B_Otaku のクルマ日記


4月11~15日←  [2018年4月6~10日]  →4月1~5日


---------------------------------------------------------------------

2018/4/10 (Tue)  BMW X1 <2>

先ずはフロントビューから。これは誰が見ても BMW だから、このブランドに憧れがあるのならそれだけでも買って損は無さそうだ。写真は xLine (445万円) だが、ベースグレードなら 417万円で買える。全幅は 1,820㎜ だからファミリーマンションの立体駐車場に置くには難があるが、これは平置きを確保するか外部駐車場を契約するかだろう。では一戸建なら心配無いかといえば古い物件の場合は5ナンバーを基準としたサイズが多く、下手をすると入れたは良いがドアが開かない → 降りられない、何て事になるかもしれない。

サイドの寸法は全長 4,455㎜ 全高 1,610㎜ ホイールベース 2,670㎜ と同クラスの SUV に比べて全高は低めとなっている。因みにマツダ CX-5 では全長 4,545㎜ 全高 1,690㎜ ホイールベース 2,700㎜ であり、X1 の方が 80㎜ 低い。

BMW といえばボンネットの長さが特徴だが、X1 はFWD ベースでエンジン横置きの為に短か目だから BMW っぽく無いともいえる。

リアビュ-は BMW らしいモノで、SUV のみ成らずサルーンやツーリングとも同じデザイントレンドとなっている。

リアラゲージルームはこのクラスとしては標準的だろう。いや、広い方かもしれない。何故なら‥‥

幅方向の張り出しも少なく、写真右下の某国産最新 SUV と比べると X1 のスペースの広さが判るだろう。

Cセグメントとはいえ、そこは BMW だけあって、リアゲードには電動式のクローザーが付いているし、クローズ後にキーがロックされるモードもある。

リアゲートを開け切った状態での高さは結構あるが、閉めるには前期のスイッチを押すだけだから、小柄な人でも問題は無い‥‥たぶん。

C セグメントとはいえボンネットフードを開けると勿論ダンパーで固定されるから落ちそうになる重いフードを片手で押さえながらロッドを立てる何て事は無い。

エンジンは何故か3気筒 1.5L の sDrive 18i の方が 4気筒 2.0L ディーゼルの xDrive 18d よりもトップカバーが大きい。最初は間違いかと思って確認したがそんな事も無いのは一つ上の写真右のカバーを開けた全体写真を見ると確かにナンバープレートには "X1 sDrive 18i" と書いてある。

最近のクルマはエンジンの上部に樹脂製のトップカバーを付けているから、本当のエンジンの大きさが判らず、今回のように一見すると4気筒より3気筒の方が大きく見えたりする。

つづく






---------------------------------------------------------------------

2018/4/9 (Mon)  BMW X1

最近の世界的な SUV ブームは、量産ブランドもプレミアムブランドも、それどころか特殊なスポーツカーや超高級車ブランドまでが手を出すという状況で、このブームは本物のようだ。そんな中でCセグメントの所謂小型 SUV は手ごろだサイズと価格で人気も一際高いが、それ故に大変な激戦区でもある。そんな小型 SUV の中では高価格な部類ではあるが、押しも押されもしない天下の BMW の SUV として、ボトムレンジとは言うモノの X1 にはやはり大いなる魅力がある。

その X1 の現行モデルは 2015年に発売された F48 で、当サイトでは2015年の FMC に際して新型のB型エンジンである 4気筒 2.0L Turbo を搭載した xDrive 20i に試乗している。
⇒ BMW X1 xDrive20i 試乗記 (2015年11月)

しかし 20i はベースグレードでも約 500万円 と決して安くは無い。そこで3気筒 1.5L Turbo を搭載し、しかも FWD の sDrive 18i (以下 18i ) は如何だろうか? という事を考え始めた。実を言えば X1 自体の詳細な写真も当時は先行して発売された xDrive20i のみで、一番買い易い価格の 18i は未だ発売されていない状況だった。加えて 18i は昨年の改良でトランスミッションが 6速 AT から7速DCT へと変更された事もあり、ここでもう少し X1 について掘り下げてみる事にした。

18i の価格は 417万円からという BMW としては比較的買い易い価格となっている。最近は国産の小型 SUV でもチョイと良いモデルを買おうとすると軽く 300万円を超えてしまう。例えばマツダ CX-5 の中間グレードの Proactive で 4WD モデルを選ぶと 323万円であり、更に L Package では353万円だから 18i との差は 64万円であり、値引きなどを考えると、もしかして‥‥もしかするかもよ!

それで現行の 18i のエクステリアはというと、 2015年の発売当時と殆ど変っていないようだ。先代の X1 はいまいちショボい気もしたが、現行モデルは決して惨めになるような事も無く、まあ全幅は 1,820㎜ もあるのだから惨めな訳も無いが‥‥。

と言う事で何時ものように次回からは本格的に内外装を見てゆく事にする。

付け加えると、最初にバラしておくが、今回は 18i と 18d を連続試乗して比較しているから、近日中に試乗記では ”ガソリンかディーゼルか” という命題にも答えてみようと思う。

つづく




---------------------------------------------------------------------

2018/4/8 (Sun) Forbes誌の安部政権関連記事

米国に本社を置く世界有数の経済誌である Forbes 誌が阿部政権について詳しい記事を発表した。当然危ない内容になりそうなので特別編でお送りする。

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む





---------------------------------------------------------------------

2018/4/6 (Fri)  Toyota Alphard <5>

助手席シートの右端面には後席からも操作できるようにパワーシートのスイッチがあるのはシーマでも同様でショーファードリブン、すなわち後席はご主人様用のクルマでは当然の装備のようだ。

センターコンソールの後端にはカバーが付いたスイッチボックスなどがある‥‥筈だ。というのは開けて確認するのを忘れていたからだ。いや、まあ、慣れないというか貧乏人は後席重視のクルマの取材は向いていないのが判る。

コンソールの後端の下部には VIDEO やら HDMI (ディスプレイ用端子) 等の端子がある。ノート PC等を繋ぐのだろうか。

ミニバンのリアスライドドアのインナートリムはプラスチッキーでショボいのが定番だが、このクルマは流石にフロント同等の素材を使っている。

エアコンのアウトレットは観光バスのようにルーフ近くの側面にある。確かにセンターコンソール後端よりもこの方が効果はあるだろう。

リアドアの内側にも JBL システムのスピーカーが付いている。

センターアームレストは左右シートにそれぞれ独立したものが付いているから、隣の人に気兼ねしながらアームレストを使う事も無く、この辺は流石に VIP 向けと納得する。

その VIP の為のリアシートは (写真で見た) 飛行機のファーストクラスみたいだ。

このシートに座るには高級官僚になるか政治家になるか、ハタマタ大企業の経営者になるか‥‥要するに勝ち組になる事が必要だが、超勝ち組の国税庁長官も近い将来は同じ運転手付きでも護送車の後席住人になるかもしれない。やっぱり勝ち組はリスクが多い。


4月11~15日←  [2018年4月6~10日]  →4月1~5日