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NISSAN DAYS Highway STAR 後編
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クルマに乗り込んでシートに座ってみると、座り心地というかシートの硬さ具合などは普通車並の出来だから、軽自動車としては中々座り心地が良い。これも普通車メーカーの日産の感覚であり、どうせ軽なんて1時間以上も走ることはないのだから、シートもソレナリで充分だ、と考えていると思いたくなるような軽専門メーカーとは、ひと味、いや二味違う。それでも、最近の軽専門メーカーのシートだって以前よりは結構良くなってはいるが‥‥。
アイドリングは3気筒だから無振動とはいえないが、想像よりも不快な振動は少ないし、他社に比べても良いほうだろう。CVTのセレクターはセンタークラスターから生えているいわゆるインパネシフトで、これをDに入れれば、後はいじることもなさそうだ。パーキングブレーキは
今度は再度国道に出て信号待ちからのフルスタートを試してみると、ガーッというノイズとともにユックリと速度計の針が上がっていく。と同時に回転計の針もスーっと上がっていき5,000rpmを超えてもまだ上昇するつもりらしく、結局レッドゾーンに近い6,000rpmまで上がっていった。ただし、その速度の上昇はヤッパリ遅い。 ここでエンジンのスペックをおさらいしておくと、DAYZのエンジンは3B20 直3 DOHC 49ps/5,500rpm 6.0kgf-m/5,000rpmで、型式からすればミツビシi(アイ)に搭載されたもので、要するにミツビシ製を使用している。それにしても自然吸気の軽とはいえ49psはちょいと少なくないか、なんて言いたくなる。 ところで、最近流行りのアイドリングストップ機能については当然ながらDAYZにも付いている。エンジンを始動して少しの間はメーター内のアイドリングストップマークが点滅していたのでエンジンが冷えているので作動しないということかと理解して走行していると5分程でその点滅も消えたので、次の信号で止まるを楽しみにしていたのだが、エンジンは止まらず。インパネ右端にある解除スイッチ(写真右下)をチェックしたが、OFFにしている様子もない。その後色々チェレンジしたがアイドリングストップは動作しなかった。後で調べたら、何と室内温度が一定以上になると作動しなくなるのだった。エアコンを入れると作動しないのは判るが、エアコンを切っても室内温度が下がらない限りアイドリングストップは作動しないのは理解に苦しむところだ。とか何とか言っても、個人的にはコンナ機能を使う気は全くないが‥‥。 ![]()
動力性能についてはノンターボの軽自動車だから元々期待するのが無理なのだが、それでは走行安定性やコーナーリング性能はといえば、まあ、これも幅が狭くて背が高いという軽のハイトワゴンだから、期待するほうが無茶なのだが、それでもどの程度で収まっているかは大いなる興味がある。ということで、先ずは地方 操舵フィーリングも中心付近での不感帯も適度で、操舵力も軽すぎることも無く、レスポンスだって程々だから実用車として特にいうことな無い。やがて何時も試乗で使っているブラインドコーナーに差し掛かったが、硬めの足と重心の高いボディは最初のコーナーの突入で何となく不安な感じがして結構押さえてみたが、旋回中もやはり不安なフィーリングはあって、どうしても安全志向の走りになってしまう。既にこのクルマに試乗したユーザーが、ライバル他社に比べて安定感では大いに勝っていると言っているそうだが、このコーナリング時の硬い足による踏ん張りの効かないフィーリングは、無理をすれば転倒するんではないか、という不安を感じてしまうのはどうしたものだろうか? そう言えば、以前にも軽自動車に試乗した際、コーナーでちょっと速度を上げてみたらば危ない挙動が出てヒヤッとしたことが2回ほどあったが、その時のクルマはi(アイ)とOTTI RXという日産ブランドだが内容はミツビシからekワゴンをOEMで調達したクルマだった。んっ?どっちもミツビシ?? 今回のDAYZもぶっちゃけ新型eKワゴンだよねぇ‥‥。 軽自動車の多くはアルミホイールなんて装着していない場合が多いので、ホイールの中のブレーキは見えない訳だが、今回の試乗車は高級モデルだけあってスポークの細いスポーティーなホイールを装着していたことから、中にあるブレーキが見えるわけだが、これはハッキリ言ってショボい! フロントのキャリパーは主として軽自動車に使用される、外側のフレームが無くて直接シリンダーハウジングにパッドを取り付けるタイプだし、ディスクロ さて、今回のDAYZ Highway STARの結論は、日産初の軽自動車とはいえ軽の経験の有るミツビシとの合弁事業であり、共同開発でもあるから、基本的にはミツビシ eKワゴンと思えば、それなりのレベルには達していて当然だ。ただし、一部で言われているように他の軽自動車に比べて格段に安定した走りをする‥‥なんていうことは無かったし、動力性能に至っては自然吸気の軽なりのものだった。それでも日産得意の副変速機付きCVTを上手く使うことで、少ないパワーを精一杯絞り出しているのは救いだが、動力性能云々をいうならば、少し遅れて発売されるターボモデルを選ぶべきだろう。勿論、そうなれば更に価格はアップするだろうから、車両価格では今月(6月)末に発表されて、今年の年末からデリバリーが始まるマーチの1.5L MT(NISMO)モデルに近い価格となってしまう。 という訳で、DAYZを近場の足として検討するならば、高価なハイウェースターよりも標準モデルで充分だし、それならば110万円程度だから選択の余地はありそうだ。 注記:この試乗記は2013年6月現在の内容です。
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