B_Otaku のクルマ日記


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2020/11/20 (Fri)  Toyota Yaris GR <3>

今回はボンネットフードを開けてエンジンの比較を行う。

ヤリス GR のエンジンはベースグレードの RS を除き RZ および同 "High performance" では高性能版の 1.6L 3気筒ターボ G16E-GTS 272ps/6,500rpm 370N-m/3,000-4,600prm を搭載している。なお、RS は 1.5L と全く同じ M15A-FKS 3気筒 1.5L 120ps/6,600rpm 145N-m/4,800-5,200rpm を搭載する。

両エンジンは一見して全く別物である事が判る。尤も、その違いの大きな原因として RS は立派なトップカバーが付いている事もある。

ストラットタワーを比較すると RZ は継ぎ目がガッチリと溶接され、しかもエクステリアと同等の立派な塗装まで施されている。まあ塗装は性能に関係無いが、溶接による補強は剛性アップには大きく貢献しているだろう。

ボンネットフードの裏側は、これまた RZ では防音と保温のためのインシュレーターが貼ってある。以前はこれはどの車も常識だったが、最近では低コスト車では省かれている例が多い。この面でも RZ は真面目に作られている事が判る。

RZ のルーフは三菱ケミカル製の炭素繊維複合材料「シートモールディングコンパウンド(SMC)」が使用されている。

今回の結果では、1.5L の標準モデルと比べてエンジンの違いは勿論の事、シャーシ―の作りが大分異なり、かなりの剛性アップを施しているのが判った。さらに軽量化の為に炭素繊維 (カーボンファイバー) のルーフを使用するなど、決して見かけだけではない本格派と言う事も認識出来た。

とは言え、200万円高という価格差を考えれば、まあ当然でもあるが‥‥。

つづく




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2020/11/17 (Tue)  Toyota C-HR GR Sport (2021)

トヨタのスポーツブランドである GR は順次に各車に展開中で、ヤリス GR のようにグレードによっては可なり本格的なモデルもある。

そして今回新たに GR が設定されたのが C-HR GR Sport だ。Sport なんていうサブネームをみれば、これは本格的なスポーツモデルでは無く、どちらかと言えば雰囲気重視の、レクサスで言えば F Sport みたいなものだろう。

エクステリアは大きな違いは無く、ヤリス GR RZ のようにボディを大幅にモディファイしたものとは全く異なる。そしてフロントはグリルもバンパーも標準モデルと変わらない。

ではリアはといえば、これも標準と変わるところは無く、まあ強いて言えば樹脂製バンパーが少し違うかな、という程度だ。

次にインテリアを見ると‥‥勿論標準と変わらない。

それでもシートは流石にスポーティーなものが付いている。これも F Sport と発想が同じだ。

まあ C-HR 自体が小型 SUV だから、本来スポーティーとは言いかねるカテゴリーのクルマだから、結局見掛けで勝負となるのは仕方ない。

ところで、C-HRについては下記の簡易試乗記がある。
 ⇒ 
TOYOTA C-HR Hybrid 簡易試乗記 (2017/7)
 ⇒ TOYOTA C-HR 1.2 G-T 簡易試乗記 (2016/12)

なお Toyota C-HR GR Sport の詳細は何時ものように下記にて。
  ⇒ https://www.netcarshow.com/toyota/2021-c-hr_gr_sport/

 


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