B_Otaku のクルマ日記


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2021/9/25 (Sat)  Fiat 500 3+1 (2021)

世界中の自動車メーカーが EV 化に進みつつある今日だが、ドイツ(メルセデスベンツ EQA 、BMW iX 、VW ID3 )、フランス( ルノー メガーヌ E-Tech )に続いて、イタリアを代表するフィアットでは、同社唯一の人気車種である 500 をベースにした BEV である 500 3+1 を発売している。

Aセグメントのフィアット 500と共通なボディを持つ 3+1 のボディサイズは全長 3,632 x 全幅 1,638 x 全高 1,527 ㎜ 、ホイールベース 2,322 ㎜ で、これは日本の軽自動車、スズキアルトの全長 3,395 x 全幅 1,475 x 全高 1,475 ㎜ より少し大きい程度で、ホイールベースでは 2,450 ㎜ と逆に短い。

ではベースとなった 500 と比べてみると‥‥フロントは殆ど区別がつかない。

そしてリアも、これまた同じだ。

まあ強いて言えば、上の写真で何やらフロントドアの後方に幅の狭いドアのようなラインが見えている。実はこのクルマの名称が 3+1 という由来となった片側の小さいリアドアによる観音開きの構造となっている為だ。

ドア以外は殆どベースモデルと同じエクステリアである 3+1 だが、さて室内はどうだろうか?

実はこれまた殆ど同じ。というか、写真では区別がつかない。

モーター出力は 70kW もしくは 87kW でトルクは何れも 220Nm、バッテリー容量は 23.8kWh もしくは 42kWh と2種類のグレードがある。

Fiat 500 については過去に試乗した経験は無いが、実はそれをベースとした高性能モデルのアバルト 500 は下記の試乗記がある。
  ⇒
Abarth 500 試乗記 (2013/5)
  ⇒ABARTH 695 EDIZIONE MASERATI 試乗記 (2013/5)

フィアットは、2030年までにEV(電気自動車)だけのブランドになることを目指し、2025年以降、世界のラインナップからすべての内燃機関搭載モデルを廃止すると発表した。しかし、500以外のEVの導入計画について詳細を明らかにしていない。ハッキリ言って今のフィアットの技術力ではそう簡単にはいかないだろう。その点では日産を傘下に収めたルノーは賢かった。

なお、Fiat 500 3+1 (2021) の詳細については下記にて。
  ⇒https://www.netcarshow.com/fiat/2021-500_3+1/

 




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