B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)


7月6〜10日←  [2016年7月1〜5日]  →6月26〜30日
2016/7/5(Tue)
Audi Q2 (2017)

最近の SUV ブームはプレミアムブランドにまで影響して、というよりも SUV という分野が何やら贅沢なものという認識もあり、むしろプレミアムカーとして適していた、というのが最近認識されたようで、あのメルセデスが殆どフルラインナップで SUV を揃えているくらいだ。とはいえメルセデスの最小SUV の GLA はCセグメントであり、BMW もCセグメントのX1 が最小となっている。まあ考えてみればこれらのメーカーにはベースとなるサルーン自体がCセグメントが最小だから当然だが。

そんなプレミアムブランドの中でもアウディの場合はサルーンにもA1というBセグメントモデルが存在するからBセグ SUV なんていうのがあっても良さそうだと思っていたらば、は〜い、お待ちどう、という感じでその名も Q2 が発表された。

Q2 のアウターサイズは全長4,190 x 全幅1,790 x 全高1,510o ホイールベースは2,600o というから、これは日産 ジュークの全長4,135 x 全幅1,765 x 全高1,565o ホイールベースは2,530o より僅かに大きいがほぼ同サイズということろだ。車両重量は1,205s (3気筒 TFSI) と小さいだけあって軽量で、ジューク (15RX) の1,200s とこれまた同等だ。

この新しい Q2 のサイズを同じアウティの A1 (全長3,985 x 全幅1,745 x 全高1,440o ホイールベースは2,645o ) と比べてみるとホイールベースは45o 短かく、全幅は45o 広いが、これもまあほぼ同サイズと見ていいだろう。

写真で見る限りでは A1 のような寸詰まり感が無く、A3 に近い雰囲気に見える。

インテリアはアウティらしく高級な質感に見えるが、この大きさでこのクオリティというのは貴重な存在だ。

エンジンバリエーションは欧州仕様では
・1.0 TFSI :3気筒 116hp
・1.4 TFSI COD (気筒休止) :4気筒 154hp
・2.0 TFSI :4気筒 190hp
・1.6 TDI : ディーゼル 116hp
・2.0 TDI : ディーゼル 150hp および 190hp

このクルマは欧州では7月から予約を開始しているというが、日本での販売スケジュールは未だ判らない。価格はベースモデルの1.0 TFSI が欧州では22,900ユーロというから、日本では200万円台の中頃〜後半だろうか。A1 の日本価格が269万円よりだから、Q2 もそのくらいで販売されるのだろう。

コンパクトクラス=安物という日本車の感覚では、サイズの小さいクルマが欲しいがある程度生活にゆとりのあるユーザーが満足できずに、アウティ A1 を選んだという話を幾つか知っている。そういうユーザーのためにレクサス辺りがBセグメントのモデルを追加すると良いのだが、アウティの場合はベースモデルとなるフォルクスワーゲンのポロというしっかりしたクルマがあるが、トヨタの場合はヴィッツベースのレクサスというのではチョイと情けない。

なお、それ以上の詳細は下記にて↓
 https://www.netcarshow.com/audi/2017-q2/






2016/7/4(Mon)
BMW 330e <2>

フロントフェイスは普通の3シリーズという感じだ。

この充電中の姿こそは PHV や EV に独特のモノだが、EV と違い充電されてなくても走行できる強みがある。

エンジンルーム内は特にオレンジ色の高圧ケーブルなども見当たらず、一見して PHV と判断できるものは見当たらない。

一見すると燃費命のエコタイヤ & ホイールでは無さそうだ。というよりも写真のクルマはM Sport だからリアには 255/40R18 というどう考えてもエコでは無さそうなタイヤを履いている。

ブレーキも普通のガソリン車と特に違いがあるようには見えない。

室内も勿論普通の3シリーズだが、写真の M Sport ではアルカンターラのシート表皮が目に入る。

シート調整なども普通の3シリーズだが、下の写真を見ると唯一スカッフプレートのロゴが "e Drive" となっていることだ。

ドアインナートリムも普通の3シリーズだが、このクルマは M Sport だからここにもアルカンターラが貼ってあるかと思ったら、あれは5シリーズの場合だった。

ダッシュボードも当然ながら普通の3シリーズだ。

AT セレクターのシフトパターンも変わりはないが、その手前のスイッチは "Edrive" と表記されているから EV モードでの走行だろう。

330e は 320i よりも約70万円も高いが、燃費はたったの10%しか向上しない。ということは、その価格差はシステム出力が68ps大きい事であり、多くの国産 HV のように燃費の差で元を獲るというものではない。むむっ、パワー向上分はほぼ 1ps 1万円という事になっているようだ。

まあ、欲しいと思ったユーザーは買ったら良いんじゃないのぉ〜、とか何とか言っておく。




2016/7/3(Sun)
走行中にボンネットが!
走行中に突然ボンネットが開いたら‥‥。こんな欠陥が見つかったのは勿論韓国車。これはもう特別編にピッタリのネタだ。

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む




2016/7/1(Fri) BMW 330e

BMW の場合車名の最後に " i " が付けばガソリンエンジンで "d" が付けばディーゼルエンジンということは皆さんご存知と思うが、さてそれでは " e " はといえば、う〜ん e だからハイブリッド? いやまてよ、ハイブリッドはアクティブハイブリッド3とか5とかいう名称だったはず。実はこれ、プラグインハイブリッド車 (PHV) の型番であり現在販売されているのは 330e というモデルで、名前から想像出来るように 3.0L 6気筒ガソリンエンジンをベースとして‥‥と思ったら、何と2.0L ターボ 184ps 270N-m というから何の事はない、3シリーズのボトムモデルである 320i のエンジンと全く同じで、これにモーターを付けてハイブリッドとしたために 3.0L 並の性能だから 330e という事のようだ。そういえば価格が 554万円と妙に安いから変だとは思ったのだが‥‥。

330e の電気モーターは88ps でガソリンエンジンと合わせて使用する時のシステム性能は 252ps 420N-m と結構なもので、0 - 100q/h 加速も6.3秒というからサルーンとしては十分に速いし、320i に比べれば大幅に性能がアップしている。やはり電気モーターのトルク、特に低速側のトルクが強力なために加速性能では大いに有利になる訳で、テスラ等は加速だけが取り柄の日産 GT-Rに近い加速性能を発揮しているくらいだ。

ここで3シリーズのラインナップと価格を纏めてみると
 320i 2.0L :184ps 270N-m 427 〜 528 万円
 320d 2.0L ディーゼル:184ps 380N-m 506 〜 551 万円
 330e 2.0L PHV:184ps 380N-m + 88ps システム252ps 420N-m 554 〜 599 万円
 330i 2.0L :252ps 350N-m 599 〜 622 万円
 340i 3.0L :326ps 450N-m 776 万円
なお 320i には4WDの xドライブも設定されている。

330e の JC08 モード燃費は17.7q/L でこれは 320i の 16.0km/L よりも10%程アップしているが、たったの10%って思うか、10%も改善されると思うか。ハテ? ただし320i よりも70万円程高い価格の元は取れないだろうが、これは燃費よりも強力な加速性能を買うと思えば腹も立たないと思う。

エクステリアは一見すると殆ど 320i と変わらないが下の写真のように充電中だと一目で PHV であることが判る。

それで次回は一応他の部分でガソリンモデルと違う部分などを探してみる。

つづく。




7月6〜10日←  [2016年7月1〜5日]  →6月26〜30日