B_Otaku のクルマ日記


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2019/8/31 (Sat)  大型トラックによるレベル4自動運転

各国で実施されている公道での自動運転だが、今度は日本で大型トラックに自動運転レベル4の実証実験が公開された。

因みに自動運転レベル4とは、システムが高速道路など特定の場所に限り交通状況を認知して、運転に関わる全ての操作を行うもので、システムが緊急時の対応も行うというもの。

この上にレベル5というのがあり、これはシステムが場所の制限なく交通状況を認知して、運転に関わる全ての操作を行うもので、勿論システムが緊急時の対応も行う。

それで今回の大型トラック実験はUDトラックス、日本通運、ホクレンの3社が実施しているもので、一部公道を含んでいる。この実験については下記の動画が公開されている。しかし、この動画を見る限りではとても実用とは程遠いようにも感じるが。

大型トラックで一般道を走るには道路一杯のサイズを名人芸で運転する必要があり、それを考えればレベル4でも大変な事で、ましてやレベル5等は今の技術では実現不可能だろう。

とはいえ世の中は確実に自動運転に向かっているようだが。

 




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2019/8/29 (Thu)  Porsche 911 Carrera Coupe (2020)

日本でも既に販売が開始されている新型 911(992) は高性能版のカレラSが先行して発売されたが、今回スタンダートのカレラも追加発表された。

エクステリアでは標準ホイールの違いくらいしか一目で判る相違点は無さそうだ。

リアの排気管すら本数の違いなども無いから、識別はエンブレムのみか?

エンジンは勿論水平対向6気筒で排気量は 3.0L 最高出力は385ps で、これは同じ3.0LでもカレラSの 450ps と比べれば見劣りするが、それでも 385ps あれば充分過ぎるだろう。0~100㎞/h 加速はカレラSの 3.7秒に対して 4.2秒となるが、これとて公道での性能としては全く不満の無いものだ。

2020モデルは 9月から生産が開始されるから、日本でのデリバリーは第1陣が11月頃だろうか。

なお何時ものように詳細は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/porsche/2020-911_carrera_coupe/

 




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2019/8/28 (Wed)  The Porsche Taycan

ポルシェ初の電気自動車 (EV) であるタイカン (Taycan) が近日公開されるが、それに先立って Youtube で動画が先行公開されている。この動画を見る限りでは4ドアのようだが、スタイルは 911 に近いから4ドアクーペというべきか。

タイカンは既に先行予約が3万件も入っているという。この3万台という数字は 2018年の 911 の売上台数約3万6千台の迫るものだ。

タイカンの価格は約1千万円からと言われているから、これはテスラの高性能 EV であるモデルSと同等であり、テスラにとっては強力なライバル出現というところだ。
  ⇒ Tesla Model S 試乗記 (2016年7月)

公式写真は未だ公開されていないが、そう遠く無い時点で公開されるだろう。

 




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2019/8/26 (Mon)  MITSUOKA ROCK STAR

光岡自動車といえば市販の量産車をベースとしてヴィンテージカーをモチーフにしたパイクカーを少量生産するメーカーとして知る人ぞ知る存在で、過去にはジャガーマークⅡのレプリカであるビュート(美遊人)やロールスロイスをモチーフにしたガリュー (我流) などが販売された。

その光岡自動車から今回は 1960年代の米国製ピュアスポーツであるシボレー コルベット C2 をモチーフにしたロック スターが発売された。ベースはマツダ ロードスターで、これにコルベット C2 風のボディを載せている。

アウターサイズは 全長 4,345 x 全幅 1,770 x 全高 1,235㎜ で、実は意外にもオリジナルの C2 に近いサイズとなっている。全体のデザインは C2 の雰囲気を良く伝えているが、オリジナルのリトラクタブルヘッドライトは再現されず、目立たないプロジェクションライトで代用している。

リアビューは左右にマル形2灯のテールライトや細い金属製バンパーなど、オリジナルに近い雰囲気を持っている。なおオリジナルにはク―ぺもあったが、ロック スターはオープンのみとなる。

シボレーコルベット C2 のアウターサイズは 全長 4,448 x 全幅 1,768 x 全高 1,265㎜ と米国車の概念からすると意外に小さく、その面ではロックスターもオリジナルに近いサイズとなっている。しかし C2 のエンジンは V8 5.4L または 6.5L、7.0L と圧倒的に大きい。

しかも良く見れば流石に本物はレトロ感が違う。

ロックスターのインテリアはそのまんまベースとなったマツダ ロードスターで、その面ではコルベット C2 とは全く異なる。

さて、このロック スターだが、国内向けは限定200台で、既に予約台数分で完売してしまった。手作りの為にデリバリーは今年度50台、2020年と2021年にそれぞれ75台づつとなる。価格は469.8万円で、この程度の価格ならば2年先のデリバリーでも速攻で予約するもの好きが200人はいる、とみるか、値上がり期待の業者が買ったのか、ハテ真相は?


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