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2020/1/10 (Fri) 2019年米国小型車販売<2>
前回の続きとして2019年米国小型自動車販売結果から乗用車および小型トラックのトップ10 を纏めてみる。
乗用車について最大の特徴はついにテスラ3がベスト10入り、しかもいきなりの7位という結果だ。それ以外は日産同志で入れ替わったとかもあるが、他は変わらずだった。
小型トラックでは、例によってベスト3にはいかにもアメリカンなバカでかいフルサイズピックが占めているが、2位と3位が昨年とは逆転しているものの大した事ではない。4~6位はこれまた昨年同様に日本製の小型 SUV が占めている。
他の特徴としてトヨタ タコマが2つ順位を上げて8位に入って来た。また昨年の圏外からチェロキーが9位に入るなど、多少の入れ替えがあった。
テスラの躍進を見れば時代は明らかに電気自動車 (EV) に向かっているようだ。EV のメリットはやはりエンジンが不要で構造が簡単、しかも低速トルクが大きい事で、エンジンと共にメカの塊であるトランスミッションが不要という事も大いなるメリットがある。えっ、EV は環境に優しいからじゃあないの? って、いやまあ建前はそうだけど、製造や廃棄まで考えたトータルでは決してエコではないのは、ちょっと理科系が得意な人なら判ることだ。
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2020/1/8 (Wed) 2019年米国小型車販売
今年も新年高齢、もとい恒例、昨年(2019年)の米国小型自動車販売台数結果が発表された。
その結果としてはメーカー別の順位は一昨年(2018年)と全く同じ! もう各社定位置に収まったという感じだ。
そして増減については多少のマイナスであり、その中ではテスラが約35%増となっていた。また最も落ち込みの激しいのは日産で、まあ日本のゴタゴタは米国まで響いているのかもしれない。こりゃ今年の末にはヒュンダイに抜かれていた、何て事もありそうだ。
なお詳細は次回予定の乗用車ブランド別順位で解説する。
つづく
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2020/1/6 (Mon) ゴーン氏が使ったというビジネスジェットとは?
カルロス ゴーン氏が日本を脱出した際に使用したとされるビジネスジェット。関空からトルコに飛んだというがプライベートジェットってそんな長距離を途中給油無しで飛べるんだ?
という事で、調べてみた。まず今回使用されたとされているのはカナダのボンバルディア (Bombardier) 社のビジネスジェット、グローバル 6000 で、さてこのスペックはというと‥‥
全長 30.3mx全幅 28.7mx全高 7.8m、翼面積 98.4m2 で航続距離 11,112km 、巡航速度 0.85 (約1,050km/h) 。
ちなみに本田ジェットでは全長 12.99mx全幅 12.12mx全高 5.54mで航続距離 2,265km 、巡航速度 782km/h で、実はビジネスジェットといえばこの程度のサイズや航続距離を想像していたが、グローバル 6000 はビジネスジェットとしては大型であり、なる程これなら中東までわけなく飛んで行ける訳だった。
関空からトルコまでの距離は 8,430km だから、計算上の所要時間はわずか8時間程度で行けてしまう。
この関空経由のプライベートジェットという説は今のところ一番信頼性がある。だが、しかし、個人的にはどうしても横田出国説が捨てきれないでいる。すなわち現実的な関空プライベートジェット説だが実は単なるダミー‥‥とか。まあそれ程にスケールの大きい話であり、とてもでは無いが日本の小役人ごときの敵う相手ではなかったという事だ。