B_Otaku のクルマ日記 特別編

ご注意:この記事は特別編です。毒舌やら嫌韓やらで満ち溢れています。
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2015/6/7(Sun)
年金情報流出

日本年金機構から個人情報約125万件が流出したという事件の詳細が明らかになるにつれて、信じ難いような事実が続々と明らかになっている。まず何よりも驚くべきはそんな重要データーを扱う端末が普通にインターネットで外部と繋がっていたということで、本来このような業務に使う端末はそれ専用の回線で繋がっていて、いわばクローズドされているのが普通だと思うのだが‥‥。

今回の流出の発端は、先ず一般に公開されている年金機構の調達サイトへ来たメールを1人の職員が何も考えずにリンク先のサイトを開いたことが始まりのようだ。まあ、メール中に記載された見ず知らずのサイトへのリンクを開くなんていうのがそもそも間違いなのだが、そのサイトからスパイウェアーに感染してパソコン内にあった一般には公開されていない年金機構内部のアドレス帳が流出し、それを元に年金機構の職員に対して何百ものウィスルメールを送りつけ、そのうちの幾つかが感染したことで、今度はそのパソコンから情報が流出したということだ。

それではどのように内部ネットワークに侵入してサーバーから個人情報を引き出したのだろうか、と疑問もあったが、実は国民の個人情報なんていう大切なものを自身のパソコンにコピーしていた職員がいたらしく、これならサーバーに不正アクセスしなくても職員の端末に感染させれば、それで簡単に情報を抜き取れる。機密情報ファイルを自身のパソコンにコピーする職員も職員だが、国の重要情報をインターネットで外部と繋がっているパソコンにコピーできるなんていうシステムを構築したヤツもどうかしている。

それにしても年金機構の職員も情報システム自体も抜け穴だらけで一体この組織はどうなってんだ、なんて思ったが、よーく考えてたらば消えた年金で大騒ぎになった社会保険庁 (社保庁) が、職員も体制も設備もそのままで名前が変わっただけだった。社保庁といえば国民から預かった大切な年金を出鱈目な運用で資産を減らし、中にはなけなしの掛け金を窓口で払ったらそれを職員が着服していた、なんていう常識では考えられない程の低レベル、いや横領は立派な犯罪でもあるわけで、職員は低能・低モラルでやる気も全く無しという、公務員の中の公務員というくらいの組織だった訳で、今回の事件が発生したのも充分に納得できる。

この事件を考えると、来年1月に強引に見切り発車する予定の国民共通番号 (マイナンバー) 制度は大丈夫なのかという疑問が湧く。実は甘利明社会保障・税一体改革担当相は5日の記者会見で年金分野への導入時期は遅れる可能性があることを述べたというが、まあクズの中のクズの社保庁は当然ながら、その他の省庁だってマイナンバーを運用するのは社保庁と比べたって目くそ鼻くその下級公務員であり、チョっと頭の良いハッカーならば簡単に情報を流出させることが出来るだろうから、来年はマイナンバーの情報流出で大騒ぎ‥‥という気がするが、大丈夫なんかねぇ。

この社保庁の情報流出の発覚は始まったばかりであり、今後の捜査が進むことで被害が更に拡大していることは十分に想定できる。そういえば第1次安倍内閣が崩壊したのも消えた年金事件が原因だったこともあり、年金機構のクズ職員には増増のクズぶりを発揮してもらい、政権崩壊の後押しとなるべく頑張ってもらおう。あれっ、これってもしかしてクズどころか立派な国士かぁ??

その現政権が強引に進めている集団的自衛権、要するに憲法の解釈を勝手に変えて、日本が戦争を出来るようにしてしまうという例のヤツだが、これについて衆院憲法審査会が3人の憲法専門家を招いて参考人質疑を行ったところ、何と3人共他国を武力で守る集団的自衛権の行使容認を柱とする安全保障関連法案について「憲法違反」との認識を表明してしまった。

はっ、はっ、はっ。しっかし、よりによってマトモな学者を呼んでしまったようで、もっと嘘八百を平気でいうインチキ学者はいないのか? 原発事故のようにプルトニウムは食べても大丈夫、なんていうようなレベルの学者を呼んで来ればよかったのにねぇ。それとも、憲法学者は皆マトモな人ばかりなのだろうかと思って調べてみたらば、最初はもっと政権寄りの意見を言いそうな学者に依頼したのだがスルリと逃げられてしまったようで、そりゃ仮にも憲法の専門家だからこれを合憲といったらば自身の学者生命が終わってしまうし、世界中の笑いものにもなるから、この際トンズラこえるのが最善と考えたのだろう。

しかし最近の日本では政府に楯突く学者はクルマの中で練炭自殺するか、ブスなオンナ (実はヤラセの婦警) に対して痴漢をやった容疑で逮捕されるかだが、3人まとめて自殺や痴漢というのもちょいと無理があるわなぁ。

ただし最近の報道等を見ていると、今までの超売国奴ぶりが少し収まっているというか、あの皆様の公共放送なんかも、このところマトモな番組も偶にはあるようで、隠れキムチのデンツウやモミイ君の影響が少し弱まった気もする。そりゃ優秀でしかも由緒ある家系の職員も大勢いる公共放送だから、こんな状況から早く脱却する必要があると憂いていることは間違いないわけで、今後の成り行きを見守る必要はあるが、米国でも911の追求の動きとかも噂されいるくらいで、日本でも隠れキムチが衰えている兆候は確かに感じる。

もしかして、おまえ、その流れを読んでこんな事書いているんか? って、いやあ、まあ、それは否定しませんですなぁ。