月からは実際の道路条件に変更される予定だから、上記の車種は2年後に撤退か?。

そのヒュンダイについては、一時期の上り調子でやがては日本のメーカーを追い越すなんて言っていたメディアもあったが、米国のコンシュマーリポートによる自動車ブランド総合ランキングでヒュンダイは2012年:11位、2013年:14位と ”順調に” ランクを下げてきて、2014年では目出度く16位にまで転落した。

ヒュンダイが下り坂真っ逆さまとなったキッカケといえばやはり燃費性能の水増しがバレたことだが、同じ不正でも韓国 (ヒュンダイ) はデーターの結果を改ざんするのに対して、ドイツ (VW) では高度なプログラム技法での不正という違いが解った訳で、サッスガは世界一の自動車技術を誇るだけの事はある。噂によるとVW の不正プログラムを解析したらば物凄く凝っていて、高度な職人技とコダワリが感じられたそうで、不正をやるにもマイスターの理念は捨てていない、なんて感心したりして‥‥。