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![]() アウディとも共通のイメージを持つシングルグリルフレームはV6 3.2と大きな差はない。 |
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前回の試乗で思いの外結果が良かった新型パサートV6、3.2、4モーションに気を良くして、今度は2.0ターボに試乗した。前回のセダンに対して今回はヴァリアントと呼ばれるワゴンボディだが、実際に欧州でもパサートはセダンよりワゴンの方が売れている。と、言うのはこじ付けで、実は偶々2.0Tの試乗車にセダンが無かったのが本当の理由だ。 |
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パサートヴァリアントは全長4,785mmで、これはセダンと全く同一となっている。それなのに、真横から見たヴァリアントのリアーオーバーハングは、ずいぶん長く見える。これはリアの後端が比較的立っていて、ファッシション性よりも実用性を狙ったデザインのために、実際より長く見えるのだろう。パサートヴァリアントのようなDセグメントワゴンの最近のトレンドはメルセデスCクラスワゴンやBMW3シリーズツーリングのように、リアウインドウがエラク寝ていて、ワゴンとしての実用性よりもファッション性を重視している
傾向にある。、これらに比べるとパサートはワゴンとしての高い積載性と、ライバルに比べて安い価格設定から、実用重視のコンセプトである事が判る。 |
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2.0Tの内装は基本的には前回試乗したV6と同じで、高級感のあるレザーシートやダッシュボート全体を広く覆うウッドパネルなど、今や”大衆車”という車
(社)名が白々しく感じるほどの高級感がある。VWのシートの出来の良さは常々多くの人が指摘する点だが、先日動力性能に感心したレガシィなども、VWくらいのシートを付ければ文句はないのに
と思えば残念でならない。日本のシートメーカーも当然研究はしているのだろうが、何故か何時まで経っても追いつけないのは何とも歯がゆい物だ。 | ||||
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走り出して最初に感じるのはV6と比べてステアリングが軽いことだ。良く言えば軽快な操舵感と言うことになるが、言い換えればV6のズッシリとした安定感を想像すると完全に裏切られる。
V6は4WDで2.0TはFFという大きな違いがあるが、V6の場合は4WDと言っても常に前後に駆動力が配分されるのではないから通常はFFと変わらないのだが、それなのに
マルでフィーリングが異なる。
この辺は好みもあるが、V6がアウディクワトロにも似た無類の安定感があるのに比べれば、2.0Tの軽さはV6の印象が抜群だっただけに期待外れの感がある。
同じVWのFFであるゴルフGTIの場合は、2.0Tよりはドッシリとしていたが、これはパサート2.0TとはVWの考えるコンセプトが違うからなのだろうか。 |
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前回のパサートV6の試乗結果は全く予想を反して驚くべきコストパフォーマンスから、硬い乗り心地とステータスの無さを除けば、もう無条件で薦められる近来稀に見る掘り出し物だった。
そこで気を良くして試乗した今回の2.0Tはと言えば、勿論十分に良いクルマではあったが、ライバルに比べて飛びぬけて薦められるいう程ではなかった。
ヴァリアント2.0Tの事実上
418万円という価格は、C180ワゴンアヴァンギャルドの430万円、BMW320iツーリングの437万円とほぼ同等となる。エンジン出力から言えばC180の143psや320iの150psと比べて、200psのパサート2.0Tは、C230(203ps)や325i(218ps)に迫る
のだが、これらは何れもV6だから比較をするには無理がある。価格的にはC230ワゴンは535万円、325iツーリングは550万円だから、2.0Tをパワーの面だけで比較すれば百万円安いという事になるが、この比較はチョッと苦しい。パサートV6はBMW330iと比べても結構勝負になるほどの内容だ
ったが、2.0Tを325iと比べても値段
以外には勝ち目は無い。 |
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