B_Otaku のクルマ日記



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2017/5/15(Mon) 福島の山火事

福島の山火事は12日間も燃え続けたが、堆積した放射性微粒子はどうなったんだろう?このネタは当然ながら特別編でお届けする。

いつものとおり内容は偏向していたり毒舌や嫌韓があったりするために、当サイトの方針を理解できて、この手の話を笑って受け流せる読者専用とします。

方針を理解して特別編に進む





2017/5/14(Sun) BMW 5-Series Touring (2018)

新型5シリーズセダン (G30) は日本でも最近デリバリーが始まったが、今度は何時ものように少し遅れてステーションワゴンバージョン、BMW で言うところのツーリング (G31) が発表された。

例によってCピラー以降のルーフを伸ばしてワゴンにしたものだから前半分は先行発売されているサルーンと全く変わらない。

ステーションワゴンと言っても BMW の場合はスタイル優先でリアウィンドウも可成り傾斜しているのが常だが、今回の新型もそのコンセプトに変わりは無い。

写真左下の新型セダン (G30) と比べると新型ツーリング (G31) のテールランプとは多少デザインが異なっているように見える。

写真右下の先代ツーリング (F11) との比較ではリアビューはデザインに大きな変更は無くキープコンセプトとなっているのが判る。

デザイン重視とは言うものの、そこはEセグメントのワゴンだからラゲージスペースは十分な面積があるし、特にリアシートのバックレストを畳めば結構な長尺モノが積めそうだ。

5シリーズワゴンは同じEセグメントのライバルであるメルセデスEクラスワゴンに比べて、実用性では一歩を譲るというのが定説だが、それでは今回の新型同士を比べてみる。

歴代Eクラスワゴンはリアオーバハングが長くラゲージスペース優先であり、本来のワゴンとしての積載性に拘っていたが、新型もやっぱり従来の思想に変わりは無かった。しかもリアゲートは5シリーズよりも垂直で高さ方向のスペースも十分に確保している。

ステーションワゴンは荷物が積めてナンボ、という考えならEクラスが正解だが、クルマ選びというのはそう簡単ではなく、ワゴンの後部は荷物を載せるのではなく夢を乗せるのだ、と思えばスタイリッシュな5シリーズの価値も認められる訳で、この辺もユーザーがどちらの思想を支持するかで選択すれば良い。

えっ? その前にこんな高いワゴンは買える訳ねぇだろ! と言われれば、確かにそのとおりだ。その昔「いつかはクラウン」なんていうコピーがあったが、今では「いつかはEセグワゴン」ということろで、まあ定年時の退職金で買う、なんて言う事でどうっスか、ねぇ。

なお詳細を知りたい場合には、例によって下記にて↓
⇒ https://www.netcarshow.com/bmw/2018-5-series_touring/





2017/5/12(Fri)
NEWフィット

先日のホンダ メルマガに『あらたな先進性をまとって。NEWフィットまもなく登場。』という記事があり、フィットの新型? 現行モデルが出てからそんなに経ったっけ? とも思ったが、現行のフィットは 2013年9月に FMC されているから、早いものでもう4年半が経過していた。以前ならば国産車のモデルサイクルは4年であり、その4年毎にあっと驚くくらいマルでデザインが変わったりしていた。まあ大変身は見掛けだけで中身は殆ど使い回しだったようだが。そういう意味では今の韓国車が正に向かいの日本で、短期間にマルで先代と違うデザインになって、しかも新旧とも外国のクルマの何かにそっくりというところも、実は昔の日本車と同じだった。ただし日本ではあそこまで露骨なコピーはしなかぅたが‥‥。

それでフィットに話を戻せば、今回の新型というのは要するにモデルライブ中間でのフェイスリフトとかビッグマイナーチェンジという部類だろう。それではそのエクステリアを見てみよう。

マイナーチェンジ (MC) の前後をみれば‥‥んっ? 何処が違うんだ??

