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スバル フォレスター 2.0XT |
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スバルのフォレスターはSUVとステーションワゴンの中間的なポジションを狙ったユニークな車種だったが、今回フルモデルチェンジと共にSUV的な要素を前面に出したことで、他社の中型SUVと真向勝負に出た事になる。この話題の新型フォレスター(SH)に早速試乗してみた。
SHのバリエーションは2ℓ自然吸気のベースグレードである2.0X(5MT:199.5万円/4AT:204.75万円)、上級装備の2.0XS(215.25/220.5万円)、そして今回試乗した2ℓターボの2.0XT(252/257.25万円)の3グレードとなっている。
ダッシュボートの眺めは、何処かで見たようだと思ったら何のことは無い、まるっきりのインプレッサだった。ただし、センタークラスタのオーディオやエアコン吹き出し口の左右に配した木目風のパネルはイタダケない。やるならアルミでしょう。
ターボ版のXTにはインプレッサSTIと同じSI−DRIVEというエンジンのレスポンスを3段階に選べる機能がある。先ずは中間の”S”で走ってみると、普通の街乗りには十分なレスポンスを発生するから、通常はこのモードで十分だろう。
次に”I”モードを選択する。このモードは燃費重視で最も大人しい制御をするのだが、インプレッサSTI同様に、Iモードの走行は明らかにレスポンスが劣り、幾らエコとは言っても、このクルマのメリットを全く感じなくなり、個人的に耐えられない特性でもある。
カタログによると、Iモードは登坂などのパワーを必要とする場合を想定して、深くストットルを踏んだ時には十分なパワーをも発生すると書いてあるが、実はこれが曲者で、極端にトロイ低回転と
、踏み込んだ時の高回転側でのパワーは、救いようの無いドッカン特性になってしまう。そして、
最もスポーティーなS#を選択すると、これこそ実に気持ちの良いレスポンスを示す。インプSTI程ではないにしても、フォレスターXTでも車両重量が1,480kgに対してパワーは230psだから、パワーウェイトレシオは6.4kg/psという、ちょっとしたスポーツカー並の値からも判るように、200万円代中ほどの国産SUVとしてはダントツの加速性能を体験できる。この時の回転の上昇感や排気音も、STIなどから見れば大人しいとはいえ、十分にスバル得意の水平対向エンジンのフィーリングが味わえる。
だから、燃費なんか気にしないで、何時もS#に入れて走りたくなったりするが、現実的にはSを主体として使用し、走りを求めたい時はS#を使い、Iは二度と使わない
、というところか。 |
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フォレスターXTのステアリングは適度に軽いが、直進時はどっしりとして中々好ましい。
そして、コーナーリングのレベルも、国産のミドルクラスSUVとしてはダントツの安定感を披露してくれた。この特性は流石に4WDの経験豊富なスバルらしく、4WD車にありがちな強めのアンダーなども無く、実に癖のないコーナーリングを見せてくれる。とはいっても、決してスポーティという訳でもないし、
スポツカー顔負けに峠を攻めたくなるという程でもない。
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