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2019/11/14 (Thu) 韓国産自動車販売台数
韓国は史上最悪の大統領の悪政により、今や政治・経済・工業生産など全てが下降して、国家崩壊も近いかと思わせるような状況だ。
そこで韓国の自動車生産は如何なっているのだろうか、と言う事で先ずは韓国メーカーの生産台数について調べてみる。
下表のように10月で比較すると昨年とほぼ同等の販売実績となったのは現代・起亜グル―プで、元々韓国の自動車産業は現代グループの独占と言われていたが、成る程国内では 80%以上、海外向けでは 95%に近いシェアを持っているから、他の3社の業績が落ちてもこれが即韓国崩壊とはならなさそうだ。
それで韓国GMの国内向け、海外向け共に大きく減少しているのは過激な労働運動による生産減で撤退も検討(姉妹ブログ「韓国GM労組が全面スト突入 米GM韓国撤退か?」参照)と言われているが、これも元々シェアが少ない事もあって、韓国全体ではそれ程の影響が有るとも思えない。とは言え4%減だから本来は大変な減少だが、何てったって文在演のお陰で電子業界何て凄まじい事(姉妹ブログ「LGディスプレイがLEDパネル不良品続出で100万台以上を廃棄」参照)になっているから、それに比べれば自動車はまだマシか。
なお現代および起亜の生産するモデルについては 3月18日よりの日記「ヒュンダイ車のラインナップ」を参照されたい。
次回は日本車不買運動に関連して、韓国輸入車の販売台数を検証してみる。
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2019/11/13 (Wed) Toyota Corolla vs M. Benz A Clas <6>
連載6回目の今回は残る走行関係機器について比較する。
先ずはメーターから。カローラは左右のメーター指針はアナログで、それ以外の盤面および中央のメーターは CG による LED 表示であり、対するAクラスは全てが1枚の LED 上に CG 画面で表示されるものだ。まあどちらでも使用する分には関係無いが、フル CG の場合はソフトウェアでどのような表示も可能となる分だけコストダウンが効く。
あれっ、最近のおベンツ様はコスト優先ですか?
両車とも本革巻きのステアリングホイールにはステッチもあり、スポークには各種のスイッチ類が並んでいる。なーんだ、これも似たようなモノじゃねぇか、な~んて言っているアナタ。中央のエンブレムを見て下さいな。カローラはトヨタマークだがおベンツ様は当然ながら憧れのスリーポインテッドスターが燦然と輝いているだろう! これぞ無理して買った甲斐が有ったと言うモノだ。
これならプチセレブの奥様がブランド大学時代の友人を乗せてテニススクール (一流クラブの会員権は無いのでスクール) に通う時にも鼻高々というものだ。えっ、助手席からはよく見えない、って。まあ硬い事は言わないようにしよう。
ライトのスイッチはカローラではステアリングコラムの右側、Aクラスはダッシュボード右端の回転式だが、これはトヨタとおベンツ様というよりも日本とドイツの違いであり、何もおベンツ様では無くても VW Up!(165.2万円より) でも同様だ。
頭上のオーバーヘッドコンソールは一見するとAクラスの方がキラキラと輝いて豪華だが、良く見ればクリア樹脂の形状でそのように見えているだけで、まあ単なる偽物の豪華さだった。流石に見栄っ張りのプチセレブ向けのクルマだけの事はあり、その辺の上手さは天下のダイムラーだけの事はある。
ペダルについても、これまた大した違いは無い。大体おベンツ様とは言えAクラスは FWD 、日本で言うところの FF だから、その点ではカローラと同じ。アクセルペダルだってどちらも吊り下げ式だ。それどころかAクラスでは左側のフートレストに滑り止めすら無い。
そしてリアシート側から見ると、コンソールの後端にはお馴染みのリア用エアアウトレットが仕込まれている‥‥筈だが、あれっ、カローラには無い。まあ別に無くてもフロントの冷気がリアに回って来るから問題無し!寧ろ、室内のエアの流れをシステムとして制御出来ないのでリア用にもアウトレットを付けている訳で、そこはトヨタだし、エアコンは世界のデンソーだ。
えっ、何っ? 欧州のエアコンを独占していたマレリイは10年以上前にエアコン部門を売却して、今ではデンソーになっているって? あっ、駄目っ、そっ、それを言っちゃ。
と言う事で今回は冗談半分でカローラを持ちあげてみたが、価格からすればAクラスのベースモデルは 334万円で、カローラはといえばスポーツ ハイブリッドG Zは 282.2万円。そしてツーリング ハイブリリッド WxBは 299.8万円であり、しかもカローラはオーディオレスだからAクラス並みのナビを入れれば価格的には下手をすると逆転してしまう。
しかもAクラスは地球の反対側から船に載ってどんぶらこと1か月の旅をしている事を考えれば、正直言って決して高くは無いが、維持費まで考えば如何なるのかは定かではない。
と言う訳で、カローラ買うなら価格の安い中間グレードのSがお得というものだ。真面目な話カローラツーリング Sの価格は 221.7万円だから、これならAクラスと比べる事も無く、最近は平気で300万円に届く国産 SUV に比べても明らかにお得だ。そう、ファミリーカーはカローラ ツーリングSで決まりだねっ。
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2019/11/11 (Mon) Toyota Corolla vs M. Benz A Clas <5>
今回はダッシュボードの比較から。
一見して大きな雰囲気の違いは無い。これも「最善か無か」時代のベンツ様は下々のクルマとは全く違う雰囲気だったが、今では庶民でもチョと頑張れば買える時代だ。対するカローラは、その昔は大衆車とか言って、おベンツ様と比較する何てトンデモナイ暴挙だったが、今となっては大して変わらない迄に進歩した。
ではセンタークラスター同士を比べるとどうだろうか。
両車共に最上部にディスプレイを配し、その下にエアアウトレット、その下はエアコンというように同じ配置となっている。なおAクラスのディスプレイは欧州車に多い横長で、まあこれは好みの問題もあるが、全体の表示面積はどうしても小さくなり、視認性では劣るように感じる。いやその前に、この手の電子機器なら日本製でしょう。
なおカローラは原則としてオーディオレスであり、ディスプレイも付いて無い。これは人によってはナビ何ていらねぇ、という場合もあり、それなら FM ラジオの方がすっきりしている、という選択が出来るので親切だ。尤も経験の少ない成金はナビが無いと生きていけないから、Aクラスを買うようユーザーには必須という事もあるが‥‥。
フロアーコンソール上の機器類は両車では全く異なる。カローラは AT のセレクトレバーをメインに配置する標準的なものだが、Aクラスはコマンドコントロールが居座っていて、ミッションに関するモノは見当たら無い。おお~、この点ではおベンツ様らしく、下々のクルマとは全く異なっている。これは貧乏人が何も知らずに運転しようとするのを拒否するが如くで、このクルマに乗るプチセレブに満足感を与えてくれるだろう。
ではミッションの操作は如何するのかと言えば、おベンツ様はコラムから生えるレバーを使用する。これはCクラスは勿論Eクラスも同様だから、まさにおベンツ仕様だ。
ではエンジンのスタートはといえば、これはどちらもセンタークラスターの右隣りで、ステアリングホイールの裏に隠れるような場所にある。と言う事は全く同じ配置であり、なーんだ、これじゃあ折角おベンツ買ってもカローラと同じじゃないか。
さてダッシュボートとセンタークラスタ周りでも違いは殆ど無かった両車だが、唯一大いに異なるコラムシフトが光っていた。
次回は最終回として残る部分の比較を行うが、もう既に殆ど変わらないのがバレている気もするが。
つづく