B_Otaku のクルマ日記


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2022/6/29 (Wed)  BMW 2-Series Coupe (2022)

BMW の仕来りからすれば2シリーズは1シリーズのクーペとなるのだが、前回取り上げたように2シリーズにはミニバンというかハイトワゴンのツアラーシリーズがある。そんな状況で、実は真っ当な2シリーズも FMC が実施された。

先ずは新旧のエクステリアを比較してみると

新型 (G42) のアウターサイズは全長 4,545 x 全幅 1,825 x 全高 1,405 ㎜ 、ホイールベース 2,740㎜ で、先代 (F22) の全長 4,470 x 全幅 1,775 x 全高 1,410 ㎜ 、ホイールベース 2,690㎜ よりも僅かに大きくなっている。

新型のグリルは他の最近の BMW 車とは違い、高さが低めの従来と変わらないものだ。

リアのコンビネーションランプやその付近のトランクリッド形状は一目で判る程度に変更されているし、バンパーも下半分はメカメカしい雰囲気となり、より RWD の走行性を重視したモデルらしさを強調している。

ダッシュボードやセンタークラスターは、当然ながら時代の違いを感じるし、今まで残っていた機械式メーター類が液晶化された。

エンジンは 2.0L 4気筒ターボ 184ps/5,000rpm 300N-m/1,350-4,000rpm の 220i 、そして 3.0L 6気筒ターボ 387ps/5,800rpm 500N-m/1,800-5,000rpm の M240i がラインナップされている。Mパフォーマンスとはいえこの小さいボディに6気筒を詰め込んだ伝統のモデルが最初からラインナップされているのが嬉しい。

価格は 220i クーペが 508 ~ 550万円、 M240i xDriveクーペが758万円となっている。

2シリーズクーペは、その小さなサイズと RWD により、伝統のMモデルに最も近い事から、M2こそが最も BMW らしいモデルである、という事に異論はないだろう。今回の新型も近いうに「本物の M2」が追加されるだろう。世の中が EV に向かっている今、オーソドックスな高性能内燃機関を備えたスポーツモデルというのは実に貴重だ。

なお、先代モデルについては‥‥
  ⇒ 
BMW M2 Coupe 試乗記 (2017/1)

そしてBMW 2-Series Active Tourer (2022)の詳細については‥‥
  ⇒ https://www.netcarshow.com/bmw/2022-2-series_coupe/

 




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