B_Otaku のクルマ日記


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2019/1/24 (Thu) スバルの生産ラインが止まっている

スバル唯一の完成車工場である群馬県太田市の群馬製造所のラインが16日から停止していた事が22日の朝日新聞の取材で明らかになった。そして少なくとも23日まではラインを止めているというが、さて本日24日はどうったのだろうか?スバルの完成車工場はこの群馬製造所のみだから、要するにスバルはこの1週間程の間、完成車の生産が止まっているという事になる。

その原因は電動パワーステアリングの不良であり、その症状は
『メーターパネルのステアリング制御警告灯が点灯するとともに、パワーステアリング機能が停止し、ステアリングが重くなり通常よりも大きな力で操作しなければならなくなる恐れがある。』
という事だが、ハッキリ言って走行中にステアリングのパワーアシストが失陥すると、一般のドライバーなら突然にステアリング操作が出来なくなったように感じてパニックになるだろう。勿論目一杯力を入れれば何とか操舵は出来るのだが、訓練していないと無理かもしれない。従って3差路の交差点でのパワステの失陥ではそのまま真っ直ぐに突っ込んで、下手をすれば歩道に乗り上げるという最悪の事故に繋がってしまう恐れもある。

そして対象車種はフォレスター、インプレッサ、XV だというが、何故か製造ラインは全て止まっているらしい。それで最新の情報では原因について一定の確認が取れて対策部品を準備できる目途が立ったことで、28日から生産と出荷を再開出来る見通し‥‥との事で、それでも2週間近くのライン停止は痛い。

ところで、その部品は日立オートモティブ製との事で、これを聞いた一部のネット論評は何でトヨタ系なのにトヨタの部品を使わないのだ、というモノがあったが、クルマの部品はそれ専用のものだから、他社の部品に交換するとなると膨大な確認試験を必要とし、これは1年以上の月日と何億という開発費が必要となるから、FMC のタイミングでないと無理だ。また何故に日立系かとえいえば、スバルは以前日産系だった時期があり、このしがらみで日立グループの部品を使い始めたのが未だに残っていると推定出来る。

それにしてもスバルの製造や購買と日立オートモティブの営業や品証部署の社員は、当分マトモに睡眠はとれないだろうし、自宅にも帰れないかも‥‥。

 








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2019/1/23(Wed)  BMW 7-Series (2020)

今やメルセデスSクラスと共にラージクラスサルーンの代名詞ともなっている7シリーズがモデル折り返し点でのマイナーチェンジを行った。

それで、エクステリアはというと‥‥

一目で判るフロントの大きな特徴は、トレードマークであるキドニーグリルが大きく、アグレッシブになった事だ。まあこの威圧感の好き嫌いはあるだろうが、これなら軽自動車のチンピラに煽られる事も無いだろう。

フロントに比べるとリアについては殆ど変更点が見当たらない。

次にインテリアは

これも前期型と比べるとダッシュボードの形状に変更は無いし、電子式のATセレクターや iDrive のコマンドダイヤル等のコンソール上の機器類も同じだ。

しかしメーターについては最新流行の液晶パネルによるデジタル (CG) 式でフルデジタルコクピットと言うらしい。

なおエンジンは。V12 6.6L 585hp、V8 4.4L 530hp、直6 プラグインハイブリッド、直6ディーゼルなどバリエーションがある。因みにV12 の M760Li は 0- 100km/h 加速が 3.8秒というから、ちょいとしたスーパーカー並みだ。

なお詳細は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/bmw/2020-7-series/

 






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2019/1/21(Mon)  Porsche 911 Carrera S (2019)

最近は SUV やらサルーンやらとラインナップを拡大しているポルシェだが、ポルシェと言えば 911 であり、これ以外はポルシェじゃあない、と言いたいピュアなポルシェファンもいるだろう。その911の FMC モデル (992) が発表された。

先ずはエクステリアから‥‥

言うまでも無くキープコンセプトで誰が見ても 911 だが、勿論良~く見れば違いはある。特に新型はバンパー一杯にブラックアウトされたグリルが目に付く。911 は新型になる度にエアインテイクが大きくなってきて、遂に全面がグリルとなってしまった。

リアを比べると、新型はより広く、低くという感じで、本来 911 は高性能スポーツカーとして全高が高めだったのだが、これも年々低くなって来た。写真右の 930 Turbo (1980) と比べれば、プロポーションは大いに変わっているのが良く判る。とはいえ、イメージは変わっていないのは流石で、半世紀近くもこのスタイルというクルマは他に例が無い。

 

さてインテリアはというと

実は既にカイエンの FMC で実施された新時代のポルシェのインテリアそのもので、言ってみれば想定されていたものだ。

この新型だが、この時期の割には 2019 モデルとしているから、今年の初夏くらいに最初のロットが輸入されるかもしれない。といっても、実際には10月頃から日本に入るであろう 2020 モデルからが本格的な量産モデルだが、まあ特別のお得意さんは既に予約して夏には金持ち仲間に見せびらかしているだろう。

なお詳細は下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/porsche/2019-911_carrera_s/

 




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