B_Otaku のクルマ日記

放射能関連データ (http://atmc.jpへリンク)


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2015/7/15(Wed)
Posche Cayman GT4 <4>

ステアリングホイールは GT シリーズでお馴染みのアルカンターラ巻となっていて、これが雰囲気を盛り上げる。

センタークラスターは特に GT4 らしい部分はない。センターコンソールにあるスイッチはブランクが多いがこれは元々オリジナルの Cayman でも同様であり、GT4 として特別なものでも無い (ように見える) 。

 

トランスミッションは 6MT のみ。ただし、このミッションは展示車だから止まった状態とはいえシフトレバーを動かしてみたらば、997GT3 などのように殆ど抵抗がなくスパッというフィーリングではなく、少し重くてカチッ、カチッという感じで、まあこれは好みの問題だが、個人的には好きになれない。

ルーフにあるオーバーヘッドコンソールは必要最小限のスイッチが有るのみだ。

インパネ左端にはドイツ車定番の回転式のライトスイッチとその隣はイグニッションのキーホールで、電子キーでも差し込んで撚る儀式は残してあるようだ。

ブローブボックスの蓋もアルカンターラ貼りとなっている。またインパネ上部は黄色いステッチが見えるが、これは恐らくオプションのレザーパッケージが装着されていたのだろう。GT4の価格は一見すると911のベースグレードよりも安く感じるが、実際にこういうオプションを付けたらば、結構な値段になりそうだ。

メーターは目盛が黄色という点では GT3 と同じでGT シリーズの雰囲気を出しているが、911系の5眼メーターに対して GT4 は Cayman がベースだから3眼であり、これはチョッと迫力に欠ける。

ペダルは初めて見るタイプで、色からしてアルミ製だろうか。

と、まあ、GT シリーズというには GT3 に比べてセコいところもあるが、一千万円チョいという価格を考えればコストパフォーマンス抜群の超お買い得品と言える。しか〜し、残念ながら今からの予約では新車で手に入れる事は不可能だ。ここで "新車で" と敢えて強調したのは、この手のクルマは新型の噂が出た段階で予約して、最初に入手してオフ会で見せびらかせば後は殆ど放ったらかしで、2〜3年、いや早ければ1年で売却するという恵まれたオーナーが必ずいるから、それを狙えばほぼ新品で手に入るチャンスは十分にある。

ということで、これを入手して一生の共にするというサラリーマンのマニアは、今から貯金に励んでおこう!




2015/7/13(Mon)
Posche Cayman GT4 <3>

GT4 のタイヤサイズはフロントが 245/35ZR20、リアは 295/30ZR20 でホイールは細いスポークによる如何にも軽量そうなものだ。

ブレーキキャリパーは色からして PCCB (セラミックコンポジット) が装着されているようだが、これは恐らくオプションだろう。

 

インテリアは基本的にはケイマンそのものだが、GT シリーズということでアルカンターラを多用している。

シートは GT3などと比べれば、形状的にそれほど特別なモノではないようだが、表皮はセンターがアルカンターラでサイドはレザー (人工皮革?) が使用されている。

シートや内装のレザー部分のトリムは GT3 と同様にイエローの糸を使っていて、またスカッフプレートには GT4 のロゴ が付いている。

ドアのインナートリムは既述のようにアルカンターラが多用されているが、基本的な形状は標準の Cayman と同じなのは当然だ。

GT4 としての特徴はドアノブが黄色い紐 (?) のような部分を引っ張るというレージングかーを彷彿させる方法で、これってたぶん分厚いレージンググローブでも操作できるということだろう。

つづく




2015/7/12(Sun)
Posche Cayman GT4 <2>

フロントビューは "普通の Cayman" とほぼ同じだが、GTシリーズにお馴染みのフロントトランクリッド先端のエアインテイクが特徴となる。

 

更によく見れば、エアインテイクにはメッシュが付いているなど、GT3 等と共通の雰囲気がある。

リアも基本的に他の Cayman と同じだが、当然ながら大きなリアウィングがGT シリーズである事をアピールしている。そして当然ながら GT4 のエンブレムがある。

サイドビューも基本的に大きく変るところは無い。

しかし、これまたよく見ればリアのエアインテイクには GT4 の刻印文字がある。

ウィングの角度調整機構は付いて無いように見える。それにしてもこの手のウィングを国産車に付けたら、とてもではないがいい年したオヤジが乗るのは恥ずかし過ぎるが、これがポルシェとなると話は別で、この辺がポルシェたる所以だ。

 

リアフェンダーには更に10o くらい飛び出した部分があるが、これは恐らくタイヤがフェンダーより多少はみ出しているために保安基準をクリアしないために付けたものだろう。しかしこんなモノは実用上は何の役目にもならない訳で、流石にシロアリ役人だけあって税金泥棒だけでは物足りずに国民の足を引っ張ることも忘れていない。

リアゲートを開けるとそこに見えるのは GT4 独特の‥‥物はなく、狭いながらもラッゲージスペースがある。

つづく


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