煽り運転に端を発する東名夫婦死亡事故から１年以上が経過して、今では世間の煽り運転に対する目も厳しくなり、取り締まりも重点的に行われるようになったり、動画投稿サイトには多くの煽り運転の動画がアップされている。一つにはドライブレコーダーの普及により、突然の遭遇でも記録出来る事も大きいだろう。

それでこれらの投稿を見ていると、何故か煽っているクルマに軽自動車が多い事に気が付いた。下の画像はYoutube からのスクリーンショットの一部だが、煽っているのは何れも軽自動車であり、煽られているのも軽自動車や小型ファミリーカー等が多いような気もする。まあ、幾らなんでも軽自動車でスモークガラスのベンツを煽る奴は居ないだろうが‥‥。

それで、その手の動画の中でも強引に相手のクルマを止めさせて、車外に降りてきてクルマのドアを開けようとするがロックされていて開かず、頭に来て罵声を浴びさせているいう状況のモノも結構ある。その罵声も皆同じように妙にハイトーンのキンキン声で、言ってみればチンピラ丸出しなのも共通している。

更に煽っている軽の多くが黒い車体色で車高を落としているのも何故か共通している。更に右上の写真ではリアコンビネーションランプをクリアレンズにしているとか、今時こんな趣味の奴がいるのか、という出で立ちだが、都会のDQNが10年前に買った軽を下取りに出して、その中古車を買った地方のDQNがそのままで乗っている‥‥とか、まあ色々想像してしまう。

軽の他に煽り犯が多いのは何故かミニバンで、煽られるのもミニバンだったりするが、煽るDQNと煽られるファミリーユーザーの両方がミニバンというのも不思議なモノだが、それだけミニバンが大衆に浸透しているということだろうか？

ところでアップされている多くの動画は一応相手のナンバープレートをぼかしているが、勿論オリジナルにはシッカリと映っているだろう。しかもクルマから出てきてドアの横で騒いでいる姿もシッカリ映っているから、これまたぼかしの無いオリジナルならば顔もハッキリ判る訳で、ナンバープレートと顔と声が特定されているのだから、これを警察に告発すれば検察が起訴するのも簡単だと思うが。

その警察といえば、大阪の逃亡犯は何と未だに身柄を確保されていないで逃げ回っている、というのを知って唖然とした。何やってんだろうねぇ。大阪府警というのは元々世間の評判は良く無いが、それにしても酷過ぎる。ニュースでは県警本部長が会見して謝罪していたが、これすら異例なのに今度は警察庁長官までが記者会見で謝罪と言う、あの逃亡犯の警察に及ぼした影響は途轍もなく大きい事になり、その点では悪党の中でも超大物に出世した‥‥ 何て事は無いだろうが。