それでよくよく見れば成る程フロントバンパー両端のエアインテークの辺りが多少異なっている。そしてこれは MC では定番の樹脂製バンパーのみの形状変更というイニシャルコストを目一杯抑えた割には変化が明らかという手法だが、それならもう少し明らかな変化をさせても良かった気はするが。

エクステリアは粗変更なしということで、これはもしかすると内部が大幅に変わっているかもしれない、とも思ったが、特設サイトを見ると新たな目玉はハイテクの安全装備、すなわち車線逸脱防止とか追突防止、標識見落とし防止など、今流行りの装備が装着出来るようになった、という事らしい。

まあフィットの出来の良さを考えれば、今での小型車としては第一級の内容であり、今の時点で FMC する必要は全く無いから下手に弄らないで正解かもしれない。

なおフィットについては 1.3L とハイブリッドに試乗しているのでその試乗記のリンクを下記に示しておく。
⇒ HONDA FIT 13G & HYBRID 簡易試乗記 (2013/9)

 




2017/5/11(Wed)
ミラ イースが FMC

ダイハツのミラ イースが FMC されたことで、今回は軽自動車なんて眼中に無い欧州車ユーザーの読者のために、その新型ミラ イースについて調べてみた。実は軽自動車のユーザーというのは中高年齢層が多いという話も聞くし、現役時代の最後に退職金で買った BMW も大分ガタがきて修理代も嵩むようになり、さりとて年金生活では虎の子の貯金を崩して高級車を買うのは危険すぎるし、とはいえ都心なら兎も角郊外ではクルマが無いと不便で生活にも支障をきたす、という状況ならこの際軽自動車も選択肢の一つになりそうだ。

さてそんな訳でミラ イースの立ち位置はというと、下の写真のように軽の主流であるハイトワゴン系では無く、オーソドックスなセダン系というかハッチバックというか、要するに地味なヤツだ。なお以下の写真は全てダイハツのサイトから転載したオフィシャルフォットを使用している。

それで新型はどう変わったのかを見るために先ずはフロントを写真左下の旧型と比べてみれば、新型はまあチョイとトヨタっぽいグリルではあるが、旧型の可愛らしさというか間が抜けているというか、そういう雰囲気が無くなって大の男、というかジイさんが乗っても恥ずかしく無くなったと思う。

そしてリアはこれも新型の方が丸みが無くなって、テールランプもよりガッチリとして、フロント同様に漢らしくなったと言える。まあ、その影にはライバルであるスズキ アルトが軽のショボさを全く感じないデザインになっていることへの対策だろうか。何しろ昨年度の売上はミラシリーズ全部合わせてもアルトの 70% 程度というボロ負けだったからこれは何とかしなければ、と思うだろう。

それで室内はといえば、まあ軽自動車だからプラスチッキーなのは当然だが、写真で僅かに見えているメーターパネルはもしかしてフル液晶ディスプレイだろうか。今後は価格帯の如何にかかわらずメカ式のメーターは絶滅する運命かもしれない。

ところで旧イースについては以下の試乗記があるので、興味のある方はご覧くだされ。
⇒ Daihatsu Mira e:S L 2WD 簡易試乗記 (2011/9)

ところで最近は高価な輸入車でも輸入元が直接運営する展示と試乗が出来る施設を用意している場合も多く、また国産車についてはトヨタがお台場のテーマパークで、日産はみなとみらいのグローバル本社ショールムで、何れも新型車は確実に触れることが出来る。そしてホンダは青山の本社一階に展示場があるし、スバルはというと展示ならば恵比寿の本社ショールムでユックリと見られるし、新型車の取材という意味では随分とやりやすくなっている。とは言え、ダイハツの場合はメーカー直営のショールームは無いし、ディーラーといってもマトモに展示してなかったり、試乗車なんて一応置いてあっても露骨に面倒くさいという態度を見せたり‥‥ダメだこりゃ。

対するライバルのスズキはといえば、20年ほど前は正にダイハツと同じかそれ以下だったが、その後は販売網の整備も整い今では随分と改善されている。しかも拠点ディーラーには結構マニアックな試乗車もあるし、こういうクルマだと試乗時間も十分にとっていたりする。

という訳で、このミライースも試乗記は勿論の事、実写の写真とかの紹介の予定は全く無いので悪しからず。


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