B_Otaku のクルマ日記 特別編

ご注意:この記事は特別編です。毒舌やら嫌韓やらで満ち溢れています。
したがって、この方針に賛成の読者のみ閲覧可とします。


2015/4/10(Fri)
辛口批評

このサイトは辛口批評を売りとしている訳だが、最近は読者からのメールで以前ほどの鋭さが無くなったとの指摘をうけることが多くなっているが、まあ確かに以前の勢いは無くなったかもしれない。その理由を考えてみればネタを出し切ってしまった、ということもあることはあるが、最大の原因はといえば読者のお陰で結構メジャーな存在になれた事が逆に影響力の大きさから慎重になってしまうという事だと思っている。そんな事もありこのようなの日記特別編とか、試乗記も特別編を定期的に実施しているのだが、その試乗記特別編などは結構マトモな比較記事になってしまったりして、低価格車をボロクソに言うことを期待している読者には物足りないと思われるのも無理はない。

ところでこの辛口という奴は中々難しい物で、下手をすれば単なる悪口というか誹謗中傷になってしまうから、そこには深い知識とセンスも必要となるなど、そう簡単に良いネタが見つかるものでもない。この単なる悪口の見本はといえば、通販サイトでの購入者が商品の批評をするカスタマーレビューというのを見れば、殆どが好評価で☆4~5というところに1人だけ☆一つというのがある場合などだ。それで☆一つのレビュー内容を見ると、もうメチャクチャな批判を一方的にしていたりする。しかもこの手は、多くが文章力に乏しくて何が表現したいのか判らない、というのが多い。

それでもハードウェアの場合は実際に不具合などが無いと批判的な事を書くのは難しいが、ソフトウェア、それも芸術系の場合には個人の感性でどうにでも批評できるから、極端に不合理な批評もあったりする。たとえば音楽CDとかDVD などがそれで、数十人が良い評価をしているのに1人だけ最低評価がいて、しかもコメントはといえばトランペットが音を外しているとか知ったような事を書いていたりするが、下手な文章の端々で音楽的レベルは相当低いのがバレてしまったりする。

音楽ソフトといえば動画投稿サイトのコメント欄も似たような状況で、例えば日本人としては一流の女流ピアニストの動画に対して、何小節目が譜面と違うとか知ったような指摘をしている書き込みがあって、その投稿者のHNをクリックしたらば何と自分でも自らのピアノ演奏の動画を公開しているのに継って、それが今までピアノ未経験だったのがショパンか何なの1曲だけただひたすら練習して、ある程度弾けるようになったというものだが、これが低価格の家庭用の電子キーボードを使っていたりする。いや、別に家庭用が悪いとは言わないが、このタイプの鍵盤は単なる電気スイッチでタッチは軽く誰が弾いてもソレナリに良い音が出るようになっているから、ショパンだってただ音符通りの位置を押せば後はマイクロコンピューターがすべてやってくれるというものだ。

それに対してピアノというのは指で押した鍵盤がメカ的に先端のハンマーで弦を叩くのだから、鍵盤の押し方というか叩き方で音は大きく変わるし、それなりの修行を積まないと良い音は出ないし、まあある程度本格的な演奏が出来るようになるには10年単位の修行が必要という、悪く言えば過去の遺物的なものだ。それでもピアノはまだ良いほうで、管楽器や弦楽器ではマトモな音を出すまでに何年も掛かるとか、バイオリンのように楽器を顎で支えるだけでも何年とかとかいう職人芸が必要で、職人だから師匠について厳しい修行をするという、現代の常識では考えられない世界だったりする。

これはクルマで言えばプロドライバーが3ペダルのMTを一瞬でスパッとシフトする動画を見て、なんだあんな程度か、オレならもっと速いシフトが出来るぞ、とコメントした奴はAT限定免許で、たしかに電子制御ATのシフトは一流のプロドライバーよりも速いが‥‥まあ、そんな状況だと思えば良い。

というところで今度は話題を変えて福島第一原発に関する事だが、既にネットでは大いなる話題なっていて下のグラフもあちこちで見かけるが、要するに南相馬の測定ポストで4月6日の朝に54μSv/h という高線量が観測されたということだ。

今の東京近郊では普通は0.1μSv/h くらいだから、54μSv/hという値がいかに高いか解るだろう。
これは若しかすると関東圏でも線量が上がっているのではないかと思って、自宅のパソコンの前、すなわち今この日記を書いている場所で簡易線量計を使って測ってみたのが下の写真だ。

この値は偶にビョンと跳ね上がってこのくらいになるが、その後は下がっていって0.1μSv/h 程度になり、しかしそのうちまた0.3μSv/h 前後に急上昇するから、放射性セシウムの微粒子がふんわりと室内に漂っていて、それが偶々近付いた時に一時的に数字が跳ね上がるのだろう。

ということで、上の例はあくまで実際に起っている事実であり、その原因は何なのかなどは読者の判断に任せるが、まあチョイと考えただけでも結構ヤバそうだ。