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2018/7/9 (Mon)
タイの救急車
日本のニュースでも大きく報道されている、タイの洞窟に閉じこめられたサッカー少年達の救出活動で、最初の4人が無事に救出されたという事でひとまず安心だが、洞窟には未だ9人が取り残されており今後の救出活動に気を揉むところだ。
さて、そのニュースで無事救出された少年を病院まで搬送するための救急車の画像がニュース映像で確認できるが、クルマを主としている当サイトとしてはその車種を特定してみる。
上の写真を見ると、フロントにトヨタのエンブレムが見える事と、そのスタイルから間違いなくハイエースの救急車だ。因みに日本国内で使用されているモノの写真を下に掲げておく。
上の写真は国内向けの現行モデルとしては前期型 (2006 - 2009) で、決して最新では無いがそんなに古くも無い。タイのモデルよりもルーフが高いが、これはハイメディック (高規格救急車) の為だろう。ハイメディックは車両右側の側壁に医療機器がギッシリと配置されていて救急救命士により、病院に到着する前に応急処置や患者の容態を把握して受け入れ病院に連絡出来るなど救命率向上に貢献している。実を言えば、自分自身も正に2か月程前の小脳出血時にこのハイメディックと救急救命士のお陰で、今こうしてこの記事を書けるまでに回復しているのだった。
日本でも救急車のシェアーとしてはハイエースがダントツの一位となっているが、タイでも同じ車両 (ただし左ハンドル)が使われているのは驚きだった。となると韓国の救急車は如何なのだろうか? ヒュンダイの救急車とかがあるのだろうか?
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2018/7/8(Sun) 2018上期 国産車登録台数
米国に引き続き今度は国産車の国内登録台数について、上半期の順位 (TOP50) を纏める。実は自販連でのデーター公開は昨年までは30位までだったが今年から上位50位までとなり、しかも過去に遡ってデーターが改定されるという大変革がもたらされた。
今回の話題の目玉は一般誌でも取り上げれているように、日産ノートが第1位に輝いた事で、日産がトップに立ったのは48年ぶりというから、これは大変な快挙だ。その理由を想像すると、これはもう間違い無く発電式の電気自動車ともいえる新方式のハイブリッド (e-POWER) の成果であろう。その証拠に同じく e-POWER が追加されたセレナも4位に躍進している。そして5位のフィットも9位からの大躍進だ。トヨタでは6位のヴォクシーがこれまた9位からの大躍進であり、ここ迄は全てがハイブリッドをラインナップしている事を考えると、既に自動車は電気モーターでの駆動が当たり前になりつつあるのを実感する。
日産、トヨタを追っているのがホンダであり、最近躍進著しいマツダでも最上位はデミオの20位であり、単にクルマ自体の内容だけが良くても売れないという自動車の販売の厳しさを見るようだ。
セダンの衰退が指摘されてから随分時間が経つがその傾向は更に進み、最上位でもクラウンの33位だが、クラウンはごく最近 FMC されたから下半期はもう少し取り戻すだろう。プレミオの5,809台というのは月平均では約970台であり、これではとても商売にはならない。クルマというのは大量生産を前提としており、その損益分岐点は月に3,000台と言われており、これすなわち半期では18,000台だから29位以下は赤字という事になる。まあ車種によっては海外向けが多いので実際の生産ラインでは月産 3,000台をクリアしているもの有るかもしれないが‥‥。
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2018/7/7 (Sat)
オウム7人の死刑執行
7月6日
7月5日
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2018/7/6(Fri) 2018上期 米国小型車販売台数<2>
米国小型自動車販売台数の2回目として、今回は乗用車および小型トラック (SUV含む) のトップ10 について纏める。
乗用車については例年の順位と大きく変わりは無いが、細かいところでは Honda Civic と Toyota Corolla が入れ換わったり、昨年9位の Hyundai Elantra が2つ順位を上げて7位となり、これに伴って Ford Fusion と Chevrolet Cruze が一つづつ順位を落としている。
乗用車の結果を見て直ぐに気が付くのは、前年に対して軒並に数字が減っていることだろう。要するに乗用車が売れていないと言う事だ。しかしメーカー別のデータを見ても米国の小型車販売数自体は寧ろ増えている。
ということは‥‥
小型トラックの販売台数は乗用車が減っている分だけ増加していた。要するに米国でのクルマ選びのトレンドは乗用車から SUV を含む小型トラックに移行しているのだった。
順位については乗用車と同様に大きな変化は無いが、Chevrolet Equinox が2つ順位を上げたり、昨年は圏外だった Jeep Wrangler が9位とり、Ford Explorer が2つ順位を落としたりと、米国メーカーのSUV では順位変動があった。
さて話題を変えて本日最大のニュースといえば、麻原彰晃を含むオウム真理教事件の死刑囚7人の刑が執行されたことだ。それにしても何故このタイミングなのか? 加計問題のスピン報道として最強の切り札で有る筈の麻原の処刑を、今この時点で使ってしまう程に追い詰められているのだろうか。
と、何事も直ぐに疑いたくなる程に、延命の為なら何でも有りの現政権だから、ついつい我々もそういう目で見てしまう。